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親の理想に生きる。 選択が出来ない私

考えたことがなかった。当たり前、感覚。
最近気づいたら周囲の人との違い。

無意識に親の顔色を伺って生活している

そんな生活を送っていたら、もちろん弊害がでる。

私は 衣服が自分で選べない。

基本、服は親と一緒に居るときに買うため
小さい頃に、友達とお揃いで服を買ったり、ショッピングをしたりすることはなかった。

気づいたときにはもう、自分で選択出来なくなっていた。
「私が着たい服」「誰にでも似合う服」
着たいけど、親がなんて言うだろうか。
今でも、母が「いいよ」 言った物しか買えない。

友人に服を買いに行こうと誘われ、一緒に行っても
私は、1人じゃ決められない。

着たい服を持って、母に「買ってもいい?」と聞くのも嫌になった今、私の持っている服は白・黒・茶のものばかり。最近では母の服を着ることもある。

本当は、青い服が着たいのに。
「青ばっかりじゃん」
棚の中にある青い服は2着しかないのに、青い服を買おうとすると言われる。

「じゃー、やめる」

この繰り返し。結局、私は上は5着くらい、下は2着くらいを着回て大学に通わせて貰っている。
きっと、同じ服ばっかり来ているなー…とか
毎日同じパンツを履いてるよね…とかを
大学の人に思われてるんだろうなと思う。
 
もう、今の自分にはどうしようも出来ない。
お金を貰っても、欲しい服があっても、会計にいけない。
「欲しい」と言えない。「これが着たい」と言えない。

私は、きっと親の理想の駒なんだ。
周囲の大学生がみんなキラキラして見える。 

「自分1人じゃ、服を買えない」

恥ずかしくて、言えない。
毎日、棚を開けるのがつらい。

私は、誰のために生きてるんだろう。

 

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