【自問自答ファッション講座】レポートから得た気づき③キーワード

私服の制服化に向けていろんな角度から自問自答を続けていますが、今回はレポートにあったキーワード(白ごはん)から考えてみようと思います。

白ごはんって?という方にはこちらを。我らがあきやさんのnoteです。

基本のコーデは白ごはん🍚
白ごはんはそのまま食べても、カレーをかけても、とんかつを添えても、麻婆豆腐にも合いますよね。そう、「基本のコーデは白ごはん」なのです。

注)あきやさんのnoteではコーデを白ごはんと定義していますが、ここではコーデ(制服)を構成するワード(要素)を含めて「白ごはん」とします。

自問自答ファッション講座を受講したガールズたちが持っている、あきやさんからいただいたレポートには制服案とともにキーワードが載っているのですが(1案につき3つぐらい×3案)そちらに焦点を当てて制服案を見ていきます。

きっかけは自問自答ガールズのTweet

連休中、何気なくTweetを見ていたらガールズたちが自分の白ごはんについて発信・自問自答を始めて、Twitterにあげていました。それを眺めているだけでも楽しかったのですが、私がnoteにまとめようと触発されたのはAkikoさんのこちらのTweetです。(Akikoさん掲載許可ありがとうございます!)

英訳することで、ひとつひとつのキーワードについてどういう意味なのかを改めて考えてみる(掘り下げる)という視点がすごく良いと思いました。外国語を学習していたときに「日本語の○○、何と訳すんだろう?」と考えることが多く、外国語に置き換えられなかったり、置き換えるだけでは伝えたい意味(ニュアンス)が伝わらないことがあると感じていたからです。母国語であっても別の言葉(ワード)に置き換えるときには芯を捉えないと難しいものですが、言葉の持つ意味をどう捉えるかは人によって違うので気づきにもなりますよね。

Akikoさんは「潔い」を「Open hearted」と訳されています。これは私の思う「潔い」にはないイメージだったのでとても斬新に感じ、自分だったらどう訳すのかを考えてみたくなりました。(逆にOpen heartedから「潔い」を導き出せるだろうか、と考えると別の思考の旅に出てしまいそうなので本題に戻ります)

自分ならどう訳すだろうか

試着の旅や自問自答を繰り返しているうちに、自分にとって軸となるワード「潔い」に気づきました。このワードに気づいてから自分の目指す方向性が見えてきたのですが、なぜ「潔い」がしっくりきたのか、制服化にどう活かすのかを探るために、このワードを深掘りしてみようと思います。

「潔い」を辞書で調べてみると

1 事物・風景などが清らかである。汚れがない。
2 思い切りがよい。未練がましくない。また、さっぱりとしていて小気味がよい
3 道に反するところがない。潔白である
                         デジタル大辞泉より

また「潔い」の類義語は

清らかで美しいさま ⇒ 凛とした、きりりと
・物事にそれほど執着しないさま ⇒ さっぱりした、淡々とした
・執着しない状態であるさま ⇒ 諦めがよい、こだわりのない
                         weblio類語辞典より

反対語は「未練がましい」(weblio類語辞典より)とあり、私の思う「潔い」はこう落ち着きました。

注)「潔い」を私にとっての「パワーワード」や「マイテーマ」「コンセプト」といろいろな単語で表現していますが、ここでは「大事に持っておきたいワード」「目指す姿を表すワード」という意味合いです。

当初は「潔い」を「思い切りがよい」⇒「強い」に近いニュアンスで受け止めていたのですが、自問自答を続けていくうちに私の思う「潔い」は「すっきり」→「爽やか」に通じるものだと気付きました。そのため英訳するなら「Fresh」になるのですが、爽やかさが前面に出て「潔い」のニュアンスが少し足りない気がします。

もう少し私の思う「潔い」のイメージを膨らませてみようと英訳をいくつか探してみたところ「Graceful」という単語を見つけました。

graceful  優雅な、しとやかな、潔い
                     weblio英和和英辞典より

この単語の名詞形「Grace」には「優美」「上品」「気品」などの訳があります。中でも「気品」というワードがとても心に響き、このワードに気づいてからというもの、これこそが私の求める(なりたい)ワードだったのではと思うようになりました。

そこで私の場合は「潔い」を「Graceful」と訳し、このキーワードから導き出した目指す姿(YAZAWA)=「なりたい」を「Grace(潔い=気品)」にしようと思います。

未受診ですが、パーソナルデザイン診断を受けたら高確率でメインはGraceになるだろうと思っています。

私の白ごはん(キーワード)は

こうして受講から1年が経とうとする頃になって、ようやく「なりたい姿=Grace」を見つけて、言語化することができました。

では、ここまで探ってきたワード「潔い」と、あきやさんにまとめていただいた私の白ごはんとを見比べてみます。

1 冷静・努力家・ストイック
2 爽やか・きれい・凛とした
3 女性らしい・柔らかい・安心感

こうして並べて見ると、導き出したワード「潔い(Grace)」の様々な側面を捉えていると思います。例えば1番目では強さ(気品)、2番目では爽やかさ。3番目では穏やかさが見えてきます。

そして「白ごはん(ワード)」を元に、あきやさんからいただいた制服案は

1 正統派、クールな印象を与えるネイビーコーデ
2 好きな水色・ミントグリーンを使った爽やかさ全開コーデ
3 かっこいいけど暖かみもあるベージュコーデ 

それぞれの「白ごはん(ワード)」をイメージする色を使って提案してもらっていました。
2022年春~夏の時点では、1番のネイビーコーデが気に入っています。

画像1

現時点(2022年7月)では白系のトップス(カットソー)に紺または水色のボトムス(ワイドパンツ)がお気に入りで、一週間を乗り切るために気合を入れる月曜日の制服になっています。

これから(夏)は2番目の側面(爽やかさ)をメインに、秋から冬に向かっては3番目の落ち着き(穏やかさ)を出していこうと思っています。

ここで着画やイメージ画像を乗せるともっと分かりやすいかもしれないけれど、固定化させないために文字のみとしておきます。


(補足1)ほかの人から見た私のイメージ

ほかの人から見られる私がどんなイメージなのかを考えるときに思い出すことがあります。

ショッピングレッスンを受けたときのことです。約束の時間より少し前に到着したので周りが良く見える場所に立って待っていました。後日、先生からこんなメッセージをいただいたのです。

凛さんはフレッシュタイプですがノーブルな印象もあります。ショッピングレッスンの日、私は少し遅れて到着しましたが遠くから見えた凛さんの姿が印象に残っています。そのときは申し上げませんでしたが、スッと立たれている様子に気品があったんです。凛さんの誠実さとか堅実さが立ち姿に表れているのだと思います。素敵だなと思ったので、私も待ち合わせの時はスッと背筋を伸ばしてきちんと立って待っていよう、なんて思ったのでした。

先生が来るのを待っていた時間は気を張っていたので普段からこういう印象ではないと思いますが、それでも私の中には、ここまで見てきたワードの持つ雰囲気があるのだと自信になりました。

ちなみに、ここに出てくる「ノーブル(Noble)」はGraceに辿り着くまでの長い間、もうひとつの有力なキーワード候補でした。

noble  高潔な、気高い、堂々とした
                       weblio英和和英辞書より

ノーブルというワードから思い浮かぶのは皇室やイギリス王室です。特にキャサリン妃のイメージなのですが、先日「#教えて自問自答ガールズ」で出された質問への答えを考えたときにもすぐにこのワードが浮かんできました。(湖森さん、素敵な質問をありがとうございました!)

湖森さんからもらったリプの中にある「品があって慎ましやかで姿勢も良い」というイメージは、ショッピングレッスンを受けた先生からのメッセージとも重なり、私の目指すところ(Grace)を具体的に表現していると思いました。


(補足2)私が制服化に求めるもの

自問自答を重ねて見つけたワードの「潔い」や「気品」。なぜこのワードに魅かれるのかについては、まだはっきりとした答えは出せていません。

ただ私が制服化したいシチュエーションは「平日の職場での装い」なので仕事ができる(=任せても大丈夫だという安心感を持たせる)雰囲気を相手に見せたくてこのワードが出てきたのではないかと思っています。
この部分については今後も考察を続けていきます。


このnoteは5月の連休から書き始めたもののうまくまとまらず、お蔵入りしかかっていましたが、あきやさんを始めガールズの皆さんの励ましを受けて書きあげることができました。感謝の気持ちをこめて公開します。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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