MIXNINEの『Love In The Ice』に勝てるサバイバル番組のステージはない
YG Entertainmentの前社長ヤン・ヒョンソク氏が企画したサバイバル番組JTBC『MIXNINE』のポジションバトルの男子ボーカルステージ『Love In The Ice』が最高すぎるって話。
JTBC『MIXNINE』
YG Entertainmentの前社長ヤン・ヒョンソク氏が企画したサバイバル番組JTBC『MIXNINE』は視聴率も振るわず、あまり知られてないサバイバル番組出身のひとつ。
でも、今活躍しているK-POPアイドルが多く出ていて、実力派も多かったので、ステージのクォリティはかなり高かったです。
知られていないのが本当にもったいない、と言うのが個人的な感想です。
辛辣すぎた
なぜそんなに視聴率が振るわなかったか、それは完全にヤン・ヒョンソク氏の独壇場で愛のない辛辣コメントが多かったことがひとつの原因だと思います。
ヤン・ヒョンソク氏の言葉に傷ついて涙した人がどれほどいたか…
練習生だけでなく、各事務所の代表たちですら見るに堪えないなんてこともありました。
男女一緒にやるのは新鮮だけど、結果は…
JTBC『MIXNINE』は男女でどちらがデビューするのかを競うという、珍しいサバイバル番組でした。
サバイバル番組といえば、男女一緒にやることはほぼありません。
同時期に放送していたKBS『THE UNIT』も男女同時に行ったものの、それぞれで順位を競い合っていました。
大体、女性の視聴者の方が多いこと、男子の方が平均して実力が高いことなどの理由で男子が有利なのは最初から分かっていたんですよね。
実際、男子の方が注目されていましたし、そのように進んでいきました。
最初からほぼ結果は分かっていた、という感じです。
それでもやっぱり面白かった
視聴率も伸び悩み、様々な意見が飛び交ったJTBC『MIXNINE』。
しかしデビュー経験者が多く出演していたこともあり、練習生が大半のサバイバル番組よりも実力がある人が多く、パフォーマンスを見る分にはかなり面白かったです。
ちなみに番組が始まる時点でデビューしていたグループは下記(今回は男子のステージを紹介するので、男子のみの紹介です)。
ONF
KNK
VROMANCE
A.C.E
SEVEN O'CLOCK
MYTEEN
ウ・テウン
ROMEO
番組が終わった後にデビューしたグループは下記グループがあります。
ONEUS
ATEEZ
TREASURE
CIX
1TEAM
D1CE
TREI
SPECTRUM
XRO
結構抜けがあると思いますが、大体は網羅してるかなと思います。
練習生は練習生でも、近々デビューすることが決まっていた人も多かった印象で、レベルはそれなりに高かったですね。
サバイバル番組史上最強!?『Love In The Ice』
さて、本題はここから。
JTBC『MIXNINE』で生まれた、サバイバル番組史上最強!?のステージが、『Love In The Ice』です。
何がすごいかというと、まずはとんでもないメンツが揃っていたということ。
■『Love In The Ice』のメンバー
VROMANCE ヒョンギュ/チャンドン
ONF E-TION
KNK インソン/ヒジュン
A.C.E ドンフン
ONEUS ソホ
D1CE ヒョンス
以上8人でした。
このときデビューしていなかったのはONEUSのソホとD1CEのヒョンスのみで、この2人はのちにグループのメインボーカルとしてデビューしています。
しかもVROMANCEヒョンギュ、KNK インソン、A.C.Eドンフンはグループのメインボーカル。
ONFのE-TIONはリードボーカルです。
そしてKNKのヒジュンはラッパーですが、ボーカルも難なくこなすスキルがあり、VROMANCEのチャンドンはボーカルグループのサブボーカルでありながらも、ミュージカルにも出演するほどの歌唱力があります。
こんな8人が揃ったら、いいステージにならないわけがない。
ボーカルアベンジャーズチームと呼ばれていましたが、その名の通りの実力を発揮してくれました。
■『Love In The Ice』ステージ動画
聞いていただけたら分かると思うのですが、
まず表現力と声量と安定感がハンパない。
そんなん反則じゃない!?って思ってしまうほどにすごいんです(語彙力崩壊)。
-------------ここから思ったことを書き殴るので、興味ない方は飛ばしちゃってくださいw-------------
まず、ボーカルトレーナーのハ・ドンギュン(歌手)から「歌は1番上手い」と言われているVROMANCEのヒョンギュから始まり、しっかりと雰囲気を掴みます(ヒョンギュといえば、あの人気ドラマ『太陽の末裔』のOSTに参加したほどの歌唱力の持ち主です)。
そのあとはKNKのヒジュンの落ち着いたトーンの声とONF E-TIONの個性派で高めのトーンの声で攻めて、VROMANCE ヒョンギュとA.C.E ドンフンの歌唱力で畳みかけてきたと思ったら、ONEUS ソホの澄んだ伸びやかな声が降ってくるw
かと思えばD1CE ヒョンスの超ハスキーボイスでさらに聞く側の興味を引いてきます。
完璧すぎるハモリで盛り上げてきたと思ったら、VROMANCE チャンドンの柔らかで落ち着いたトーンで一息。
VROMANCEの2人のハモリはやっぱり、磨かれたものがあって何度でも聞きたくなるクォリティで大満足。
そして後半になってやっとKNKのメインボーカル、インソンが登場。
意味わからん声量でどかーんと盛り上げてきて、VROMANCE チャンドンとKNK ヒジュンのロートーンコンビのハモリでまた会場の熱気を上げてきます。
ここまで聞いてても1ミリも飽きさせない構成になっていて、次はどんな感じでくるの!?!?とワクワクさせられるんですよね。
これ、自分たちで全部パート割をしたはずで、采配が最高すぎてむしろ恐ろしさを感じましたw
しかも、「全部のパート練習しとけば、当日喉の調子とか悪かった時にパート変えられるよね」とかいう前代未聞な発言をしていたんですよ、リーダーのヒョンギュが。
そんなチーム、これまでにありました?(ありませんwww)
余裕感が違いましたね。
さて、ここまで語りすぎなくらい語ったんですが、これ、まだ終わってないですwww
ここからが後半戦。
感情を全面に出したA.C.E ドンフンのサビパートに、アドリブをかましてくるONEUS ソホ。
この時まだ練習生だったとは思えないくらい、安定感のある歌声に感嘆しました。
そしてKNK インソンのサビパートに突入。
その後ろでVROMANCE ヒョンギュとA.C.E ドンフンがハモリで被せてくるんですが、それに全く負けないインソンの声量はどうなってんだwwwと度肝を抜かれました。
このデビュー経験者かつメインボーカルの3人の後に、この時まだ練習生のD1CEヒョンスのパートが待っています。
そんなメンツの後によく負けずに歌えたなと感動。
あのハスキーボイスがあるからこそ、引けを取らない。
本当にいい塩梅でバランスが取れていました。
この後からは全員の超完璧ハモリで最後まで歌い倒して、曲が終了。
何時間でも余韻に浸れるわ、ってくらいの空気感が会場全体を包んでいたように思います。
いつ聞いても「すごいな」と思わせてくる『Love In The Ice』、最強すぎますよね……?
原曲が有名だと比べられがちですが、このステージはまた原曲とは別物として、素直に楽しめるんじゃないかと思っています。
いいステージを作ってくれたメンバーたちに、今更ながら感謝の気持ちを伝えたいです。
リアルタイムで見てたときも今も色褪せず素敵なステージなので、ぜひ皆さんもたくさん聞いてくださいね!
おわりに
どうしても語りたかった『Love In The Ice』。
※原曲は5人時代の東方神起
多分一日中かけてても飽きないと思います()
永遠に語り継ぎたい、そんなステージでした。
そして、サバイバル番組が始まるたび、『Love In The Ice』を超えるステージを期待してしまうのを辞めたいです。
(Mnet『PRODUCE101 season2』の『Sorry Sorry』、『소나기』、『Shape of You』、『너였다면』、KBS『THE UNIT』の『That's what I like』、『YG宝石箱』の『Yammy Gang』と『Last Dance』などもベストステージだと思っています👏)
皆さんが思うサバイバル番組史上最強のステージがあれば、ぜひ教えてください!
ではまた次の記事で!
<おまけ>
※推しと推しが仲が良さそうで嬉しい
VROMANCEのチャンドンとATEEZのメインボーカルのジョンホの貴重な2ショット ( ˘ω˘ )
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