吉四六さんの天のぼり ねんど日本昔ばなし 臼杵市
「吉四六が、天に昇ってみせるで〜!」
田んぼを耕す楽な方法はないかと考えた、とんち者の吉四六は、田んぼの真ん中に高い梯子を立てて村中に言いふらし、皆を集めた。
吉四六が梯子を登りだすと、「危ない危ない!」と、村の衆は梯子の周りを右往左往の騒ぎ。
「そんなに皆が危ないというのならしょうがない、天のぼりはやめるわ」と、吉四六は梯子を降りた。
村の衆が帰った後、吉四六の思惑通り、騒ぎで踏みつけて回られた田んぼは、立派に耕されていたそうな・・。
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ロケ地:吉四六ランド