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博論日記36/365:出る部屋

今日は一日中引きこもっていて本を読んだり原稿を書いたりしていたので書くべきことがあまり見当たらない。今日はこの日記を書くために外に出るとか、そういうモチベーションにもならなかった。

Nelson 2004 Music for the Revolutionの他にも一次資料をちょくちょく読んで論文執筆に備えている——というか、もう実際に書き始めてはいるのだが。

今日からレベディンスキーという音楽学者が1931年に書いた『プロレタリア音楽のための8年(1923〜1931)年』という本を読み始めた。この本は昨日も日記に書いた「プロレタリア音楽家連盟」の活動の報告書兼今後の課題のまとめを行っている、という内容。とはいえプロレタリア音楽家連盟はこの本が出た1年後、1932年の4月には解散してしまうのだが……。
たぶんNelson 2004の7章、8章あたりでこの本の話も出ていたと思うのだが、並行して読むことでまた面白い発見があるだろうという考え。

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