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【私の相棒】シャツワンピース購入後の格闘記録(30日チャレンジ)

自問自答ガールズの凛です。
あきやさんの第2回講演会での課題②「今まで着たことのない服の試着体験記」のつづきを書いていきます。


試着の感想

柄の強さに顔が負けると思っているため、着ない(選ばない)「柄物」の洋服。
勧めてもらって「試しに着てみるぐらいならいいか」と軽い気持ちで袖を通してみたものの似合っているのか分かりませんでした。

ここでいう「柄物」とは布全体に大きく柄が入った生地を総称しています。
遠目で見ると無地に見えるような直線(ボーダーやストライプ柄)やグレンチェック、小花柄など(生地に対して)柄自体の占める面積が小さいものや色使いの少ないものは除きます。

顔タイプ診断を受けたときに「顔より柄の方に目が行くようなら似合っていない」と聞いたため「柄物=似合わない」と思い込んでいる節もあり、似合っているかが分からないというより、柄と顔のどちらに目が行くのか分からず似合っているかの判断ができなかったのです。

その様子を見ていてくれたスギサキさん茉莉華さんが「似合っていますよ」と言ってくださったので、これが似合うってことなのかと鏡を見ながらぼんやりと思いました。

その後、スギサキさんに違和感を覚えているポイントなどをお伝えして、どうすればいいのか(似合わせる方法があるか)を教えてもらいながらも鏡に映る姿を見たり、脱いで服だけを眺めたり、また着てみたりと長い時間触れ合っていました。

そうしているうちに当初あった色や柄へのインパクトが薄れ「見慣れないだけで、私にも柄物が着られるのでは?」という気持ちへと少しずつ変化していったのです。

きっかけは憧れ

そんなワンピースとの触れ合いの後もスギサキさんから色選びのこだわりやデザインに込めた思い、コーデのアドバイスをもらっていたときのこと。

試着を終えて壁にディスプレイされたワンピースを見ていた茉莉華さんが「私も試着してみたい」とサッと羽織ったのですが、その姿がとてもカッコ良くて見惚れました。
そのとき「私もそうなりたい」という気持ちが湧き、素敵だとは思っていたものの自分とは少し距離感があったワンピースが急に身近に感じられたのです。

正直に言えば、試着を楽しんだものの購入までは考えていなかったシャツワンピース。
でも私に似合う要素があること、デザインが好みであることなどを総合して考えると「買わない」という選択肢はなく、むしろこのワンピースを着ることで得られそうなものが次々と頭に浮かんできたので、この機会を逃したくないと思いました。

もうひとつの決め手は、ワンピースにかける熱量を受け取りたかったから。

スギサキさんから「オシャレなお出かけ着にも部屋着にもできるし、どんな季節にでも着られる優秀さがあるので『毎日でも着てほしい』し、『3年ぐらいで(生地が)くたくたになるぐらいガンガン着てもらいたい』と熱意をこめた口調で何度も言われました。

柄のタイトルは【永遠のクロエ】といいます。
(今回のトップ画像にもスギサキさんの許可を得てお借りしています)

ストーリーはこちら。↓↓
愛しのクロエ。クロエは永遠。 ... いとおしい記憶をテーマに描いた「永遠のクロエ」は、私が昔飼っていたウサギのクロエ(可愛くて少し意地悪)と過ごした日々を柄にしたものです。

このワンピースに出会ったことにとても縁を感じ、相棒としてお迎えすることにしました。

着倒して生地が傷んだら、綺麗なところを選んでポーチに仕立て直したりボードに貼ってインテリアにしたりと着用以外にもたくさん楽しめるとスギサキさんから教えていただき、これから着るワンピースなのに既に第二の人生まで計画してもらっています。

3年後なのかもっと先なのか分かりませんが、いつかスギサキさんに「こんなにたくさん着ました!」と報告できるといいなと思っています。

分かるまで 試してみよう30日チャレンジ

「そのまま着て帰ってほしい」の言葉通りにアウターとして羽織って帰宅の途についたものの、目に飛び込んでくるシャツワンピースの色柄は私にとって強く感じられ、本当に自分のものにできるか不安を感じていました。

そこで、スギサキさんからもらったアドバイスとあきやさんの体験談を参考に自己流の30日チャレンジをやってみようと思い立ったのです。

「30日チャレンジ」とは自問自答ファッション教室でお勧めされる課題のひとつで、自分で設定した課題を30日間続けてみることです。
課題の設定や内容については「自由です!」(あきやさん談)

私が設定した内容はこちら↓↓

あきやさんのように毎日ずっと着続けることは難しいと思ったので、袖を通して鏡に映る姿を見て感想をアウトプットすることにチャレンジしました。

実際の記録は上記のX(旧twitter)を見ていただきたいのですが
・アウターとして通勤時に着用
・ワンピースとして普段着として着用  に大きく分けられました。

アウターとして着用するときには前ボタンを開けて、風を纏ってヒラヒラとはためく姿がカッコよくて、ワンピースとして着用するときには手首を見せるように袖を捲ったり、胸元のボタンを開けてパーソナルカラーやワンピースの色に合うインナーを見せつつ、襟を抜き加減に着るのが好きだと気付きました。

そしてあきやさんを始め、お会いした方たちに「似合うね」「素敵だね」と褒めていただいたことが自信になり、最終的には着画を見て「あ、似合ってる」と自分でも認められるようになりました

少しずつ色柄に見慣れたこともあるでしょうが、毎日「どうやって着ようか」と考えながらワンピースと向き合うこと自体を楽しみました。

スギサキさんのお言葉通り「どうしたら似合うのか」を考えることは動物を育てる(飼いならす)ような感覚でした。

着始めた当初は普段の色柄とは全く違うので不安な気持ちを抱えているところに相方から思わぬ言葉を投げられてキレたり。

着用に自信を持てず、母に弱音をこぼしたり。

少しずつ、少しずつ。
「相棒ワンピース」と呼べるまでに仲良くなれました。

これからも相棒ワンピースをたくさん着て、楽しい思い出を作って過ごしていきたいと思います。

オシャレは目立つこと

試着の時にスギサキさんから言われたこの言葉が今も頭に残っています。

私は「目立つ」ことが苦手でひっそりと過ごしたいのですが、このワンピースにはスギサキさんが色柄に込めた思いがあり、決してひっそりとはしていません。
私が「柄物って主張があるし目立ちますよね」と問いかけとも言えない感想をこぼしたときに「だって、オシャレって目立つことだから(目立っていいんです)」と、とても肯定的に答えてくれたのです。

目に付く(目立つ)から素敵に見えたり、逆に「悪目立ち」という言葉があるように目立つことは良くない気がして不安を呼ぶんだな、と改めて気づき「このワンピースの色と柄なら初めての(柄物)着用にピッタリです!」というスギサキさんの言葉に背中を押され(私の感覚的なものですが)目立つことを受け入れてみようと思います。


ここまで読んでいただきありがとうございました。

新しい世界の扉を開くきっかけを作ってくれたあきやさん。
思いがけないアイテムの試着を勧めてくださった茉莉華さん。
そして、アドバイスいただいたスギサキさんに心から感謝しております。
(トップ画像はスギサキさんの許可を得てインスタよりお借りしています)

【勝手に宣伝➀】
スギサキさんのブランドは現在、2024春夏の展示会をされています。↓↓


【勝手に宣伝②】
茉莉華さんのブランドはオンラインショップを予定されています。(11/28-11/30)
私の大好きな青系の色石が出るようで楽しみにしています。↓↓


私が参考にしたあきやさんのnoteはこちらです。↓↓


課題➀についてはこちら。
ここでお話しているワンピースが、今ではこのシャツワンピースに置き換わる勢いです。

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