博論日記292/365:身勝手さと好奇心の最果て

・晴れっぽい一日。春のうららかな一日とは行かないくらいの寒さだが、それでも心が踊らないこともない。アーカイヴ作業をして帰ってきた。

・作業をしていたら、大学から電話がかかってきて、そろそろ授業料を払う時期だという。4月に払えばいいと思っていたのだが、少し早めに払ったほうがいいのは確かだし、口座に授業料分くらいのお金はあるので、は〜いと言って銀行で授業料を送金してきた。人生で大学に授業料を払うのは、おそらくこれで最後……ではなくて、最後から3回目だ(日本の大学の前期後期があるので)。

・むしゃくしゃしたので安物のギターを買うぞと思ってロシアのメルカリ的なサイトで近所の人からギターを買おうと思ったら、昨今の(もう一年経つけれど)ごたごたでその人がベラルーシのミンスクに引っ越しており、しかもミンスクだと経済制裁のせいで銀行に送金ができないという。近所から安くギターを買おうと思ったら、ミンスクから3日くらいかけて来る上に、送金や送料の手間もかかってしまう羽目になって悲しかった。

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【終刊しました】日本と某国莫市の大学院で博士課程(専門:ロシア音楽史)に在籍している学生が博論(2本書かなければいけない)の日常生活、読書、進捗の記録です。音楽に興味のある方、海外の博士課程に興味のある方、ぜひ覗いていってください。

Ямон / やーもんの博論日記

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