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イマーシブメディアに携わる私が気になる技術「エリア制御イメージセンサー」

VR動画撮影者の苦悩

カメラを趣味で触る人、仕事で触る人、様々いますが「人間であること、それは不変の事実である」といえます。フルマニュアルのカメラに始まり、最新のオートフォーカス、オートのISO感度などなど最近のカメラはすごく進化してきましたよね。

写真は、瞬間を切り取とるようなニュアンスであり、色々な表現がみることできます。

動画は、少しつっこんで話すと、連続した写真をパラパラ漫画として再生し、動きを表現してますよね。照度、被写体の動きの速さなどなど、多くのことを考慮して、撮影することが多いです。

VR系の動画撮影者は、基本的に見ている人が「その場にいる」と思わせるようなカメラ設定を考えて「超広角」で撮影します。

見ている人が首を振ってぐるりと見渡すと、その世界に入ったように体験できる!そういう映像です。

「超広角」は、様々な条件のものが映るわけです。素早く動く人、明るいところ、暗いところ様々な事象に合わせ、設定を変えたところで、自分たちの「目」には敵わず、「苦悩」となりえるのです。

人の目にカメラが近づく!?「エリア制御イメージセンサー」

エリア制御イメージセンサー」をざっくり説明するとカメライメージセンサー内で、エリアを分けて、設定を変えてシーン内で適応させるもの。そんなところでしょう。

ある意味、夢見たいな技術ですよね。ここは飛んでいる。ここは黒潰れ、
ここはブレている。みたいな同一設定上のネガティブを消しに行くのですから。

ネガティブな要素が消えると?

ネガティブの要素がなくなるということは、人間の目、脳の処理に近づいて、見ているままを映像として残せることとなり、「誰かの目になる」
ということが可能かもしれませんね。

映像の視聴体験が向上する。ということを指します。

まとめと技術記事

これから先は、デバイス、システム、技術がより人間を模倣してくるような息吹を感じました。
現実と見分けがつかなくなるリアルな映像を体験できる日がすぐそこまで来てますね。

ps.
あなたが鮮明に残したいシーンや見たい視点はなんですか?





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