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自分で考え、自分で判断し、自分で動く

縦社会の一番下で働いていた時、これがしたくてたまらなかった。いつもいつも、上の人からの指示でしか動けなくて、自分の考えで動けないことにストレスを感じていた。こうやったら効率いいのに…とか、こうやったほうが上手くいくのに…とか、自分には考えがあった。上の人に言ってみたが相手にされず、ストレスを抱えながら指示に従って動いていた。

人っていうのは、誰だって考えや思いがあると思う。その考えに間違っているところがあるかもしれない。でも、やってみないと納得はできない。

私は私の経験から、息子たちには、「自分で考え、自分で判断し、自分で行動するんだ」と言っていた。子どもは自ら進んでいくパワーを持っている。親がうるさく言う必要はない。親である私が、だまって、静かに見守っていることの方が重要だった。

でも、心配だから、ソワソワし言葉をかけそうになる。実際かけてしまい、「お母さんは余計なことを時々言う」と先日言われてしまった。お母さんなのよ、私。心配なのよ。

息子たちは成人し、大人になった。自分で考え判断し、行動する力を養っている最中かもしれないし、「自分でやってみたい」という気持ちはきっと、もう持っているだろう。

わたしは静かにしていよう。見守る嬉しさを感じていよう。

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