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何を変えるのか、変えないのか。

9月末で決算を迎えることもあり、先月、今月は色々書籍を読んでおります。

ビジョナリー・カンパニーZERO
パーパス経営
パーパス「意義化」する経済とその先
クリエイティブ人事
トヨタの会議は30分
これからの「社会の考え方」を、探しにいこう
なぜ弱さを見せ会える組織が強いのか
不連続な変化の時代を生き抜くリーダーの挫折力

先日あるカンファレンスでスピーカーとして話している中で、同じスピーカーの方が面白い発言をしていました。

「ビジョナリー・カンパニーで誰をバスに乗せるか?というのは有名な言葉だが、最近はバスの形すら変わっている。むしろバスに座らなくても一緒に仕事ができてしまうし、場合によっては複数のバスに乗り込む人も出てきている。働き方のあり方が大きく変わった」

まさに!の発言ですよね。今では皆当たり前のようになっていますが、オンラインでのMTGなどはコロナ前後で大きく変わりましたが、恐らくアフターコロナでも変わらないわかりやすい変化かなと。

「何が変わるのか、何が戻るのか」

この見極めこそが本当に大事。コロナで大きく変わった身近な行動。

・オンライン商談、オンラインMTG
・自宅でのリモート業務
・ランチや会食といった食事の場でのコミュニケーションが無くなった
・家族との時間が増えた

私的には、オフィスでの業務はある程度戻り、ランチや会食もある程度も戻ります(大人数は戻らないが少人数は戻る)が、「クイックでのオンライン商談、オンラインMTG」はまず間違いなくずっと続くだろうと思っています。これによって圧倒的に仕事が効率的になったのは、誰もが感じていることではないかなと。また以前と比べ15分や30分といったMTG時間が多くなり、逆に1時間のMTGが少なくなりました。これも大きな変化だと思います。

また、これはコロナ前から徐々に変化しつつありましたが、サスティナルブル、SDGs、ESGの文脈を見ない日はありません。日本の場合、波が来ると一気に大衆が動く文化なのでこの流れは止まらないでしょう。

そうした際に我々企業は、「顧客市場」「人財市場」「金融市場」と向き合っており、お客様に選ばれ続けるために、良い人材を採用し続けるために、そして金融マーケットから評価頂くために、どういう会社であるべきなのか、どう進化すべきなのか、そしてそれを本質的にどのように外部に伝えていくべきなのか。まさに各社色々と変化をさせていく大事なタイミングだなと感じています。自社としては、

「何を変えるのか、何を変えないのか」

ということですね。面白い時代!ワクワクします。

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