MUFG 三菱UFJ信託銀行 確定拠出年金完全攻略
~老後の不安を解消するために~
MUFG 三菱UFJ信託銀行 確定拠出年金完全攻略の購入ありがとうございます。
今回買った金額以上の知識が付きます。定年には大きく実となっているでしょう。しっかりと読んで実行してください。実行しないとなにもなりません。
購入版なので結論からいいます。これが投資の核心になります。
まずはこれを見て下さい。
お金は働いて貯めると信じている人が一生分からない、これが宝の地図です。
『株式投資第4版』(ジェレミー・シーゲル/日経BP出版)より引用
この図は1800年の時に1ドルを株式、長期国債、短期国債、金、ドルのままに投資したときのグラフになります。
このグラフを読み解くとこういう意味になります。
1ドルを金にして持っていると、価値はそのまま1ドル。
1ドルをドル(通貨)のまま持っていると200年後には0.07ドルに減りました。
1ドルを債券にして持っていると、300ドル~950ドルに増えました。
1ドルを株式にして持っていると59万9605ドルになっていたということになります。
ドルじゃわかりづらいので、円で1万円にしてお話しすると
1800年に1万円をそのままお金で持っていたら700円の価値しかなくなっています。
逆に株式に換えておいていたら、1万円は59億9605万円になっていたということなのです。
でも、日本人ってほとんどお金(定期預金、普通預金も含みます)で持っていますよね。
宝の地図を見たことがないのですから。。
これだけでも、note購入の価値ありましたね。
でも、株式って大損した話をよく聞きます。実際に行うのは怖いです。
分かります、株式を買えといっても何を買えばいいのか分かりません。しかも株式は危険と聞いているので怖すぎです。
①株式が危険と言われている日本の理由
tradingviewより引用
これが日本の日経225という指標になります。かんたんに言うとこれが日本の代表的な株をまとめてもっていた時の株価です。
これを見てみると分かる通り1990年のバブル崩壊から現在まで株価は復活していませんでした。最近やっと2024年にはバブル期の高値を更新しましたところです。
アベノミクスと言われる経済対策までだだ下がりだったのです。これじゃ儲けられませんね。これでも上下するうねりだけで勝負して勝ったとか言っていたのですから、負けているひとが多かったのも分かりますよね。
基本的に持っている時間が多ければ多いほど負けていましたからこういう意識になることもうなずけます。
1980年代後半に日本株を買っていたひとは、やっとプラスマイナスゼロになったくらいですから(配当などはこの話では省きます)
だから、日本人の間では”株はギャンブルで危ない”と言われ続けていました。
2010年以降は上昇出来て来ていますし、本来の株は経済成長とともに上昇するという本来の動きになってきたとは思いますが、過去の長い低迷を知っている方は敬遠してしまう気持ちも分かります。このような理由で未だ日本には株式は怖いという意見が多く存在するということです。
②株式の損した話
株式の売買をすること。上がったり下がったりする株式で、下がったときに買って、上がったときに売るのが株式だと思っているひとは超一部の人以外損をします。
株は買ったり売ったりしないのです。買ったら放置なのです。これが王道です。世界経済は必ず成長します。成長すれば企業の収益率は上がりいずれ株価に反映されます。それを信じて黙って買い続けるのが株の王道です。
売買すれば儲かると思っているのは、プロがそうやっているからと思っていませんか?そうではありません。プロでも株式を売買すると米国指標(あとで説明します)にはほとんど負けてしまします。勝てるのは、世界一の株式の神様ウォーレンバフェットぐらいです。でもウォーレンバフェットでさえ、長期投資なのです。うねりで利益を得ようとはしません。こまめな売買はしません。売買して儲けている人はいないわけではないですが、極めてごく少数で、プロでも稀であることを知ってください。長期で株式指標に勝つというのはそれぐらい難しいことなのです。素人には絶対に無理であると断言します。これだけはきっぱりとあきらめてください。
③何を買うのかわからない。
そうですね。これはですね。この宝の地図を読み解く必要があります。
この地図は米国の話です。米国を買えばいいのです。
世界はインドが上がっているとか中国が上がっているとか、アジアが元気がいいとかネットでみることがありますが、基本はアメリカが大半であると思っていいのです。株に関しては。
もちろんインドも日本もわたしは今後は上がると思っています。
株というのは企業が儲かれば株価も上がるもので、損する企業より儲かる企業のほうが圧倒的に多いからです。
ですが今、世界を掴んでいる企業群はアメリカ企業です。
アメリカ企業のトップ数社だけで、日経平均のすべての会社を併せても時価総額が負けてしまします。それぐらい強大なのです。
しかも米国はFRB(連邦準備制度)が(簡単に言うと景気とか調整しているところ)が非常に優秀です。
その個別株を買ってもよいのですが、それだとリスクがあります。1社倒産したら資産をすべて溶かしてしまうことになるからです。
株式投資はギャンブルではありません。
財務諸表を確認せずに現在が割安か割高かも考えず個別銘柄を購入することは、投資ではなく投機と言います。かんたんに言うとギャンブルになるということです。
個別銘柄ではなく、株式市場をまるごと買うのが最初に見せた宝の地図の動きになります。
宝の地図、それは米国S&P500という株価指数です。アメリカを代表する500社で構成されている指標です。こういうまとまった指標のことをインデックスと言います。
株式投資はインデックス投資が主軸にする必要があるということです。
この500社は毎年数社入替があり常にアメリカの最強軍団と呼んでもいいでしょう。
使わないお金はすべてS&P500のインデックスに連動する投資信託を買って死んだふりしていろ。ということなのです。
でも死んだふりがむずかしい。
フィデリティ運用会社が行った2003年~2013年で顧客のパフォーマンスの調査では『運用を忘れていた人』のパフォーマンスがもっともよかったそうです。余計な売買はタイミングや購入銘柄等々いろいろ考えを間違えて投資し上昇タイミングを逃すからです。
これを知っていても、人はこれを守れません。
守れない理由を以下説明します。
最近の暴落について
tradingviewより引用
1993年から今日までです。
ぱっと見ると右肩上がりのように見えますね。では細かく見てみましょう。
2000年のITバブル崩壊
2008年リーマンショック
2020年コロナショック
大きな2つ事件、プラス最近の1つを見てみましょう。
ITバブルの崩壊時、49%の下落となりました。100万円入れていたら
半分の50万円になってしまう暴落です。
1億円入れていたら5000万円の含み損です。
グラフで分かる通り、2000年より下落2002年から2007年でやっと回復と思いきや、そのあとに2008年のリーマンショックへと向かいドン底へ逆戻り。2000年の高値で買ったひとは2013年まで待たないと復活しなかったということです。
あなたは13年も待てますか。きっとS&P500 は終わったんだ。と思うはずです。
これは最悪な例ではありますがこういうこともあるということを理解しなくてはなりません。
2008年のリーマンショック時に買った人でも5年間は下にもぐっています。
死んだふりしていることが極めて難しい理由なのです。
最近のコロナショックはどうでしょうか?
ほんの数か月でした。その後爆上げとなりました。それでも半年で30パーセントは下げましたのでいつも株価を見ていれば悲劇に感じます。
コロナはさておき、あなたはリーマンショックの暴落を耐えられますか?
では、凡人には無理なの?
いいえ。可能です。
今の例は、最初にすべてを突っ込んだ場合の話です。
株式市場の知識として、
人間の気持ちを機械的に抑えることができるのであれば、つぎ込むお金はタイミングを計らず投資できるすべてを株式市場に長くおいていたほうが投資効率がよいというのが机上の正解であります。
ですが、暴落が発生するとこの原則すら人間は信用できなくなります。
経験を積んでも暴落時に気持ちをコントロールすることは極めて難しいのです。これはかなりの経験を積んでいても難しいことなのです。
難しいことは失敗につながりますので私はしっかり株式市場の動きに慣れるまでは、株式は積み立てることを強くお勧めします。積立に最適なのが、
今回購入していただいた話にもどります。
確定拠出年金なのです。
毎月積み立てですので2000年から積み立てたとしても毎月定額で積み立てます。積立なので、暴落があり下がったときこそ買いと思えます。だって換金するのは定年のころですから。これなら続けられますね。
しかも自動で積立ですから、1度設定さえしてしまえば忘れることが可能なのです。60歳以降まで設定したことを忘れればいいのです。パスワードも金庫の隅にいれて忘れてしまいましょう。
もし、気づいたとしても、積立ですので、大底でも買っています。買い単価は下げられています。下げた時こそ継続購入なのです。
通常では、暴落のときですら、まだ下がるのではないかと買えないものです。
結局何をどれだけ買えばいいの?
S&P500と言っていますが、MUFG 三菱UFJ信託銀行の確定拠出年金にはS&P500という銘柄はありません。
S&P500に近い動きをするのは
野村外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI(信託報酬0.1023%)
企業型DC DCダイワ外国株式インデックス
三菱UFJ DC海外株式インデックスファンド
(会社によって選べる銘柄が変わる為、3つ書きました。この中でえらんでください)
になります。
2023年のデータで構成比は アメリカ74%、イギリス4.2%、フランス3.5%と3/4がアメリカとなっています。
※この指数は新興国、日本を除き、先進国への投資となります。
現在は、米国株と外国株式は若干米国株式の方が上ですが、時期により逆転することもあり、近いパフォーマンスとなっていますのでこちらでも心配ありません。
また、他の国への分散が効いていますので、より波が少なくS&P500より長い目でみるとS&P500より安全とも言えます。
※全世界株式というものが分散という意味では一番でありますが、該当ファンドがありませんので今回は外国株式(先進国株式)とさせていただいています。
米国が下がれば組み入れ率も下がりますので、外国株式は常に理想的に動きます。例えば30年後に他国強くなりアメリカが弱くなっても組入比率が変わって強い銘柄で構成されるということです。逆にアメリカ一強となってもますますアメリカ比率が上がりバランスを取ってくれます。
これはその年に一番儲かったのはどれかという表になります。
アメリカ株が上がると言っても、毎年どの株式、債券、その他投資対象が最高のパフォーマンスになるかは分かりません。
これを見る通り上昇の規則性はないのです。これを当てられるひとはプロでさえいません。だから、ネットなどの情報に惑わされてはいけないのです。これを買っておけば毎年一番上がるという投資商品は無いということです。
短い期間では、このように米国株式よりパフォーマンスがよいものがたくさんありますが、惑わされずに宝の地図通りに投資を続けていけば大丈夫です。
一応説明だけはしておきます。
この中には債券とかREITとかわけわからないのはいっているし、、、。
これはどうすればいいいの?以下の質問へ進みます。
株式だけでなくて、いろいろ分散するのがいいって聞いていましたが、、、。
REITは不動産です。これは今回は無視して問題ありません。宝の地図通りに戦うためです。分散という意味で持つことはよいですが、確定拠出年金ではなく、証券会社での特定口座で購入のほうがいいと思います。
現金100%でREITのETFでの不動産投資だと不動産投資の優位性である融資が引けないため私はもっていません。実際にはREIT先で融資を受けていますが現物よりもちろん少ないです。
株式と債券は株式が暴落時に資産退避の場として債権に流れやすく、株式半分、債券半分を持つという手法でリスク分散できます。
一般的には株式と債権は相関性が低いと言われています。
私は、確定拠出年金を積立ている年代(40代くらいまでは特に)では株式100%でいいと思います。(安全にいきたいひとは下の方法を使ってください)
まず、定年まで15年以上ある人は全世界株式100%でいいと思います。
15年~20年あれば過去の実績から株式だけでも負けない可能性が非常に高いからです。長期運用の説明はこの後でします。
10年以下の人で安全に運用したい人は確定拠出年金で全世界株式100%買い、
証券会社(楽天証券かSBI証券が米国に強くオススメ)に口座を開き
米国債券ETF(株式市場に上場している投資信託をETFと言います)を買うという手があります。
確定拠出年金でもアメリカ債券を買えますが、せっかく利益に対する税金免除があるのに、もうけの少ない債券を確定拠出年金へ入れるのは得策ではありません。
米国株の購入でTLTやBNDという銘柄がありますのでそれを買うのです。これが米国債券です。
はじめはETFという、投資信託が米国市場で買えるものが始めやすいと思います。
SBI証券や楽天証券等では、米国株の個別銘柄で検索すると出てきます。
個別銘柄を買うのと同じように購入できます。
TLT:iシェアーズ 米国国債20年超ETF
もしくは
BND:バンガード・トータル債券市場ETF(Vanguard Total Bond ETF)
米国株の検索で TLT もしくは BND で検索してみてください。
2024年2月現在
TLTで年3.64%
BNDで年3.21%
の利息となっています。
今回詳しくは割愛しますが、長期債のほうが価格の変動は大きく今回紹介した場合で言うと
TLT>BND
の変動率になります。
TLTの変動率が高いですが、株式と同時に持つなら長期債のTLTが相性良いと思います。
どのくらいの割合かは、ひとそれぞれです。安全なら、資産を50:50程度でよいかと思いますが、高齢であればもっと債権比率を上げるのが一般的です。
世界一の投資家ウォーレンバフェットは9割を株式(S&P500)へ、1割を債券へ入れることを勧めています。
年齢が高くなるにつれ債券を多く持つのが基本ですので余裕資金で購入してください。
そこまで資金をつぎ込めないという方は、確定拠出年金から米国債券を選んで入れておくのもアリです。債権は株式より想定リターンが低いので絶対に信託報酬の欄はしっかり確認して高い信託報酬の投資信託を選ばないようにしてください。
TLTやBNDに慣れてきたら、生の債権(証券会社で買えます)を購入するのもいいです。
株式市場で個別銘柄のように買うのがTLTやBNDですが、生債権は証券会社から本当の債権を買います。
これもSBI証券と楽天証券が商品が多いためお勧めします。
債権を説明すると1つのコンテンツになるくらいのボリュームになるので今回はこの程度で割愛します。
なぜ米国株式(外国株式)がいいのか、単利と複利について
宝の地図をもう一度見てください。
なぜこんなに上がっているのでしょうか。
それは複利と単利の理解が必要です。
初期投資10,000円を7.2%で運用すると10,720円になります。
10年運用すると17,200円になりました。
これが単利での運用です。
株式は複利で運用されます。
10,000円を7.2%で運用すると10,720円になります。1年目は同じです。
2年目は10,720円に対して7.2%となります。11,492円になります。
、、、、
10年だと約20,000円になります。7.2%だと2倍になるわけです。
例えばこれが30年であれば元本に対し
10年で2倍
20年で4倍
30年で8倍
になるわけです。80,000円ですね。
単利では30年でも31,600円です。
1万円ではなく100万円なら。
100万円じゃなくて1000万円なら。。。
もし運用が7.2%じゃなく景気がよく10%(近年なら十分ありえます)なら30年で16.3倍です。たったの3%弱ですが8倍から16倍になりました。
元本と金利が少しでも大きければ、複利のチカラを使うと大変なことになることに気づいてほしいのです。
かのアインシュタインは 複利は人類による最大の発明だ と言っています。
複利を利用する簡単な方法は株式保有が一番です。
誤解を恐れずもっと限定して言うのであれば米国株か全世界株のインデックス投資をするということです。
そして、このオススメしている全世界は年によって左右しますが、平均6~9%程度の複利リターンが見込めます。
今回は確定拠出年金の積み立てですので積み立てた場合も記載しておきます。
例
・毎月2万円の積立
・7.2%のリターン
だと
10年で347万7948円(元本240万円)
20年で1044万8496円(元本480万円)
30年で2441万9088円(元本720万円)
です。
本当の情報なの?インターネットの情報は信じられない。
わたしは、この情報のみです。これから一切あなたからお金を頂くこともありませんし、情報をつたえることはありません。たかが数千円のために嘘つくほどわたしはお金に困ってもいません。
また、少額でもお金を頂く理由は、100人いれば数人しか行動に移そうとしないからです。
無料ではあなたはその数名の人間でない限り行動しないのです。お金を払ったことによる対価として今すぐ今日に動き出すことを望んでいます。
でも株式に100%はありません。10年後大暴落があるかもしれません。
明日に暴落があるかもしれません。
勝率も10年で考えると7勝3敗くらいです。負ける年は10年あれば3年は負けます。
でも、長い目でみれば右肩上がりで
世界の成長は止まらない。
どんな世の中になっても、世界は成長するという大原則があるということを信じてください。
倒産する会社より業績を伸ばす会社のほうが圧倒的に多いのです。
最初の宝の地図は1800年からです。
この間には
世界恐慌、度重なる戦争、リーマンショック、疫病、、、。
すべての大変な時を乗り越えています。それでも世界は成長し続けました。
信じれるのであればきっとあなたの定年は素晴らしい生活が待っているでしょう!!!
野村外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI
だから 外国株式 コレ一択なのです。
まずは設定をしてくださいね。
では、最高の老後をお過ごしください。
追伸です。
※マッチング拠出とは
マッチング拠出とは、自分のお金を追加で入れることができる制度です。
企業によっては可能となります。もし、あなたの企業がマッチング拠出可能で、お金に余裕があるのであればマッチング拠出もオススメ致します。
自分のお金を入れる際に、所得税、住民税の節税ができるため、入れた時点で節税分お得なのです。そして複利運用ですから2重にお得な制度なのです。
また、最後に私の平均利回りを載せておきます。
わたしは三菱UFJではありませんが、運用しているものは同じMSCIコクサイ全世界株式のインデックスです。
全企業の平均利回りより圧倒的な開きがあることを確認できると思います。
そして、数パーセント平均の複利だと書きましたが、実際、時期によりもっとすばらしいパフォーマンスであるということもご確認ください。
特別情報 個別銘柄のほうが儲かるのでは?
確定拠出年金は投資信託(信託会社が運用する商品)しかありませんので今回個別銘柄の情報は省いて説明していますが、株式市場が活況な時は、どうしても個別銘柄を買ったほうが儲かるとつい思ってしまうものです。
確定拠出年金以外で株式投資を行っている人向けに個別銘柄の内容も特別情報として書いておきますのでご覧ください。
しっかり理解して、売らないチカラを付けていただきたいと思います。
ネットなどでは
5年で5億稼いだ!
個別銘柄これを買えば10倍株!
などと情報があふれていて買いたくなります。
ネットやTVなど有名人で言えば、
最近はTVやネットでの中心人物 テスタ氏
ジェイコム株の誤発注でありえない儲けをだした BNF氏
お笑い芸人から今や著名な投資家となったZeppy 井村氏
テスタ氏はデイトレードやテーマ株の取引を主に資産増加させました。
1日中株のことだけを考えて生活しています。
BNF氏もデイトレードです。
画面貼り付きで株式投資を行っていましたね。
井村氏は四季報を穴があくまでみて企業研究しています。
これも企業のことばかり考え抜いている方です。
一般人に株式投資のことだけを一日中考えることは難しいのではないでしょうか。
時合いという言葉もあります。
現在は上昇局面で大儲けできても、下落局面で同じ手法が使えなく居なくなったネットの投資家もいました。
自分の投資スタイルが合っていた時合いだったからこそ一時的に儲けられていたかもしれないということです。
この3人は違うかと思いますが、違う時合いでも勝てるかどうかは現在ではわかりません。
もう一つお話します。
ウォーレンバフェットが2008年から2017年の10年間 プロテジェ社(売買を繰り返すアクティブ運用)と賭けをしました。
バフェット氏はS&P500連動ファンドを購入そして10年間放置。
プロテジェ社はヘッジファンドに特化したアクティブファンド5つに投資しました。
プロテジェ社はマイナスになるファンドもなくプラス成績でしたが、
プロテジェ社の5つのうち1つのファンドもS&P500インデックスを上回るファンドはありませんでした。
バフェット氏が賭けの勝者です。
それほど株式の個別銘柄売買で儲けを出すことは売買手数料を払って、投資タイミングを見計らい、成長する銘柄に投資して、短期ではなく10年間という長期でパフォーマンスを保つということはプロのファンドマネージャーですら非常に難しいということです。
今回の確定拠出年金の投資方法は非常につまらないです。
でも、かの投資で有名なベンジャミン・グレアムは積極的な投資行動は『誘惑』だと表現しています。
分かってはいるけど手を出したくなるものです。株に詳しくなればなるほど買いたくなります。
私も事実この手法を主軸にしていますが、やはり個別株も持っています。
でも、株での著名な方々はインデックス投資(米国株や全世界株等の指標を買う投資)を勧めています。
投資の主軸は必ずインデックス投資をすること。
過去の名著と言われる本はインデックス投資を勧めています。
これを守ること。
そしてそれを信じること。
これだけです。