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共通テストを受けている息子を支えるにあたり
母親の私が緊張しても、どうしようもないんやけど緊張する。耳鳴りや胃痛がすることもある。昨晩はよく眠れなかった。息子がうまく自分の力を出せなかったら、どうしよう…と不安になる。
でも、試験を受けられること自体、幸せなことなんだ。長男は、共通テストを受けなかった。受けられる状態ではなかった。不登校5年目だったから。
共通テストを受けられる元気がある。受験勉強ができる体力精神力がある。その力を使って、テストに挑んでいる。それだけで十分。それが出来ることはすごいことなんだ。
挑戦して、そこで色んなことを感じて、それも自分のものにする。よかったことも上手くいかなかったことも、自分の財産にしていくんだ。息子が自分で感じて、自分で考え判断して、自分の道を進んでいく。
もし、自分の力が発揮できなかったとしても、それで人生オシマイじゃない。失敗から学んで進む道も、いい道だ。それは、長男に教えてもらった。不登校は失敗ではないが、つらくて何も出来なかった時期が、長男を大きくしてくれている部分はある。長男は今、目をキラキラさせて、勉強している時がある。まだ不安定だけど。
不安定なのは、長男も次男も一緒。不安定でいながらも、自分で自分の道を歩んでいる。
それを見守る役目はしんどいが、幸せだ。
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