Cadreメモ:パンドラ

100年前の幻魔大戦の発端となった施設。
世界1つ分くらいの巨大なシェルターで、禁忌の力や災いを封印している。

開放した者に不変の生命と強大な力を授けるが、同時に全世界に過去最悪の災禍をもたらすと言われている。

その規模故に特定のゲートでしか入れず、自由に行き来できるのは特定の人物だけである。

ゲートは侵入しようにも不可視の魔法を何重にもかけられているため、余程の手馴れでないとそもそも見つけることすらも困難。

厳重な隠し箱

本当は三千界連合が築いた大規模な研究施設。
今は連合は使っていない。

人為的な災害を起こしたりと、表沙汰に出来ない実験を主に行っていて、
穢れや食、災害を有効活用する為の研究もなされていた。

パンドラ自体、とある災害の特性を利用して時空が酷く歪んでいる。
時間の流れが外と比べて何十年以上も遅れている様子。

閉鎖的な楽園

その中だけで安定して永年生活できるような設計になっていて、自己修繕もする為、今なお設備は稼働している。

職員や実験体のための居住エリアもある。
研究の為に自然環境を再現したエリアもあり、種の保存のための大規模なビオトープもある。
基本的にそこで食糧を作っている。大体機械がやってる。

リアとアクラがその中で20年以上かけて何かしらの人体実験や訓練を施されていた。
2人にとっては忌々しい場所ではあるが、同時に故郷でもある。