Cadre小世界メモ:インテンス

心層都市とも呼ばれている。

地表の上層、地下の中層、コアの下層に分かれ、下層部を中心とした管理社会。
似たような環境であるカルケルとは親善都市だった。

住民はバイオロイドという分類の人造人間で、機械による培養で生まれる。
ほとんど人間と変わらない外見だが、右手首に識別番号が刻まれている。

住民の思考は基本的に機械じみていて、思考の方向性が層ごとに異なる。
時々人間と見間違えるほどの個体も生まれる。

生活そのものは共通してポータルのエリアBと似ている。

上層の住民は感情的であまり自分で考えない。
仕事は主に生産と製造。

中層の住民は感情と理性のバランスが整っている。
人間もよくいる。
仕事は主に営業。上層の製品を売りだしたりする。
ゲートは殆ど中層にある。

下層の住民は理性的で天界の天使並みに冷淡。
人間も少し混ざってはいる。
仕事は主に全層の管理。

名産品はバイオ衣料、加工食品等。

バイオ衣料は身体に合わせてサイズが変わったり、
傷も自動的に修復される衣料品。
物によっては硬質化、吸収して攻撃を防ぐ鎧にもなる。
そういった性能もあるものは結構お高い。
チームIFの標準服の1つで、完全なオーダーメイド品。
わざと私服にしか見えないデザインにしてある。

加工食品は無骨な見た目だが、安全で美味しく栄養がしっかり取れる優れ物。
イサークが携帯しているチューイングランチは、ここで作られたものである。

住民はあまり食事にこだわりがなく、安全に栄養が取れればいいという考えから
主食はショートブレッドやカップライス。
あとはサイコロ状のパテ、ベジペレット、サプリメント類などの
飾り気もなんも無いディストピア飯的な見た目をしている。

たまにスイーツ系のゼリーがついてくる。

安全に徹底しているせいか、この世界出身の住民は、生モノ食品で食あたりを起こしやすい。