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【自分メモ】「しっくりの試着」と「びっくりの試着」を体験しました

「書きたい」という気持ちだけで構想も練らずにnoteを書くのは初めてですが、時間の経過とともに気持ちが落ち着いてしまうので、勢いのままに書いてみます。

行ってきました

(タイトル画像もこちらからお借りしています)

すべてはここから始まりました。

このtweetにハートを撃ち抜かれ、行ってみようと思い立ちました。

私の「好き」はキーワードでもある「潔い」をイメージさせるようなシンプルなもの。装飾が大きいものに心が動くことはないのですが、このデザインに魅かれ、サイトのコンセプトを見て「これだ!」と思ったのです。

「ルーン・ガルドゥル」は日本人にはまだ馴染みがありませんが、北欧では知らない人がいない程認知されていて、文字が生まれる以前から意思を伝えるツールとして使用されていた、とても歴史のあるシンボルです。(中略)
ただデザインが綺麗なだけのジュエリーや、ファッションを楽しむためだけのジュエリーとは違い、夢や目標のため、成し遂げたい事のために身に着ける特別なジュエリーです。

https://www.drekka.jp/

ずっと「自分らしいモチーフ」を探していた私。
このデザインは私のモチーフ(アイコン)になってくれるアイテムなのではないかという予感がしたのです。

行くと決めたものの、人見知りの私はギリギリまで迷っていました。しかも当初予定していた午後休暇が取れず退社後に行くしかなかったので、人出が多い(であろう)時間帯では見たいものが見られないのではないかと行かずに済む理由まで考えたぐらいです。

でも先日のあきやさんの講演会で(試着する)勇気をもらったので、行くことに意味があり、行ってみた結果として混んでいて見られなかったらそれまでだと諦められると思い、表参道へ向かいました。

運が良かったようで下調べしても迷子になりがちな私が迷わずに会場に着き、ほどよい人の多さに紛れて、リストアップしたお店を全部回ることができました。

「しっくり」の試着

真っ先に向かったお店ではちょうどお客さんがおらず、ゆっくりとアイテムを見比べたり試着させてもらえました。

指輪のデザインが斬新で実物を見てみたかったし私のモチーフになるかもと期待していたのですが、試着して思ったことは「素敵だけど目立ちすぎる」というものでした。

ネットでの下見の段階から分かっていたのですが、目に入ること自体は気持ちが上がるので良いことだけど普段使い、特に一番長い時間を過ごす勤務中での着用が難しそうなアイテムは持てないな、と痛感したのです。

どんなに素敵でも着用シーンが思い浮かばないものは持つことが逆にストレスになると実感しました。

もうひとつ気になっていたイヤカフを試着させてもらったときには「この子を相棒にしたい!」と思いました。着けていることに違和感がなく、これが私にとっての「しっくりの試着」な気がしました。

「しっくりの試着」とは、現実的な試着リスト(TO-DOリスト)に基づいての試着をいいます。

あきやさん講演会(2回目)より

「しっくり」くる感覚は人により違うと思います。
似合う(馴染む)ことなのか、自分のイメージする姿に合致することなのか。色なのかデザイン重視なのか。第六感的なものなのか等々。

私の場合は似合うというか着用したときに落ち着くこと、ソワソワしないことが一番の決め手のようです。

「しっくり」を辞書で調べてみると、次のように出ていました
➀物と物、人の心と心などが調和して、安定しているさま。ぴったり
②強く、鋭く刺激を与えるさま。ぎゅっと。ちくりと。
類語に「似合う・フィット」など
反対語に「違和感」など

デジタル大辞泉ほか

講演会でもお話がありましたが、色やデザインが素敵でも私の相棒になるアイテムなのかは試着してみないと分からないのだとつくづく思いました。

「びっくり」の試着

事前に気になるお店をピックアップしておき、突撃する覚悟(!)で回ってきたのですが、案の定ズラッと並んだお店の雰囲気に圧倒されて「見てみたいけれど近寄れない」と尻込みしたり、通り過ぎるときにチラッと見るのがやっとなお店もありました。

短い時間の中で、あっちへ行ったと思ったらまた戻ってきたり。店員さんから見たら不審者のような行動をしていることも自覚していましたが、なかなかあと一歩が出ず。
なんとか立ち止まってみても他のお客さんがいて近寄って見ることができなかったお店や、実物を見て「あ、違う」と思うこともあり試着に至らなかったアイテムもありました。

下見の段階で「たぶん違うだろうな」と思っていたお店の前を通りかかったとき、店員さんの笑顔に導かれてアイテムを見せてもらいました。
一度はピックアップしていたものの「なりたい」を表現するには少し方向性が違うと思い候補から外したアイテムを試着してみたところ、予想通り「似合う」けれど「なりたい」ではないと実感できました。
せっかくなのでデザインは同じで装飾が少ないシンプルなアイテムを試着したところ、馴染む感覚がとても心地よかったので購入候補にしました。

いろいろと試着させてもらった中のうちのひとつに、普段の私だったら全く目に留まらないデザインのものがありました。
一目見て何だかとても気になって、似合わないと思いながらもあきやさんに倣って「よし、似合わない」と確認したくて着けてみたところ、しっくりと馴染んだのです。

同じアイテムの色違いを試着させてもらっても、色からくる印象が違うだけで店員さんからも「似合いますね」と言ってもらい、とても不思議な気がしました。

結局その場での購入はしなかったのですが、じわじわと湧き上がってくる高揚感が帰宅してからもずっと続きました。そんなに気になるなら、と改めてお店のサイトで情報を得ようとしたのですが、残念ながらオンラインでは売っておらず値段もよく覚えていません。
縁があればまた出会えると信じつつ、この気持ちを残しておきたくて今回のnoteを書きました。


試着してポエムも浮かばないし、電流も流れない。脳内に音楽も流れないけどずっと心に残っている。
普段選ばないようなデザインなので慎重になっているところもありますが、勇気を出して試着に出かけたことで素敵な経験ができました。

ガールズの心得➀まずは挨拶から

これもあきやさんの講演会でお話が出ていましたが、ガールズの心得(!)のひとつ「お店に入るときは挨拶から」を実践してきました。

お目当てのお店でなくても、通り過ぎるときに店員さんと目が合ったら「こんにちは」と挨拶してみました。そうすることで自分に主導権があるような気がして、いつもより身構えずに見て回れました。

店員さん側からは仕事として声掛けいただいているのかもしれないけれど、なかには「ぜひ見て行ってください」という気持ちが溢れる挨拶をもらったりもしました。たったひとことでも伝わるものがありますね。

ガールズの心得②自分から話しかける

あるお店では店員さんが優しかったので、調子に乗って自分の「なりたい」「こう見られたい」イメージを伝え、店員さんからはアイテムの着け方や色選び、着用した印象などについてアドバイスをもらいました。

何を求めているのか、どうしたいのか等、言わなければ伝わらないという当たり前のことを改めて痛感しました。

何より「これだけ関心があるんです!」ということを伝えて、店員さんとコミュニケーションを取ることを楽しいと思えたのが収穫でした。
マスク越しに笑顔を作り、聞き取ってもらえてないとしても挨拶や声をかけることは今後も続けていこうと思います。

今回のイベント参加で、あきやさんの講演会の内容を実体験できました。
勇気を出して試着に出てみて良かったです。


最後になりましたが、素敵なきっかけと快くnoteへの掲載を許可していただいたむっちゃん先生に改めて感謝いたします。ありがとうございます!
次は是非お見立てしていただきたいです!

高揚感が収まらないまま書き上げたので読みづらい点もあったかと思いますが、ここまで読んでいただきありがとうございました。


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