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走るのが速くなりたい人のためのまとめ

おはようございます。昨日の文章に追加する気持ち。今日はちゃんとカモシカのように速く走れる方法をまとめます。

もも上げ
膝がちゃんと前に出せること、できれば高く上げることをキープしながら走れることは歩幅にも影響してくるのでかなり大事です。30秒腿上げして、10秒休む、というのを何セットかやると力がつきます。この時、絶対に骨盤を斜めにしたり膝を変な方向にあげないこと。まっすぐ膝をあげないと、変な筋肉がついてカモシカのような足になりません。

ふくらはぎを鍛える
ももだけ鍛えても、その下の部分できちんと蹴り出せないと足の回転数を上げたまま前に進むことは不可能なので、ちゃんと膝から下も鍛えていきます。やり方はバレエのルルベとおんなじです。壁に手をついて、肩幅に足を開いて(この時足はパラレル。かかとから爪先までまっすぐ壁に向ける。そうじゃないと変な筋肉がついてカモシカのry)、かかとをしっかりと上げてしばらくキープ。またおろして少し休憩して、これを何セットか。ふくらはぎは第二の心臓です。ポンプ機能をしっかり使えるように、トレーニングの後はマッサージを念入りに。

腕の振り方
特に短距離は腕の振り方によってだいぶ速さが違ってくると思うです。乱れのない、無駄のない振り方が理想。短距離の場合はできるだけ直角に近い肘の形をキープしたまま手をあごの近くまで持ってくる。後ろに下げる時は肘を引きすぎない・。前に進むのに後ろに肘を引きすぎても意味がありません(長距離は違う)。前に進むために必要な分だけを引く。

上半身を鍛える
せっかく腕も振れて足も動いても、胴体がちゃんとブレずにいないと走るというより阿波踊りになってしまいます。カモシカになるために、体幹をしっかり作りたいところ。私はメディシンボール(なんか重いバスケットボールみたいなやつ)をいろんな方向に投げてキャッチすることをやっていました。これも筋肉の左右差が出ないようにいろんな方向と言えども左右均等に!

ストレッチする
とにかく怪我をせず明日も走り続けられるように。股関節も肩甲骨も首も、あらゆる方向に深呼吸しながら伸ばしていく。

呼吸大事に
私が中学生時代に長距離走で一番大事にしていたことはこれかもしれない。思春期ならではのあれなんですけど「人にハアハアいってるところ見られたくないよー><」という自意識過剰な少女は、呼吸を整えながら走ることを会得しました。これは効果的でした・・・常に呼吸を整えながら走ることによっていつまでもどこまでも走れる体作りが出来たのですね。鼻で吸って、鼻で吐く。腹筋との連動を感じながら。呼吸が整えば走るのが楽しくなる。

でもね、何事もやりすぎは禁物です。昨日書いたように楽しみがプレッシャーに変化してきた時、私は選手を辞めなくてはならなくなりました。気胸になってしまったのです。ある日駅伝の練習が終わってから帰宅し塾にいったのですが、塾の講義の最中にどうも苦しくなってしまって救急に行きました。肺に穴が空いてました。「この年頃の男の子がなりやすいんだけどねえ」と言われました。当時は走り幅跳びもやっていて、顧問の先生から体重の制限をかけられていたので、痩せ型の筋肉質な人でした。3年の駅伝大会の直前。私はすごくほっとしました、胸は辛かったけど。顧問の先生はかわいそうだと泣いてくれました、でも私は全然泣くことじゃないのになと思いました。ホッとしたんです、誰かのために走らなくていいと思った時にすごく。それで陸上をやめて、演劇を始めました。でも走るのは好きでした。

さいごに
走ることでもお芝居でも、基礎練習はあくまで基礎練習です。本番では何も考えなくてもできるように、体に染み込ませるのが基礎練習です。基礎練習なくして本番なし。速く走りたい人は体幹を鍛えることからお勧めします、サーフィンとかも楽しそうだねえ。では


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