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バンドという生き物

バンドは生き物なんて言葉を耳にする。

本当にその通りだ
いつどのタイミングで活動が終わるかは
誰も予測できない。

昨年の夏頃に
僕のやっているバンドNEOは
ギターがいなくなった。
頭を抱えるほどの大問題で
ツアーもまだ始まったばかり
残りのツアーも10本弱くらいあった。

本当にどうしていいかも分からず
毎日思いつく限りの友人、先輩に電話した。
最初の数本は僕がギターを弾いたりもした
とにかく必死だった。
なんとかして
このツアーを走り抜きたい。
その思いは強かった。

ただ、サポートもすぐには見つからなくて
少し落ちこみもした

思い返せば、俺の人生は人に話せるほど立派なものじゃないし、俺が悪くて人に迷惑をかけて
失ったモノもたくさんあった。

何でこんなに散々なんだろうって悲観して
何のためにやってて、何になってるのかとか
分からなくなってしまった。

今でこそ毎月ライブしてるけど
ツアー後のスケジュールも全く入れなかった。


この先どうしようかなと思っていた時に
InstagramのDMに連絡が来た。
そいつは大阪のバンドマンだった。
対バンもしたことはあったが
そんなに話したこともなく、仲が良かった訳ではない。

ただ、がむしゃらにやる俺に力を貸したいと言ってくれた。

思い返せば、じゅんくんもそうだった。
前のドラムが抜けた時に真っ先に連絡をくれた
そのおかげで続けることができた。

今は涼介がそう言ってくれたから続いているし
新曲もできた、そして他にも作れている。

不思議と今の3人でやっているNEOが
今までで1番楽しいんだよね。

周りの力を借りながらも続けられてる
そして、いい方に向き出してる。

あまり器用じゃないし、上手く文を書くこともできないけど
伝えたい。と思ったからこのタイミングで書いた

ライブが最高でみんなが笑顔だから
あーやってきて良かったなって思うんですよ。

お客さんはよく続けてくれてありがとう。
とかいうけど
続けさせてくれてありがとう。

周りの人の助けだったり
あなたたちが来てくれるから
俺も励まされるし、もっとやりてえなって
強く思う訳です。

やれる限りやるから
本気で遊んでちょうだい。

では、またライブハウスで。

P.S.よく怖いって言われて
話しかけられないけど
何も怖くないし、割と適当だから
話しかけてちょうだいな。

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