シェリー・ブルーニ(うちの子)


Profile

固有能力:「ディテクター」
(物事の真相や問題点を見抜くことが出来る)
苦悶能力:「黒医者の心得」
(一般的に習得可能な回復魔法を自動習得+回復魔法は詠唱不要+魔法コスト8割軽減。ただし、回復魔法を使うと必ずペナルティが発生する)

体力系→体が麻痺する
精神系→毒付与
状態異常系→数分間寝る(睡眠回復の場合は幻覚を付与)
体力+状態異常→数分間デバフ付与(攻撃力低下)

チームノーンのメンバーである女性。
元普通の人間で、ループス所属の元傭兵。

ハーネスと同様の理由から外見は30代辺りで固定されているが、実際は50歳以上。
彼よりちょっと年上。

顔は少し整っているが、ツンとした仏頂面。
でも心からの笑顔はとても穏やか。

クリーミーブロンドのポニーテールに黒く濁った蒼眼が特徴。
変異以前から目の光が無い。
女性としては全体的にややゴツめ。
バストはAくらいでかなり控えめ。胸筋で補ってるようなものらしい。

アスファレスの生まれで、育ちはポータルのエリアB。

一人称は「私(あたし)」
アクティブで運動好き。よく運動場を利用している。
汚染によって性格が歪み、冷淡でツンツンしているが、
本来は優しく、面倒見の良いお姉さん的なキャラ。
困ってる人を放っておけない性分。
能力の作用もあるが、どこか達観している。

趣味はジョギングとボードゲーム。

料理は少し苦手。簡単なものならまあ作れる。
大体レシピ本に頼ってる。

傭兵兼看護師として

ループスでは医官の1人として、強化施術に少し携わっていた。

いつも着ている制服には簡易医療キットが常備されている。
薬は痛み止めが多い。軽度の傷ならすぐ治る回復スプレーも常備。

診療看護師になりたての時に、半分拉致される形で所属したらしい。
所属後に医師免許も仕方なく取得している。
(診療看護師では医行為に制限があるため。)

目の光が無いのは傭兵時代に受けた改造施術のせい。
施術により、物事の真意を見抜く力が覚醒した。

元々あまり地位や名声には興味がなく、仁義の為に動く。

ループスの掲げる正義には大きな違和感を覚えていたが、
暗部に関わっている以上、組織には下手に逆らえず、
死ぬまで脱退できなかった。

学生時代の友人が不治の病を患い、苦痛を和らげることが出来ないまま亡くなってしまった事から、
「今後も増えるであろう病人達の苦痛をなるべく和らげてあげたい」という気持ちで看護師、それも診療看護師の道を歩むことにしたんだという。

自身に施された施術は、その「救えなかった友人」の記憶を抹消させてしまった。
なぜ医療に力を入れていたのかを完全に忘れてしまっている。

狂わされた友愛事情

元々ハーネスとは同年代で気が合うことから、所属当初からよく交流し、
長い付き合いを経て恋人に近しい関係になっていた。
シェリーにとっては愛人と言うより心友という認識で、穏やかな好意を抱いている。

しかし汚染で恋愛関係も破壊された。
今でもハーネスのことを心から信頼し、愛しているのだが、
体が拒否反応を示し、酷く突き放すような態度をとってしまう。

その後、後悔して密かに泣いていることが多い。

戦闘能力

女性なため男性陣と比べると少し力は劣る。
本質を見抜く力を駆使して弱点を確実に狙って仕留める事が得意。

魔導師としてはB級。
どちらかというと攻撃補助に向いている。
回復魔法も扱えるが苦悶能力の作用上、使うのは緊急時のみ。
基本的に自身で生成した治療薬を使う。

銃火器の扱いに長け、仲間に戦術を教えられる位には達者。
小型拳銃のデリンジャーを常に携帯している。

シリンジガン

シェリーの主力である変形武器。
腕を変形させ、注射器と一体化した拳銃の形をしている。
銃口を引っ込めれば注射器として使える。
自力で薬液を作ることが出来、毒薬や治療薬を使い分ける。
直接注射する時は皮下注射であることが多い。

銃としては高威力で反動がやや強いエネルギー弾を発射する。
乱射すると反動で手にダメージが及ぶ。

生成した薬液を含んだ弾丸を発射し、攻撃しつつ状態異常を与えることも出来る。
なお、薬液自体は穢れがなく、無害である。

シャドウ化

15年前にとあるA級捕食系シャドウによる奇襲に遭い、ハーネスと共に捕食された。

5年前にリアに救助されたが、長期間穢れに曝されたせいで瀕死だった。
当時はただの模倣シャドウであったハーネスの血を輸血して貰ったことにより
眷属となって生き延びられたが、汚染によって精神が歪んでしまった。

半シャドウとしては覚醒し、力を完全に己のものとしている。

ハーネスと同じように変身することが出来る。
ハーネスは準虫型。シェリーは何故か準植物型である。

冬虫夏草のようにセミの抜け殻を乗っ取っているような姿をしているが、モチーフはアポロンである。
ちなみにアポロンなのはアバドン繋がりから…らしい。

注射器と銃が別々になり、より強力な攻撃ができるように。
注射器の液体は状態異常、回復、強化の切り替えができ、各々の効果が強くなっている。

一時的に周囲に花を咲かせる事も出来る。
花から発せられる粉は毒や睡眠、混乱など様々な効果を与える。
利敵行為になりかねないのであまりやらないが、傷の治りが早くなる効果がある花も咲かせることが出来る。

花は本体が近くにいる限りは咲き続け、本体が離れると10分ほどで綺麗な花弁となって散る。