不幸な仲間とDQ5

*この記事はSFC版DQ5のネタバレを多分に含む可能性があります。
閲覧の際はご注意ください。

 別に運の良さについて調査しようというほどのことはないけど、何となく
やったことないなぁと思ったので遊んでみました。


○ストーリーと主人公の運の良さ

 DQ5の主人公と言えば(まあ比較できることでもないけど)シリーズの中
でも結構不幸な人生を歩んでいると言われる主人公の一人。

 その要素はステータスの運の良さにも反映されていると言われることが
あり、母がおらず父と死別する幼年期、ドレイとして働かされ逃げて故郷に
戻ると滅ぼされている青年期初期は運の良さも(想定される)レベルアップ
の範囲ではほぼ上がらない。
 そしてキラーパンサーと再会し、幼馴染と再会し、結婚し、父の故郷に
辿り着き、子どもができ、となっていく青年期中盤に運の良さも上がって
いくように青年期の途中まではストーリーに添うように運の良さの成長も
デザインされている
、と言われることがある。

 公式ガイドブックの到達レベルを参考に並べると、以下のような感じ。
 まずレベル1で運の良さが4、そこからレベル11までは一切運の良さは成長しない。レベル11はちょうど幼年期の最後のダンジョン、古代の遺跡への
到達レベル
とされている。
 レベル11~15までは運の良さが1ずつ上がり、レベル16で運気が上がるのか一気に4も伸びる。
 レベル16がちょうど神の塔を攻略し、大陸を渡ってポートセルミに到達
するレベルとされている。
 ラインハットのボスを倒すあたりからまあストーリー的にも上向いてくる
感じはする。
 その後キラーパンサーと再会する魔物の棲み処の到達レベルが18、レベル
16から2回のレベルアップで9も伸びる。
 次にビアンカと再会する山奥の村の到達レベルが21、レベル18から更に13
も伸びる。

 まあ以降はある程度安定して伸びていくので細かくは取り上げないが、
青年期のラインハット攻略辺りを境に伸びていくようにデザインされている
という話が何となく伝わるといいなあという話。

 で、今回はそんな主人公に負けず劣らず不幸な仲間がいないか、主人公と
不幸と苦労を共にする仲間がいないか探して一緒に冒険しようという話。

○不幸な仲間たち

 いくらかのモンスターを洗い出し、初期レベルでの運の良さが低く、
できれば主人公より運の良さが高くならなさそうな仲間を探してみた。

 その中でまず初期ステータスの低さで目を引いたのがスミス、ネレウス、
スラリンの3匹。
 3匹とも1桁しかなく、スミスとネレウスに至ってはある程度のんびり
プレイすることを前提にしてもほとんど成長しないという圧倒的な優秀さ。

 続いてドラきち、ブラウン、マッド、ピピンだが、初期レベルの運の良さ
が10~15
と割と低め。ただ成長を見越すとドラきちはかなり成長がいいので
初期メンツとしてはありだけどちょっと最後一緒に冒険する候補としては
微妙かなという感じ。

 そしてホイミン、コドラン、男の子、サンチョ、イエッタ、ピエール。
初期レベルの運の良さが25以下だが、そこそこ簡単に運の良さが上がるので
これまでのキャラに比べるとかなり見劣りしたので今回はなし。

 最後に嫁候補の2人ビアンカとフローラだが、ストーリー的になんとなく
ビアンカのほうが不幸そうな印象を持ってしまったがステータス的には逆。
 ビアンカは初期レベル10で運の良さが23、フローラも初期レベル1で運の
良さが23だが、フローラは青年期前半の間は運の良さが一切成長せず23の
ままキープされる。その後ストーリーラストで再加入しても長期的にレベル
アップでの成長を見ると運の良さの成長が低めと思われた。
 まあどちらでも攻略上困ることはおそらくないが、今回はフローラと一緒に冒険することにした。

運の良さ事前調査雑まとめ

 というわけで、今回の仲間候補はスラリン、ブラウン、スミス、
(ドラきち)、フローラ、マッド、ピピン、ネレウスとなった。

○攻略の経緯

 まあ見どころがこれと言ってあるわけではないのでざっくりと。

・幼年期

 まあ仲間を選ぶ余地もないし、のんびりとレベル上げたり会話したり
しながら進めた。
 主人公の名前は、運が悪いと言えば「よういち」かなということで。

世界一不幸な男誕生?
初期ステータス

 のんびり遊び過ぎてレヌール攻略完了時点でレベル10に。

おやぶんゴーストをやっつけた

 まあ特に何事もなく無事終わり、見た感じ主人公レベル14かな?

エサいかが?

・青年期前半

 滅びたサンタローズに帰ってきた。

びっくりシスター

 うろうろしてたらスライムが3匹仲間になった。ドラきちは来なかった。

運良くないか?

 ラインハットが平和になった。

こう言ってもらえるのって自分の人生も上向いてそう

 鈍足パーティみたいなプレイと違って運の良さが低いことはそれほど気に
なるシーンがないのでこれといったスクショシーンもなし。
 メンバーの初期ステくらいスクショ撮っとけばよかったなぁ。

 マッドも少し粘って仲間になったので無事進めた。

・青年期後半

 ピピンを加入させて、最大の山場のネレウス待ちが始まった。
 といっても意外と2時間くらいで無事仲間になり運がいい。

 ネレウスは海エンカでエンカウント数自体が稼ぎにくく、更に加入率が
 1/32と少し低め
なので仲間にしたことがない人も多いのかもしれない。
 自分は1回しか仲間にしたことがなかったし全然使ってなかったので
 今回はしっかり使うぞと楽しみでしょうがなかった。

きたああああああ

 今回のメンバーの中ではレアなダメージ系の耐性も強めのキャラ。ほぼ
終始ネレウスにお世話になる形で運用した。
 特に水の羽衣の効果もあって炎系に対してはかなり強い
 素早さも伸びるので敵味方どちらに対しても先制させやすいのでサポート
面でも活躍した。

ネレウスつえー
ネレウスさいきょー

 名づけシーンを撮ってなかったので今さらスクショ。

よういち、やめろう、いやよと言えば

 フローラが帰ってきたのとジャハンナの装備品が高いのでしばらく稼ぎを
したりしながらのんびり進めた。

・最終戦ステータス

 主人公とフローラはまあ結局割と伸びてしまって90弱まで伸びた。

 他はその半分の40以下にとどまり、中々いいメンバーがそろった。

 そしてなんといっても注目株のネレウス・スミスの運の低さ!
 素晴らしい不幸な仲間でした。

 ミルドラースは特に何事もなく終わり、裏ダンジョンも楽しく攻略して
エスタークはちょっとフバーハもなかったし強かったけど無事倒しました。

○後書き

 調査ではないのでホントにただのんびりコンセプトプレイしたなぁという
感じで、まあ取りあげて書くほどの細かい内容はあまりないのだけど、
まあこんな遊び方もしましたよという感じで1記事書かせてもらいました。
 運の良さのステータスそのものの影響よりも、それによって使えるキャラ
が制限
されるので特に回復手段が少し乏しいことと、特に防具がしっかり
固めきれないキャラがいくらかいることが何も考えずに遊ぶ分には窮屈な
かもしれないなあとは思いつつ、新鮮なコンセプト、メンバーで楽しく冒険
できました。

 ここまでお読みいただきありがとうございました。

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