テフロン加工のフライパンはやめておこう。

テフロン加工が危険だという話を聞きまとめてみました。

テフロン加工について

PFOSとPFOAが危険

テフロン加工に使用されている「PFOS(ピーフォス)」「PFOA(ピーフォア)」というのは非常に危険なものみたいです。

POPs条約(残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約)というものがあり、テフロン加工に使われている「PFOS」「PFOA」は「ストックホルム条約第9回締約国会議(2019年4月~5月)」で追加されたようです。

それ以前から影響は出ていて映画にもなっているみたいです。

2017年には和解した模様です。

日本ではどこが製造?

ウィキペディアによると、AGCやダイキンなどが製造しているみたいです。

日本でも規制

日本では、2021年10月22日に施行されたようです。

水道水は比較的大丈夫

水道水は比較的安全なようで浄水場の検査はパスしているみたいです。

地下水はやばい

浄水場を通していない地下水などについては非常にまずいことになっているようです。

環境省がPFOSやPFOAを全国存在状況把握調査をした結果についてはこちらからPDFで確認できます。

多すぎてわかりにくい場合はこちらの動画が見やすいです。すでに被害が出ているみたいです。

フライパンはPFOAフリーのものを

フライパンはPFOAフリーのものを選ぶようにしましょう。

T-falやレミパン、evercookなどはPFOAフリーになっているみたいです。他にもPFOAフリーになっているところは多いです。探してみてください。

あれだけテフロンの印象が強いT-falが、いつのまにかチタンコーティングになっていたのにはビックリしました。

PFOAフリーでも空焚きは駄目

フッ素コーティングがされているもの(PTFE)ですが、約260度で劣化し始め、約350度で分解されるみたいです。気化したときに出るガスは有毒で小鳥には致死性であり、人体にはポリマーヒューム熱を引き起こすみたいです。

最近はキャンプ用品などでフッ素コーティングが手軽に出来るタイプのものが出ていますが、それらも空焚きには十分注意した方がいいみたいです。

また、最近のIHでは温度が上がりすぎると自動で切れたり、空焚きを防止したりする機能が付いているので比較的安全です。

あとがき

「テフロン加工のフライパンは一年ぐらいで駄目になるからその都度買い替えたほうがコスパがいい」とか言っていた大学生時代はそうとうやばかったようです。

知らないものは買わないほうがいいと言っても周りは知らないものだらけになっているのでそうもいかないのが困るところです。シャンプーや洗剤の成分全部言えるかと言われても無理だし。

フライパンで一番安心なのは鉄のフライパンですが、手入れがめんどくさいのとくっつくのがなんともといったところですね。IHに対応しているものもあるので、健康的に長く使うことを考えるとそちらの方が良さそうです。鉄分も取れますしね。



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