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一流の人は、自分の生き抜き方を常に考え続けている。 止まることをせず、新しいことを取り入れて自分のものにしてしまう。 その姿は海の中で生きる大きな魚のように、全てを丸のみにして自分の中に取り込んでいくようだな…と思った。
東海道新幹線は私が人生一の頻度で乗っている新幹線だと思う。 以前にも書いたが、新幹線に乗れば大体今どの辺りを走行しているかが体に染み付いている。 岐阜羽島駅までの距離は10年以上、慣れた時間になってきていたが岐阜羽島から先の移動は未だに体が慣れていない気がする。 岐阜羽島を過ぎたあたりから新大阪までの時間もものすごく長く感じるし、景色もあまり覚えていない場所が大半だ。 静岡あたりとはまた違った感じの田園風景が広がる岐阜県と滋賀県の県境。 新幹線で窓の外を見ていると、そ
気が付けば、朝晩は窓を開けていると寒いくらいの気温になった。 この夏は8、9月と舞台続きで、現在はおそらく今年最後になるであろう「ロミオとジュリエット」の稽古に入った。 8〜10月は途切れることなく物語のことをぐるぐると考えている。 忙しくしているとあっという間に季節が過ぎる。 とても有難いことだ。 しかも、好きな事で時間が過ぎて行くことは本当に幸せなことだな…と思う。 昔、学校に行けていない時期は季節が変わるのが少し嫌だった。 春はみんながわくわくする新学期を楽し
ぼてっとした大きなフォルム、 マットな質感の黒いボディ、 どしーっとした重み。 陶器同士が当たるとする独特の時のかちゃっとした音。 (昔、実寸代の大きさと重みのあるガラス製のドラゴンボールのおもちゃ同士をぶつけたり床を転がしたりしてアニメと同じ音がすることを楽しんでいたことを思い出した。笑) 綺麗な弧を描く半円の蓋を開けると、内蓋があってまだ中身までは見せてくれない。 平べったい2枚目の蓋は全てをその中に閉じ込めてくれている。 蓋を開けると、白くて温かな湯気が勢いよ
「あなたは○○な人だよね」 と言われれば私はこの人から見たらそうなんだ…とその人の思う"私"を少なからずその人の前で演じていた。 ○○にマイナスな言葉が入っていれば、それはそうかもしれないと思い、私はダメな人間だなと落ち込んでいた。 でも、果たしてそれは本当にそうなのか? 他人が知る自分は本当の自分の何%くらいなんだろう? 自分の評価が正しく出来ていれば 例え他人にマイナスな事を言われたとしても、 "この人はそう感じるんだな"と 受け取れるのではないだろうか? そん
お仕事のまとまったスケジュールが終わると、数週間のお休み期間に入ることが多い。 その期間は次のお仕事の準備期間に充てたり、プライベートな時間をゆっくり過ごしたり様々で、 今年の前半は空いていた時間で資格試験に合格して新たな自分の道を見つけたり充実していた。 お休みの日は何をしていますか? という様々な場面で使える話題のきっかけにはいつも少し考える。 私のお仕事は、明確な週何回というお休みではないので、決まった曜日に行くような趣味は特にないし、いつも回答に困る質問をこの
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私は本を読むのが昔から好きだけど、一人暮らしを始めてからお風呂の時間が退屈(お風呂に入るのは好き)で色々試した結果、お湯に浸かりながら本を読むことが1番しっくりきた。 湯船にお湯を張って、お気に入りの入浴剤を入れ、半分ぐらい蓋をしたまま蓋の端っこを利用して本を置きつつページをめくっていた。 小説から始まり、漫画、雑誌までもお風呂に持ち込むようになって入浴時間は1時間半を超えるようになった。 そんな時間を楽しんでいたが”蓋の端っこ×本”は相性が良くないらしく、 10回に1
舞台の本番直前の音楽がかかった頃、番組収録前の出演者の方が集まったスタジオ、ロケ前の準備の時間、このお仕事をしていると緊張感に支配される瞬間は多々ある。 私は小さい頃、個人競技のスポーツを多くやっていた。 器械体操にフィギュアスケート、バレエ。 1人で演技をする場所やスケートリンクに立つ瞬間の緊張感と今お仕事で感じている感覚がとても似ている。 緊張しやすい方だと思うが、私はそれがとても好きだったりする。 緊張感を感じ始めると、体のあらゆる場所ががミシミシする。 心臓が速く
自分が発している言葉は自分の耳が1番聞いていて、だからマイナスな言葉を口から出している人ほど、自分にブーメランとなって返ってきているんだそう。 それを聞いてから、どうせ聞くなら口から発する言葉はプラスなことが多い方がいいなと思った。 思い返してみれば、Happyなオーラを発している人は口から出る言葉も明るくポジティブであることが多い気がする。 内面がポジティブだから、口からもポジティブな言葉が出て来るのかもしれないけれど、自分の言葉を自分の耳が1番聞いていることを頭に置
いつだったか、本で読んだ一言。 私はいつでもやりたいことや、やってみたいことが沢山頭の中に浮かんでいる。 形にできるかできないかは別として、何か自分が新しい挑戦をしていることを妄想をすることが好きだ。 純粋に芸能界を目指していた中学生の頃は頻繁にその夢のことを妄想していた。 アイドルを卒業後も妄想する癖は相変わらずで、その中のいくつかはアルバイトで実際に経験した。 パン屋にカフェのホール。 イタリアンのホールにフルーツサンド屋。 それまでアルバイト経験のなかった私に
私は小さい頃から運動が得意で、何をやっても平均点を取れてしまうような器用なタイプだった。 その反面、努力をすることが苦手で壁にぶつかるとすぐにやめてしまうような弱い面があった。 器械体操の大会に出て、結果が万年2位でどうしたって勝てない選手がいたけれどそれなりに満足感を得ていた。 ある時、器械体操の県大会でずっと負け続けていた選手に平均台の種目でだけ勝ったことがある。 演技の途中で私は”勝てる”と思った。だから意地でも落ちないように慎重に演技をした。
私は驚くほどに数字が苦手で、計算なんて本当にこの世から無くなればいいのに…と思ってしまう。 子供の頃から数字を見ると拒否反応が出た。 算数や数学のテストの点が飛び抜けて悪く、私はバカだから出来ないんだ…とよく落ち込んでいた。 分からないところを何度も教えてくれる母の説明が一向に理解できず、逆ギレもした。(母からしたらとんだ迷惑だっただろうな。笑) 出来ないことはやりたくない主義の頑固な性格だったのも影響して、数字嫌いは未だ克服できないまま今に至る。 前にもどこかで言っ