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渋谷QUATTROでいつかできたら

昨日はフジロックのキックオフイベント?プレイオフ、だかなんだかのライブに行ってきた。betcover!!とORIGINAL LOVEの田島貴男さんのツーマンだった。

クアトロで見るbetcover!!は2回目だった。4月のbetcover!!は2回目だった。一個前はBillboard横浜で行われた七人公演だった。
七人の公演では、母船とアイドル、卵で泣いたのを鮮明に覚えていて、
というのもbetcover!!を好きになった理由の曲だから。
本当にいい曲。計算されてるのかされてないのか、分からないけどいい曲。

で、今回渋谷QUATTRO。一曲目、ダンスの惑星。
「んお!!!!!」って声出た。
私は毎月聴く曲変わるから、月毎にプレイリスト作っているけど、
betcover!!を知った九月に、初めてプレイリストに入れた曲は、
ダンスの惑星だった。
曲始まりが柳瀬さんの弾き語りから始まって、楽器が入ってくるの、本当に良い。
あいどるもその始まりだったけど、とてもその始まり方好きだなと思った。
メアリーズの曲に「チューニング狂奏曲」ってあるけど、
願望の弾き語りから始まる。それめっちゃ好き。
多分だから音圧の変化がある曲というか、曲の中でギャップがあるのが好きなんだろうな、と思った。

そして田島貴男さんのギター弾き語りなのに、一切弾き語りと思わせないような勢いと迫力のある後半戦のライブも終わり、
「いいライブを見た!!!!!!」とはまさにこのことなのかと思った。


なんか、前までは好きだったバンドも沢山あって、月5、6本くらいライブ行って、下北沢行って、物販で出待ちして、みたいなことしょっちゅうしてた。
けど、自分がバンド始めて、少しずつだけど自分の価値観変わってきたなあと思った。
歌詞が!感動!共感!以外にも必要な感情って多分もっとあると思う。
みんな歌詞の良さは、誰にでもわかりやすいから理解しやすいけど、
その歌詞を際立たせるためには、音楽の良さが必要だと思う。
半音下がりの曲は、寄り添う歌詞に合うし、長調と短調を曲の中で織り交ぜれば、気分の上がり下がりがよく伝わる。
みたいな感じで、やっぱり音楽って大切だなと、最近思う。

昨日一緒にライブに行ってくれた好きな人にも話したけど、
メアリーズで私のバンド物語を始めてからというもの、
大学生活でも、親との関係でも、友達でもサークルでも埋まらないような
なんかちょっとした日々の嬉しい楽しい悲しい辛いを、形に残したいと思う
下らなくてセンスのない私の何かが、埋まった気がした。
やっぱり早くみんなに会ってお喋りしたい。
もちろん練習もする。

もしQUATTROで出来たら、グランドピアノでやりたいなぁ。
せっかくあるなら、やるしかないよね。
メアリーズでQUATTRO。少し私の勝手な目標ができました。

昨日は好きな人と一緒にライブ見に行けて、良い演奏に涙を流し、
一緒にご飯食べて余韻に浸りながら、
「もし自分たちがブッカーだったら」という妄想話に花を咲かせ
帰りは別れに寂しくなるような
超いい日だった。

実は私はこう見えて塾講師で、最近めちゃくちゃ働いてる。
超働いてる。最近働いてる。
頑張ろ、残りの4月。

今日のお耳のお供は、THE BLUE HEARTSでリンダリンダです。

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