シャニアニ第一章とOPの点と点を繋いでみたら自分の中で納得のいく線が引けて一話が一話じゃなくなった件について

みなさんこんにちは、シャニアニ楽しんでいますか?私はシャニアニがこれから描くであろう片鱗に触れてしまったので絶賛のたうち回りながらこの感情を残しておこうと筆を執っている所です、最初に書いておきますがこの記事は第二章、第三章を見届けた後に読まれるのが最善のタイミングだと思うので気になるけどまだ読みたくない方はその頃に再び読んで頂けると幸いです

さて、この記事はシャニアニ第一章とOPにおいて違和感を覚えたであろうシーンに対してenza版シャニマスの知識を用いて紐解いてみた結果になります、が、これはシャニマス=シャニアニ=(シャニソン)が等しく彼女達の時間を切り取って描かれている世界と言うことを前提とした推測になりますのでその前提が崩れた場合ただのチラシの裏となりますのでご了承ください、そしてこれは第一章の時点で少しだけenza版で未来と過去の視点を持っていただけでシャニアニやシャニソンの世界でも同じ時間が描かれる時が来るはずなので必ずしも前提知識がなければシャニアニは楽しめない作品ではないと言うことも添えておきます、まだその時を迎えてないだけです


さて、ここからはOPムービー最後のシーンにについて、OP映像公開後若干のノイズが混じったおかげで本来の違和感を見落としてしまい気づくのが若干遅れてしまいましたが皆さんは気づかれたでしょうか?あの順番の違和感を、恋鐘から始まりその後の順番はユニット順でも属性(ステラ、ルナ、ソル)でもなくそして最後は真乃で終わる、不可解です

登場した順番を整理してみると

恋鐘→果穂→甘奈→灯織→摩美々→咲耶→智代子→樹里→甜花→めぐる→三峰→霧子→凛世→夏葉→千雪→真乃

不可解な並びですがここから読み取れるヒントがありました

ひとつめのヒントは登場した順番を頭からユニット分けしていくと浮かび上がってくるアンティーカ→放課後クライマックスガールズ→アルストロメリア→イルミネーションスターズの結成順、これは2話でアンティーカがMVを撮影していた事と283プロでも売れているという描写が裏付けとなる

ふたつめは3話で千雪さんの引っ越しを甘奈と甜花の二人が手伝っていた事、これは二人が千雪さんよりも先に在籍していないと不可能でしょう、そしてエンドクレジットのSS、フレーム内に凛世と樹里が存在していたことからこの二人も千雪さんよりも先に在籍し寮に住んでいた裏付けになります

そしてみっつめは1話でプロデューサーに声をかけられた真乃が283プロの16人目であるという事、これらのヒントを元に読み解けばOPの順番はそのまま283プロへの加入順だと予測出来る、ただし甘奈と甜花の順番が並んでない事もありこれが100%そうであるとは言い切れないとも言っておきます



そしてここから本題に入るのだが、ここから先は1話に関して辿り着いた一つのコミュの存在を引用しつつこの先待ち受けているであろう爆弾を掘り起こす考察となりますのでもしここから先の景色に自分で辿り着きたい方、もしくはシュレディンガーの空を見たい方、ネタバレや特大地雷を踏みたくない方はここから先は見ずに帰ることをお勧めします、そしてここから先を見たいという方もあくまでこれは私なりの考察ですので納得がいってもいかなかったとしても個々人の胸の内に留めて頂けますと幸いです、それではシャニアニの第一話とは何だったのかについて語って参りましょう


























いいですね?
















それでは始めます、私はまずシャニマスとは再解釈と再定義の物語だと思っています、その時見えた景色と物語が全てではない、過去から未来から、新たな光として私たちの眼に届き網膜を焼くその時々で新たな景色を見せてくれます、私はよくこれをシャニマスは過去(未来)から射してくると呼んでいます

さて、シャニマスのアニメ化に伴って真乃の加入前後に焦点を当てるとすれば時間軸は今の5,5周年の時空から巻き戻ります、この頃の彼女たちはまだWINGに優勝して羽を得る前であり第一章で描かれていた内容から察すればシャニマスに触れたことがあるプロデューサーならそれぞれが一つ目のイベントシナリオの時を経た辺りだと言うことがわかります

して、物語は283プロに16人目が加わり4ユニット目のイルミネーションスターズが結成された所がこの一話で描かれていた事ですがここで作為的に省かれている事があります、それは何か? それはイルミネーションスターズの3人が揃う前に灯織とめぐるも283プロで過ごしていた時間が存在すると言う事、そして今回私が辿り着いたのはシャニマスの序章を象徴する特異点としておそらく最も多くの人に語り継がれ胸に刻み込まれてきたであろうコミュ、八宮めぐるの「チエルアルコは流星の」についてです

何度読み返したかわからない

このコミュの詳細については多くの人が考察されてきたと思うのでそちらの考察は省くとして、今回はシャニアニ第一話を経た事によりこのコミュが今まで担っていた定義にプラスして新たな定義が増えたと確信したのでこの記事を書いています

なぜこのコミュに辿り着いたか、それはこの今まではこのコミュの正確な時系列が明確に定義された事がなく、またコミュ内でもイルミネの存在に触れずに話が進み(まだ存在していなかったと予測できる)そしてこのチエルアルコの二つ目のコミュ「同調の水、されど」で二人が交わした約束のその先が描写された事がない(283プロで熱帯魚を連れて帰った描写がなく熱帯魚をその後飼いだした描写もない)にも関わらず、この二人にとってのこの大事な約束がどこかで果たされているかの様にずっと感じていたからです

コミュの内容を再度振り返ってみましょう

「異邦の青、浮遊する」

大人しくて、引っ込み思案で
ひとり空を見つめる少女
そんな子に声をかけてあげたくて
考えを巡らせる少女がいた
しかしその少女をめぐる自身が演じる機会は無く
この時二人は自分達の力の及ばなさを嘆いていた

「同調の水、されど」

場面は変わり透明なガラス越しに水槽を眺めるめぐる
一匹だけ周囲から浮いている
この魚について”新しい定義”を与えよう
そしてPはめぐるに言葉を返す
仕事が終わった後も”まだそこ”に居るならば
めぐるは問う
その問いに答えを返す、その言葉は虚ではないと
ならばとめぐるも思いを返す
もう一度あの公園を訪れた理由はおそらくこの時のやり取りにあり
それは過去、周囲から浮いていた少女からの願いでもあった
シャニマスにおいて「初心者」向けとされるセンターユニットのまんなかの存在


人も生き物だ
再会を願って

「無重力のウテナ」

時は過ぎ、めぐるには別の役(色)が与えられたが
めぐるはその役の役割を既に見つけていた
『空、そして色』とは
鮮やかな空とは何処に
その景色は既にプロデューサーの内に在る


おそらくこれがシャニアニ第一話で真乃と再会する前にめぐると交わしていた会話であり前日譚、チエルアルコでのこのやり取りが一度真乃に断られた後のタイミングで真乃WING冒頭の時間軸から切り取られていたとすればプロデューサーがあの柵に囲まれた公園という名の水槽で出会った少女の為に再度足を運び再び声をかける流れに至った、と私は自分を納得させることが出来ました

そして真乃が283プロに来て初めてレッスン場を訪れるシーン、あの場面でレッスン場を外から見つめる真乃の顔が透明なガラスに反射して映る絵も確認しました、まるで水槽の反対側からめぐる達の事を眺めるように

チエルアルコから始まり
そこから先辿り着く、Scoop up Scraps

他にもヒントがあったとしたらOPの曲名がツバサグラビティ(翼の重力)だった事、翼に似合わぬ重力という言葉に対して無重力という言葉はすぐに出てきました、それがチエルアルコのTrueエンドタイトル『無重力のウテナ』

もちろんただ単に関係ありそうな言葉を拾ってみただけですが、ここにScoop up Scrapsのコミュのタイトルも追記しておくと「光の海で逢いましょう」です

長々と語ってしまい多少話がズレた気もしますが今回の話を要約するとシャニアニ第一章の公開に伴って新しく判明した時系列を整理すれば第一話には意図的に切り取られているであろう物語がありその情報はまだ伏せられている段階であるという事、シャニアニがオムニバス形式で進行するアニメな以上1話~12話のタイムラインが順を追って進行しなければならない理由はなくいつでも話の流れを遡り物語を差し込めるという事、なのでもしこの切り取られているであろう時間が語られる事があればシャニアニの一話は一話でなくなり正しい時を刻みだすという事です、ここまで見てくれたあなたに対して答え合わせが出来ていたらいいなと思いつつも全くそうならなかった場合はただ単にあなたの時間を奪ってしまっただけかもしれないのでその時はすみません、ここまでお付き合い頂きありがとうございました。

最後に私の敬愛する小宮果穂役の河野ひよりさんが先日の5,5thライブのMCで投げかけた言葉を振り返りこの記事を一旦終わりとさせて頂きます


『今は何話目?』


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