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初めてのメンバー発表

先日息子中学生になって所属しているチームの夏の支部予選のメンバー発表があった。

それは1年生の息子にとってコロナの影響でまともにグランドでの練習や試合が制限される中メンバーに入れなくて当たり前。ましてや現在もオスグッドの怪我をしている。

それでも息子は心をワクワクさせてメンバー発表の当日他府県でのオープン戦の為朝の4:30に起床して集合場所へ。

そしてオープン戦が終わりチームのホームグランドに戻って来てからのメンバー発表。

今年はコロナの関係でベンチ入りの人数が密にならない様に15人に縮小されているらしい。

1年生の息子には厳しい状況になった。

1番から順番に発表され14番でメンバー発表が終了された。

当然息子の気持ちは1年やから仕方ないか。という気持ちと悔しいという気持ちをコントロールするのが精一杯だった。

そしてメンバー発表が終了して帰宅準備を済まし自転車にまたがると監督から〇〇は?と息子を探しているみたい。

そして息子が【はい】と息子が答え監督の元へ行くと監督がお前本当に良く声が出てるな。予選でもしっかり声出してくれよ。と登録人数制限の最後の15番を息子に渡した。

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息子はモヤモヤしていた気持ちがスッと晴れたような笑顔になった。

そしてメンバーに選ばれなかった同級生もいてるのだからその子達の気持ちをしっかり理解してグランドでは今まで以上に元気を出してチームに元気をもたらせてやっぱりあいつで良かったんやと。思ってもらえるように頑張るだけやぞ。と声をかけました。

中学生になって初めてのメンバー発表。

本人は今まで味わった事の無い緊急感を体験してまた新たな目標を見つける事が出来た。

それは次一桁の番号を貰う。という新たな目標。

その為に本人は再び手の皮を何度もめくるであろう。

一先ず1年生の夏に背番号を貰うという目標を達成した事に褒めてあげたい。




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