恋や愛について

セックスしなくても恋人でいられるし、セックスしても恋人でいなくてもいい。イコールじゃない。人に触れたい、たばこを吸いたい、あたしは不安になるんだ。だから補給する。
14のときから恋人かセフレかいなかった期間がほぼなかった。こんなことおおっぴらに言っても誤解されるだけ、おとなしそうな見てくれでヤリマンだとかちゃらんぽらんだとか。
あたしセックスがすごく好きなわけじゃない、やらなくてもいい、どちらかといえばだいぶ音楽や映画やたばこのほうが大好き。ちゃんとあたしのなかを見てくれる人がまた現れたら話は別。てきとうな付き合いがなくっちゃ死んじゃいそうな夜もあるでしょ。あたしはあるんだよね。これはあたしを守るもの。乖離したあたまやこころをもっとぐちゃぐちゃにしてどうでもよくしてくれるもの。家族がくれなかった愛情を男で埋めるという行為をつづけたところで一生満たされることはないだろう、たぶん知ってる。恋人から家族になる瞬間を望んでたけどそれも永遠なんて確証はないし。いつまでつづけるかな、こんな暮らし。依存させてくれないこの関係に今は感謝してる。恋をすると愛になるから重くなると醜く汚くなる。あたしはまだ恋も愛もうまく扱えないから愛される資格なんてないんだ。だけど適当で適度なやさしい時間をくれる人がいまあたしに居て、恋人ができたらさようならの軽い契約だってこんな付き合いだってあっていいとおもうんだ。重いのはきらい、重くなりたくもない。でも人に触れていたい。

あたしを形成してきたいろんな人たち、

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