ヴィルセル(モンスター)

S級感染系シャドウ。
アールスが生み出した最凶クラスのシャドウである。

感染系という分類はこいつだけで、
半シャドウ化の原因となる全分類が混ざった感じである。
ドロップのようにタールのような穢れの粘体で構成されている。
パーツがいまいち安定せず、ごちゃごちゃしているが、
これは情報から乱雑に組み立てたものらしい。
アールスのコントロールがなくても同一化の本能で動く。

あと不死身。

欠片であっても接触すると確実に粘体が肉体に付着して寄生。
細胞のように変化して内側から宿主の体を侵食し、
能力を限界を超えて強化させる。
勿論限界を超えた汚染もして、確実に精神が歪むし、
侵食の最終段階に至ると精神も乗っ取られる。

黒く染まった部分は痛覚が無く、触れると感染する。

リアンを変貌させた最大の原因。
あちらの世界線のエルバートだけは殆どが機械だったせいか
感染はしなかったが、不変の者には感染の影響があったらしい。

リアンは固有能力によって乗っ取られずに済んだ。
あと流石に世界線が異なると
コントロールや感染能力は失われる様子。
変貌した細胞は一生治らない。

感染すると宿主の情報を母体に送り、
母体は情報を基にレプリカまで作るという。
あと捕食で直接情報を取り込むこともする。

侵食の段階

接触した部分が急速に黒く染まる

体内に入り込み、苦しみだす
(この時点で能力が強化、情報搾取が始まる)

心が歪み、体全体の軽い痛覚が消える

接触部分以外も黒く染まり始め、心が乗っ取られる