ペレー・ルース(うちの子)

profile

固有能力:「溶け込む闇」
(いかなる環境でも短期間で適応、状態異常を起こさない)

人と精霊とのハーフの一つである「シャーノ」の男性。
チームIFのオペレーター兼パイロットを務める。

闇精霊という珍しい血筋の持ち主。
年齢は約150歳で未成年。
髪は薄い藤色で、目は赤色。
黒系のマスクは飲食以外ではずっと着けている。

出身はプラトー。
降霊術や占い、まじない等を行う呪術師一族の出自。

一人称は「ボク」
熱く人情深い性格だが、訳あって倦怠気味でニヒルな奴。

趣味はタロット占いやアマチュア無線。

最近はモズ(鳥)のような使い魔を召喚し、感覚共有することで擬似外出を堪能している時もある。
因みに名前は「ギフティ」、猛毒持ちである。

服装は極力肌を露出しないものにしており、ジャージやトレーナー、自前のフライトスーツ(画像の服)をいつも着ている。
夏であろうと手袋やマスクは欠かせないという徹底ぶり。

好物は野菜たっぷりのドネルケバブ。
基本的にコントロールルームに付きっきりなため、殆ど栄養ドリンクや簡易栄養食で済ませてる。

しかし何故か硬いものがあまり食べられない。
別に顎が弱い訳では無く、人一倍細かく噛まないと上手く飲み込めないらしい。

ついでに味覚が敏感で刺激物に弱い。
通常の味付けくらいなら多少は我慢するので平気だが、極端な味付けだと悶絶したり、卒倒する。

ガサツそうで几帳面。そしてまあまあな綺麗好き。
当番じゃなくとも、暇さえあれば拠点の掃除や整理整頓をマメにやっている。
でも浄化に弱いので、あまり洗剤などは多用しないタイプ。


IFに着任する前は飛空部隊「シトリン」の所属のエース。
自機は「コルニクス」という名の黒い夜戦用だったらしい。
元々チームIFに憧れており、入隊試験に余裕で合格している。


あまり表に出さないが全性愛者。
(性別など一切関係なく、個人として愛するタイプ)
酒で酔っ払うとその面が出やすい。
陰からこっそり見つめる位の控えめなタイプ。

好みのタイプは本人曰く「刹那的な人」
ラルスの事が本気で好きで、入る前から本人にその事は伝えてある。
彼自身は「好きという気持ちに男女とか関係ないだろ」と許容はしている。(というか気にしない)

戦闘能力

チームでは珍しくこれといった武器を持たず、肉体技や結晶魔法で生成した武器を使う。
華奢に見えるが意外と筋肉質で腕っぷしが強い。

魔導士としてはA級。
穢れの一種である邪気魔法の使い手。
邪気は毒や不運、厄病などを司る呪いの力。

弱体化や状態異常を引き起こすデバッファーとしての面も強い。
呪い系は魔法として扱いはするが、呪符を生成して貼り付けたりする方が強力で確実だという。

魔法の恩恵としてはシャドウに肉体技が通じ、下級のシャドウなら手懐ける事ができる。
あと対話もできるらしい。

兄から学んだ結晶魔法も使える。
対象をクリスタルに閉じ込めたり、指定範囲をドーム状に覆ったり、出入り口を封鎖することに使う。
武器生成にはほとんど使わない。
しかし武器を作ると厄介な状態異常を与えるという、非常に凶悪な性能になる。

しかし魔法は安定して制御できないのが玉に瑕。
約100年前の幻魔大戦により邪気魔法の力が肥大化して自分にも影響が及んでいる。
これだけは固有能力では対処できないらしい。

邪気の弊害

ペレーの体は肥大化した邪気魔法の影響で、病弱でやや運が悪い。

少し肺を弱らせて疲れやすくなっている上に、髪の毛や肌、あらゆる分泌物など、体そのものが猛毒化している。
なので本人なりに対策して、日常生活に支障が出にくいレベルに軽減している。

マスクをしているのは息に毒が混ざっているためで、普通の呼吸で気分を害する程度。
直接息を吹きかけるだけでも重体にしかねない。


個性的な兄弟

左からユーリ、リト、モート、サム

約100年前の幻魔大戦で家族を亡くし、兄弟しかいない。
とはいえ全員はそこそこの年齢なので、それぞれ独立して生活している。

5兄弟で、ペレーはその内の4男。
それぞれ専門の魔法を有し、得意な術も異なる。

長男のユーリは魔法の結晶を発生させる結晶魔法(刻印)
次男のリトは死霊を操り、対話できる死霊魔法(降霊術)
三男のモートは幻影を作る他、夢を行き来する夢幻魔法(精神療法)
末っ子のサムは神霊との交信を主とした交霊魔法(祈祷)

ペレーは専ら黒呪術の類であり、結晶魔法は長男から教わったものである。

大戦の悪影響で障害を患っており、
ユーリは無表情、リトは恒久的な子供化、モートは居眠り病、サムはカタプレキシー(感情が昂ると脱力する)となっている。