ビジネスマンには腰痛の知識が必要である②

前回は、腰痛が仕事の効率を下げ経済損失をもたらすこと、
腰痛有訴率から考えると、その経済損失は莫大な額になることをお話ししました。
また、生活習慣の見直しが腰痛の改善に必要であることもお話ししました。
今回は、職場環境と腰痛の関係に言及していきたいと思います。

どのような仕事が腰痛をきたしやすいか

これに関しては、イメージがしやすいかと思いますが、腰をかがめる仕事は腰痛のリスクとなるといわれています。
介護職や運送業などが当てはまります。

腰痛を悪化させる職場環境

職種によっては、腰をかがめることは避けようがない場合があります。
ただ、職場環境を整えることで腰痛を軽減できる可能性があります。
腰痛に影響する職場環境としては
・単調な作業
・仕事に対する満足度の低下
・仕事量の多さ
・仕事に対する能力の自己評価の低さ
が挙げられます。
単純作業が続く職場の場合は、適宜休憩をはさんだり、単純作業と単純作業の合間に頭を使う作業を取り入れたりすることが解決策になります。
仕事に対する満足度の低下は、会社の理念を共有したり、自分の仕事が社会生活の一部を担っていると認識することで緩和できるかもしれません。
自己評価の改善にもつながります。
上記の要因からも、腰をかがめるという労働だけでなく、心理面が腰痛のひとつの誘因となっていることがわかると思います。

そのほかにも、
・職場の人間関係
・精神的ストレス
も腰痛の誘因になると考えられています。
上記のサポート体制を職場環境に取り入れることが経営者には求められるでしょう。

腰痛は多くの経済的損出を招くことを認識して、社員ひとりひとりがやりがいを持って働く環境を作っていけるといいですね。

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