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【日プ2】木村柾哉くんの『Let Me Fly』を見て泣いた話をしよう

韓国から始まった超人気サバイバル番組(オーディション番組)『PRODUCE101』シリーズ
今や中国、そして日本へも進出して各国民の注目を集めています。

韓国で企画・放送されたシリーズからはI.O.I、Wanna One、IZ*ONE、X1(残念ながら投票操作問題で早期に解散)がデビュー。
どのグループも絶大な人気を誇り、活動を終了してもなお愛される国民的グループとなりました。

日本でも2019年に『PRODUCE101 JAPAN』が放送され、2020年にはJO1がデビュー。
今や様々なメディアで引っ張りだこの人気グループとして活躍しています。

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そしてJO1の人気や番組の話題性の高さもあり、2021年に入り『PRODUCE101 JAPAN season2』の放送が決定。
2021年5月現在、絶賛放送中というところ。

サバイバル番組好きとして、見ないわけにはいかない!
しかし今回本職が忙しく、時間をとってゆっくりと見ることができず…
ポイントだけでも押さえたい気持ちで、なんとか時間を作ってチェックしています。

さて、ここからが本題です。

『PRODUCE101』シリーズに限らず、サバイバル番組には“シグナルソング”というものが存在します。

Mnet『PRODUCE101』では『Pick Me』、KBS『THE UNIT』では『My Turn』、JTBC『MIXNINE』では『JUST DANCE』、Mnet『I-LAND』では『Into The I-LAND』といったふうに…。

大体、シグナルソングが公開されるとソワソワして、ついに始まる!とワクワクするのが常ですが…
なんと今回の『PRODUCE101 JAPAN season2』のシグナルソング『Let Me Fly〜その未来へ〜』を見て初めて、涙が出てしまいました。

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今回は『PRODUCE101 JAPAN season2』のシグナルソング『Let Me Fly〜その未来へ〜』のセンターを務める、木村柾哉くんの素晴らしすぎるパフォーマンスについて思ったことを綴りたいと思います。

◼︎ ︎『Let Me Fly〜その未来へ〜』

夢見る少年たちの物語が始まることを知らせてくれる、ワクワク感やキラキラした感じの明い曲調のこの曲に、一目惚れならぬ一聞き惚れしました。

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このMVをはじめて見た時、推しよりも先に目に飛び込んできたのが“センターの子”でした。
動きの丁寧さ、目線の配り方、ここ!というときに見せる顔…
ダンサー上がりだということはすぐに分かりました。
(自己PR動画などはほとんど見ないでMVを見たので、ほとんどの人が初見という状態でした)

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それよりも何よりも、ここにいる誰よりも心から楽しんでいるということや、内から湧き出てくる明るいエネルギー・パワーを感じることができました。

これが、木村柾哉くんに惹かれた瞬間。
(元々はジャニーズ時代から見ていた田島将吾くんを見るために、日プ2を見始めた)

溢れそうなアツイ気持ちが今 Yeah
目覚めていく Wake me ,Wake me Wake me up
今 羽よ翼に変われ Yeah
さあ 世界へ Take me,Take me,Take me up

一番最初のサビにこんなフレーズがあります。
木村柾哉くんがセンターで映るパートでもあり、自然と目がいくのは当たり前かもしれません。

でも「JO1に次ぐ国民的なグループになる」という強い想いが自分の中で目覚めはじめ、飛び立っていく準備ができたという歌詞をどれだけの人が表現できていたでしょうか。
この歌詞に相応しい顔とエネルギー溢れたパフォーマンスができていた人は何人いるでしょうか。 

余裕がない練習生も含め、ダンスを上手く踊ること、振り付けをきちんとこなすことに注力していた人は結構多かったように思います。

でも、私たち国民プロデューサーは練習生たちの成長していく姿を番組を通して見守り、最終的にアイドルの第一線で活躍してくれることを願って投票をするわけです(一部練習生だった子もいますが)。

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だからかこんな楽しそうな表情と決意あふれる姿を見ると、感動してしまって…
この数分の映像の中で何度も、感極まってしまいました。
「この子は心の底から頂点を目指してるんだな」「強い気持ちでこのステージに臨んだんだな」と胸に響くものがあったんです。

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Time's up
まだ見ぬ景色に
T-Time's up たどり着けるよと
これは君からのMessage
駆け上がり 一気に飛び立つよ

たとえば、ここ。
「Message」という歌詞の振り付け手紙を開いて読むような振り付けになっています。
ここでしっかりと手紙を開き、嬉しそうな表情をしている練習生はそんなに多くなかった気がします。

歌詞と振付を理解して自分の中に落とし込むことができる人にしか、ここまでの表現をすることはできません。
そして、相当な練習量がなければなかなかできないことだとも思います。
努力だけでは賄えない“才能”や“センス”も問われる部分なので、正直なところ難しい部分ではあります。
しかし、木村柾哉くんはそれを持っている。
それだけでアドバンテージになるんですよね。

こういう細かい部分をしっかりと拾いパフォーマンスできる人は、デビューした時に“カリスマ性がある”と言われます。

K-POPアイドルでいえば防弾少年団(BTS)のテテ(V)やEXOのカイなどがそうです。

最初からここまでの表現をできる木村柾哉くんなので、テテやカイのように“カリスマ性のあるアイドル”になれると心から思っています。

◼︎木村柾哉くんの個人カメラ

『PRODUCE101』シリーズは、各ステージごとに一人ひとりをフォーカスして撮す“個人カメラ”というものがあります。

木村柾哉くんの場合はセンターなので、全体カメラでもたくさん映ります。
しかし、見たい部分では映ってない…ということも多いですよね。
そういう時に個人カメラだと全て映っているので、見たかった部分をもれなく見ることができるんです。

もちろん、この木村柾哉くんの個人カメラも何周もして見たんですが…
MVの少ない映り込み回数だけで涙したのに、個人カメラなんて見たらもう…。

地下鉄の中で見ていたのでなんとか堪えましたが、ぶわっと涙の膜が…
それほどの破壊力があったんです。

ちなみに木村柾哉くんの『Let Me Fly〜その未来へ〜』の個人カメラ再生回数はなんと、2021年5月11日時点で104万回越え
第1回順位発表式で彼に次ぐ2位だった、田島将吾くんでも43万回再生です。

推しじゃなくても見たくなるような、魅力的なステージだったということがこの数字から見て取れます。

アイドルになりたくて頑張っている練習生は山のようにいて、少ないデビューという切符を掴むために信じられないほどの努力をしています。
それでも、報われない人がたくさんいる世界。
だからこそ、こういったサバイバル番組で見せる必死な姿を見ると、胸にグッとくるものがあるんですよね…。

サバイバル番組好きや練習生を応援している方ならきっと誰もが共感してくれるはず。
絶対にこの子を「デビューさせてあげたい」

◼︎木村柾哉という人物

木村柾哉くんがセンターに選ばれた時に話題になった理由と、K-POP雑食ペンのNeonから見た木村柾哉くんの魅力についてもぜひ、ご紹させてください。

▶︎川尻蓮との関係性

木村柾哉くんが『PRODUCE101 JAPAN season2』のセンターになったことは、かなり話題になりました。

それはなぜかというと…『PRODUCE101 JAPAN』で最終順位2位となりデビューした、JO1の絶対的支柱川尻蓮くんと木村柾哉くんが同じダンスチームに所属し、活動していたからです(もちろん木村柾哉くん自身の魅力があったことも理由のひとつです)。

同じバックグラウンドを持つ人が、韓国の『PRODUCE101』シリーズでセンターを務めたことはありません。
だからこそ、これは本当に奇跡的な状況といえます。

この運命的な状況に、サバイバル番組好きの私がときめかないわけがない。

▶︎アイドルとしての可能性

木村柾哉くんといえば、今のところ1位か2位にしかなったことのない、『PRODUCE101 JAPAN season2』のエース的存在。

ちなみに“シグナルソングでセンターを務めた人”は、1度たりともデビューを逃していません。

◼︎歴代センター
①Mnet『PRODUCE101』
→チェ・ユジョン(現:WekiMiki)
②Mnet『PRODUCE101 season2』
→イ・デフィ(現:AB6IX)
③Mnet『PRODUCE48』
→宮脇咲良(元:AKB48)
④Mnet『PRODUCE X 101』
→ソン・ドンピョ(現:MIRAE)
⑤『PRODUCE101 JAPAN』
→川尻蓮(現:JO1)

デビューしている人はいないので、国民プロデューサーも安心していてはいけません。

もしかしたら、まさかの事態が起きてしまうかもしれないからです。

しかし、そんな不安点すらも吹き飛ばしてしまいそうなほど、輝いているのが木村柾哉くんなんですよね。

過去記事で書いたのですが、“サバイバル番組に強い人”というのが存在します。
過酷なスケジュールや条件の中で、自分のキャラクター、そして実力をアピールしなければいけないサバイバル番組で勝ち抜くためには、その本人の持つ素質がある程度必要になってきます。

▼サバイバル番組に強い人って…?

そんな“サバイバル番組に強い人”の特徴を複数持っている木村柾哉くんは、最強なんじゃないか?と思っています。

①芯が強い人
②人付き合いが上手い人
③チャンスを物にできる人

この番組にかける思いが人一倍強く、国民プロデューサーからもらった1位という順位を自分の魅力と実力をフルに生かして守り抜こうとする姿勢・チャンスは逃さずに獲得していく強いマインド・人を自然と惹きつける人間性。

この辺りを誰よりも持っているように思います。

01.アイドルに必要なものを持っている

『PRODUCE101 JAPAN』シリーズは韓国の『PRODUCE101』シリーズとは反対に、芸能事務所に所属している人は参加できないシステムとなっています。

また、日本は韓国のように“練習生”というシステムは基本的にありません(個人でスクールや養成所に通っているということはあります)。
そのため、ボーカルorラップ・ダンスのトータル的なスキルを持っている人は圧倒的に少ないです。

『PRODUCE101 JAPAN』シリーズに出演する人の傾向として、ダンサー出身の人が多い印象。
そして、ダンサー出身の人のダンススタイルは、アイドルというよりも「ダンサーだなー!」と一目見て分かるような踊り方をしていて、なかなかそれが抜けないという人もいます。
簡単に言ってしまうと“ゴリゴリに踊るタイプ”が多く、さわやかでキラキラとした印象のアイドルと比べると少し尖っている感じです(性格とかではなく、ビジュアルやファッションスタイル、ダンススタイルが)。

木村柾哉くんも元SEVENTEENのバックダンサーだったりと、ダンサー出身の人なわけですが…
本人の持つ柔らかい雰囲気がダンサー独特の強めの雰囲気を掻き消していて、アイドルオタクが求める清潔感も感じられるので、それはもう…人気出ますよねという話。

02.心から楽しんでいる

私がもっとも感心したのは、『Let Me Fly〜その未来へ〜』の練習シーンでの姿と言葉です。

サバイバル番組では必ず、メンターやトレーナーからレッスンを受け、評価をもらう過程が放送されます。

そこでのとある一コマでまた、視界が歪みました。

レベル評価の再評価前、ダンストレーナーのKENZOさん(DA PUMP)の前で1人ひとり踊る機会がありました。
他のクラスの練習生にも教えてあげるくらい、振り付けを完璧に覚えているはずの木村柾哉くんが、緊張のためか振り付けを間違えてしまったようです。

しかし、KENZOさんも木村柾哉くん本人も笑顔でした。

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ダンスをし終えた時彼が発したのは「振りは間違えちゃったけど、楽しかったです!」でした。

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最終的な評価の時ではないとはいえ、振り付けを間違えてしまったのにもかかわらず、こんな言葉が出てきますか…?

普通なら出てこないと思います。

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KENZOさんも彼の言葉に対し「音楽が見えたね」「それで良いんだよ」と返していましたが、本当にその通りだと思います。

アイドルだって完璧に準備しても、ミスをしてしまうことはあります。
急に頭が真っ白になって振りが飛んでしまうことだってあります。

でも、それをカバーして頑張っているのが伝わってきたり、真剣に取り組む姿勢を見ていたファンならがっかりはしないし、応援したくなるものです。

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今回でいえば、ミスしても慌てたり下を向いたりせず、最後まで笑顔でハツラツとした姿で踊りきったこと、全力投球したことがハッキリと見て取れたので、見ている人が応援したいと思えたのではないでしょうか。

心から楽しんでパフォーマンスをしている姿はやっぱり、魅力的なものです。

03.謙虚であること

木村柾哉くんが発する言葉は、彼の元々の性格からくるものなのか、とても謙虚で前向きなものが多いです。

「1位ということは関係なく、僕は成長していきたい」「この人がAクラスになる資格あるなって思ってもらえるように全力でやりたい」。

1位に絶対になる!何がなんでもなる!自分が一番かっこいい!努力してきた!という気持ちを持つことや発言することももちろん大事です。
しかし、ファンがつく職業“アイドル”を目指す人として、“こう思ってもらえるように頑張る”という気持ちで努力し続けるのはとても大切なこと。

周りから愛されるための魅力があることは、発する言葉の節々から感じることができ、好感しかありません。

03.表情づくりの上手さ

先日、アイドルに必要な要素としてボーカル・ラップ・ダンススキル以外にも“表情づくり”が大切だという記事を書きました。

▼“表情づくり”がアイドルにとって重要な理由

ステージに上がった時、その曲の持つコンセプトや世界観をどれだけ見ている人に伝えられるかがとても大切だと思います。

自身の持つボーカルスキルやラップスキル、ダンススキルを見せつけるだけでは(言い方は少し悪いですが)、それは自己満足。

人に何かを伝えるためのひとつの手段として、“表情づくり”は絶対的に必要だと思います。

例えば楽しい曲・テンションが上がるようなアップテンポの曲で ①真顔でダンスを踊っている人②楽しそうな表情で踊っている人 だったら、どちらに惹かれますか?
①に惹かれる人はなかなか少ないと思います。

“表情づくり”が上手いと、見ている人が自然とその音楽やステージのコンセプトに引き込まれていきます。
反対に言えば、“表情づくり”をしっかりとすることで、パフォーマンスする側が伝えたいことを観客にしっかりと伝えられるということです。

まだアイドルになっていない、デビュー経験もない木村柾哉くんですが、すでにその才能を持っており、彼の最大の武器になっています。

◼︎おわりに(6月26日追記)

『PRODUCE101 JAPAN season2』で1位となり、人気を集める木村柾哉くんの『Let Me Fly〜その未来へ〜』のパフォーマンスが素晴らしくて涙してしまった話をするつもりが、魅力等についても語りすぎました。

次回放送から“ポジションバトル”になります。
恐らくダンスポジションの曲を選択すると思いますが、どんなパフォーマンスをしてくれるのか…

今からとっても楽しみです!

〜〜〜〜2021年6月26日追記〜〜〜〜〜

2021年6月13日に放送された『PRODUCE101 JAPAN SEASON2』最終回。
ついにデビューグループINIが誕生👏

木村柾哉くんは1位でデビューが決定しました🎉

▼INIのプロフィール
※K-POP情報サイト『SNAPSHOT』に飛びます

本当に本当に、おめでとうございます。

INIメンバーと一緒に活躍する木村柾哉くんの姿を、早く見たいですよね。
デビューが待ち遠しいです。

〜〜〜〜2021年11月16日追記〜〜〜〜

INI、2021年11月3日についにデビュー🎉

2曲の中から投票を経て、デビュー曲は『Rocketeer』に決定しました!!
パワフルなダンスが生きる楽曲で、今後音楽番組に出演するときもパフォーマンスに期待です✨

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