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旅の支度

こんばんは。現在時刻は3時40分です。
ウォーターサーバーとテレビの電源と窓から差し込む街灯の灯りだけで、真っ暗な部屋の中、好きな音楽を爆音で聴くという最高な時間を過ごしております。

0時に寝ても4時に目が覚めてしまったり、2時間おきに目が覚めて寝た気がしなかったり、今日も11時過ぎくらいに就寝したものの3時前に目が覚めてしまいました。途中で目が覚めるのは誰でもあることだと思うのですが、そこから再度眠ることが難しくなっています。ねんねというハンドルネームなのに、良質な眠りができていないという…名前負けしてしまった感。それでもTwitterを開けばこんな時間でもリプライが飛んできて、孤独感は和らぎます。

さて、そんなぐっすり眠れない日々でも良いことはあります。早すぎる早起きをした時、寝付けない時、高速道路を走る車の騒音と共に音楽を聴く時間は最高です。

3〜4分程、小さな世界に入り込んでいける、1番の現実逃避です。

スーパーマリオ64の壁画に飛び込むように、その曲のジャケットに飛び込むと、ゆっくり落下していき、その落ちていく時にあちらこちらから聴こえてくる音、そこは決してこの部屋のように真っ暗ではなくて、ほんのり明かるくて、でもすごいスピードで光の焦点が変わっていくような、、。

何を言っているのかさっぱり分からないと思いますが、こんな時間にひとりぽつんと聴き入る音楽は幻のようにふわっとしていて、1音1音が目まぐるしく頭の中を駆け巡るのです。私の中ではね。

ちなみに今日はねごとの「NEGOTO BEST」を聴いています。明るいのにどこか懐かしく、力強い歌と浮遊感、日々の焦りも忘れられる音楽です。ひとりの夜に寄り添える音楽ってすごいなぁ。私のように今もどこかで誰かが音楽を聴いて心を落ち着かせているのでしょうか。

私は基本的に完璧主義故に理想が高く、そのせいで自分のハードルや期待値を高く設定し過ぎて、周りからは「出来ている」と評価されても「まだまだ」「全然出来てない」と思ってしまい、自己嫌悪に陥ってしまうような不器用な人間で、自己肯定感も低いのですが、歌だけは、歌だけは自信を持てる唯一の武器です。

どんなに辛くても歌っていきたいと思える唯一の趣味、特技だし、自分の歌声とっても好きなので、リアルではポンコツだけどここだけは手を抜きたくないです。

最近は毎日のように「アルバム作りたい〜」とぼやいています。アルバム作るにしても、やっぱりコンセプトや世界観が定まっていないとイメージが湧かないものだと思うのですが、『深夜、眠れない人たちに贈る音楽』とか『明日が来なくなる魔法みたいな音楽』を作りたいと思いました。今!

ひとりだと思っているのは自分だけで、今この時間何万人の人が起きていて生活をしていることを忘れたくないのです。そんなどこの誰かも分からない人たちに届く音楽を作ってみたいものです。

実はアルバム作ったらタイトルは『幻影旅行』にすると決めているのです。幻影は「まぼろし、幻覚によって生ずる影像、心の中に描き出す姿」という意味です。
私にとって音楽は非現実な空間を産んでくれるものだと思っていて、いろんな曲や歌詞があって、そんな少しの時間、幻の世界を旅行する、非現実な旅行がしたい、という意味を込めて…。

音楽で人は救えないかもしれないけれど、そんな旅行だって結局は”幻”に過ぎないけれど、それでもその数分だけでも誰かの居場所が作れるなら。

部屋は少しずつ明るくなってきました。また朝がやってきますね。朝、というか早朝、太陽がまだ昇りきる前の部屋はうっすら青に包まれて、寂しさや孤独を余計に強調してきますが、そこに焦りはなく、不思議と心地よいものです。深夜は考え過ぎてしまって辛くなるけど、早朝は気持ちがリセットされていく感覚がありますね。

ボーッとしていると悪い方にばかり考え方をしてしまうので、好きなことや最近思っていることを吐き出すためにnotoに文字を打ち込みましたが、私にとっての良薬は文章と音楽なのかもしれません。

では、またあとで。
おやすみなさい。

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