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セーラー服

去年までJAZZ BARで働いてた。
2年近く…幸せな時間やったなぁ。
色んな考えを持った方とお話しするんが
楽しくてJAZZとか誰も聞いてへん。
いや、そんな事ないわ…

その中でも私のお客さんのネタ帳は
今読み返しても笑える。

2022年11月23日

顔面バカリズムやん。
生きていく。をテーマに話してくれた。
知識豊富なおじさんって感じ。
帰り際最後に、
(これだけは言っておく、大人になったら結局誰も助けてくれへんねん、でも自分に正直に、本心のままに貫いて生きていけばいいねん、人の目なんか気にせんと自分が後悔せんように生きて行けばいい)
急に真剣な顔して、、顔バカリズムのくせに…
ありがとうございましたぁ!ゆうて帰った後
マスターにあの人普段なんの仕事してはるんですか?って聞いてみたら
(普段は車掌さん、休みの日は女装が趣味でセーラー服きてルーズソックス履いて徘徊してる…)
……んン?ん?
さっきの帰り際の捨て台詞説得力ありすぎるやろ…
土曜はセーラー服でBARに来るらしい。
土曜担当に変えてくれ。

その後たまたま土曜日出勤の時にセーラー服で来てくれたけど、めちゃくちゃ似合ってた。可愛かったよ。おちょくってるとかじゃなくて。
堂々としすぎててなんとも思わんレベル。
好きで着てるだけならなんにも問題ないんやから。
それで本人が今日機嫌よう1日過ごしてはったんやろなぁ、って思ったらなんかそれで充分やしステキやん。周りなんか気にせんでいい。


それやん。

半年くらいネタ帳書いてたな。
懐かしいな。
会いたいなぁ。

JAZZは好きな人は偏ってると思うけど
私はJAZZで生きていける自信がある
今までもこれからも

Phineas Newborn Jr.
Harlem Blues

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