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【韓国福岡ミッフィー旅行】巨済島のミッフィーカフェへハングルだけのバスを乗り継いで行った話 Day2
2日目。今回は釜山から巨済(コジェ)島のミッフィーのカフェ「miffy cafe geoje」に向かいます。
「miffy cafe geoje」までの経路はこんな感じです。
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ざっくり説明すると、釜山の市街地から地下鉄で釜山西部バスターミナルへ向かい、そこから巨済島の中心部への古県(コヒョン)への高速バスに乗り、さらにそこからバスでミッフィーカフェの最寄りのバス停へと向かいます。片道3時間。遠いですね。
巨済島のミッフィーカフェへのアクセスはこれが最短で、あまり公共交通機関で行くことが想定されていないみたいです。
ミッフィーカフェへ行くぞ
それではさっそく、バスターミナルへ向かっていきます。
ホテルの最寄り駅である西面駅(서면)から、地下鉄の2号線に乗り、バスターミナルの最寄りである沙上駅(사상)へと向かいます。大体16分ほどで、1本で行けたので楽でした。
沙上駅に着いた後は案内表示に従い、駅から降りてすぐの釜山西部市外バスターミナル(부산서부시외버스터미널)に行きます。バスターミナルで巨済島の中心部にある古県バスターミナル(고현버스터미널)行きのチケットを購入し、とりあえず巨済島へのルートは確保できました。
巨済島へのバスのチケットはバスターミナル内の自動券売機で購入しました。釜山から巨済島へのバスは約30分おきに出ていて、値段としては9000ウォンだったと思います。自動券売機は日本語表示付きだったので、韓国語が読めない人でも楽に購入できてよかったです。
バスターミナル内にはダンキンや貢茶などの飲食店があったので、バスに乗る前の食事には困らない環境だったと思います。私はダンキンでホットドッグを買って食べました。
そこからバスに乗り移動。バスは結構空いていて快適に移動できました。車窓からは釜山の市街地、住宅地、工業地域、海の近くのコンテナターミナルなどなど様々な景色を見ることができて、とても新鮮でした。
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釜山地域と巨済島を結ぶ巨加大橋を通って巨済島へ入ります。巨加大橋は2010年に開通し、これができたことでアクセスがめちゃくちゃ良くなったみたいです。あと調べてから知ったのですが、この橋の一部は世界最深の海底トンネルらしいです。そんなところ通ったんだ私。
そんな感じで1時間半ほどバスに乗り、巨済島最大のバスターミナル、古県バスターミナルに到着。ここからはほとんどハングルしかなくてドキドキ。
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ここからミッフィーカフェ最寄りのバス停であるダデ(다대)に向かいます。
このダデ行きのバス、どうやら運行している本数が少ないらしく、2~3時間に1本くらいしか走っていません(たぶん)。私はかなり早く着いてしまったので、古県に着いてからそのバスに乗るまで1時間半くらい待ったと思います。バスターミナルの中にもお店があんまりないので、時間が過ぎるのが遅く感じました。幸いにも晴れていて外が暖かかったので、過ごしやすかったですが。
午前11時45分発の「54-1」番のバスに乗って出発。そこから1時間ほどかけてダデのバス停へ向かいます。
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一つのターミナルから出ています
バスの中はもちろんハングルの表示しかなく、車内音声も韓国語のみ。地図アプリで自分の現在地を確認するのを頼りに行きました。あとバスがかなり飛ばしており、かつ山と谷を交互に上り下りしながら駆け抜けていく感じだったので、事前に用意しておいた酔い止めも頼りになりました。
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山の中を通っていきます
1時間ほど路線バスに乗っていると、遠くに見覚えのあるうさぎが。
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12時53分、ようやくダデ駅、ミッフィーカフェの最寄り駅に到着です。長旅だった~。ミッフィーカフェに行っただけなのに、見知らぬ土地でなんとかするスキルが上がったように感じています。
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ダデのバス停前はこんな感じ。いかにも田舎の港町といった感じです。こんな僻地みたいなところにミッフィーカフェがあるなんて…。
韓国唯一のミッフィー公式カフェ 「miffy cafe geoje」の中身
海岸沿いに少し歩いて念願のミッフィーカフェに到着。コンクリート造りで現代的、おしゃれな建物です。ここからはミッフィーカフェの内装を色々紹介していこうと思います。
中は基本的にどこも立ち入りOK(小さい子供は3階のルーフトップはNGみたいです)で、以下の写真のような感じのミッフィーであふれた建物を隅から隅まで楽しむことができます。
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おしゃれなコンクリート建築
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次に、カフェのメニューはこんな感じ(韓国語表示のままで失礼します)。飲み物に加え、パンやケーキなどがあり、充実したラインナップであったように思います。
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普通の飲み物でも。ミッフィーのデザインのカップに入れてくれます
私はミッフィーラテ(メニューの一番上)を注文。ラテの上にゴマ味のクリームが乗っていて、さらにミッフィーのクッキーが入っている飲み物です。最高ですね。さらにミッフィーのパンを合わせて、ミッフィーだらけセットのできあがりです。かわいい~~~~~!!!!!
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全部おしゃれでおいしそうで迷いました
画像下のコースターは、はるばる日本から来たミッフィー好きを見かねてくださったのか、店員さんから「サービスです」とご厚意で付けていただけたものです。日本人のお客さんってそんなにいないんですかね。日本のこういうキャラクターカフェだとこのコースター目当てで大量に飲み物を頼む人もいるというのに、こんなにたくさん付けていただけると出血大サービスみたいで恐縮でした。いやかわいい。ほんとにうれしかったです。大切に保管します。
思わぬサービスをしていただけて嬉しかったので、韓国らしいミッフィーのグッズを買うことに。グッズコーナーは日本で売られているものもあり、せっかくなら韓国や海外限定で売られているものを探そうと思いかなり悩んだ末、春節のデザインが施されたミッフィーのブックエンドを購入することにしました。独特な模様がかわいいですね。
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そんなこんなでミッフィーカフェを満喫しました。
周りを見るとおそらく車で来た韓国人だらけで、日本からの観光客は自分たちだけのよう。このミッフィーカフェ、前述したとおり公共交通機関で行くにはだいぶ大変で、車でもそれなりの時間をかけて行かないといけない。そんな場所になんでミッフィーカフェを作ったんだろう…と考えつつお手洗いに行くと、個室の中に何やら気になる張り紙がありました。注意書きかな?と最初思いましたが、見た感じ「미피(ミッフィーの意。私が読める数少ない韓国語)」の単語が多かったのでただの注意書きではなさそうと思い、大学生御用達のDeepLを使って翻訳してみると、どうもこのミッフィーカフェができたヒントになりそうなことが書かれていることがわかりました。
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なるほど。運営会社のことについて書かれていて、釜山付近にある影島?の会社が運営しているそうなので、恐らくこの辺りにゆかりがあるんだと思います。
それよりも気になったのが「ミッフィーが巨済島に住居を構え、友達を招待するというストーリーが盛り込まれています。」という一文。もしかして、
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これってミッフィーの家なんでしょうか。
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3階建て・インフィニティープール付きの物件……豪邸ですね。
ミッフィーさん、もしかして絵本の印税やグッズの収益で相当お金持ちでいらっしゃる…?そう言われるとはじめしゃちょーの3億円の家みたいな雰囲気なような気もしてきました。
ミッフィーカフェからの帰り道
ミッフィーカフェを出て、15時半頃のバスに乗って古県バスターミナルへ戻ります。これを逃してしまうと次のバスは1時間半後とかだったので、帰りも気が抜けません。
そこから釜山へ戻るバスへ。こちらは自動券売機が韓国語表示しかなかったので、受付の方と話してチケットを購入。韓国語しか話せない感じだったので、むしろ行きよりもチケットの購入が大変だったかも…。
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なんとかチケットを買い、釜山のバスターミナルへと戻ります。バスに乗っている途中、ちょうど日が沈んできれいな夕焼けを見ることができました。コンテナターミナルのたくさんのキリンと夕日、綺麗で良かったです。
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そんな感じで韓国語以外の表示もある釜山に戻り、西面に戻って、デジクッパを食べました。「松亭3代クッパ(송정3대국밥)」というお店です。
デジクッパは釜山の名物料理の一つで、豚肉を使用したクッパです。スープも豚の味が効いているのですが、いわゆる日本の豚骨ラーメンのようにガツンとした味ではなく、非常にあっさりとしているので、食べやすく感じました。この薄めのスープに、写真の上にあるようないろいろな具材を合わせて食べるみたいです。おいしかったです。
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ホテルまでの道でトッポギの屋台を見かけ、購入。辛かったけどこういう屋台での買い物を楽しめるのは韓国ならではということで。
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2日目も例のごとく1日中動いてへとへとなので、ホテルに戻ったら即爆睡です。
最後に、今回行った「miffy cafe geoje」について、今年になってできたカフェであることもあり、実際に行こうと思って調べた際に日本人の方の感想がほとんど検索に引っかからない状況でした。(特に公共交通機関で行ったらしき方は見たことがないかも…。)この記事に関しては、自分の旅の記録であると同時に、巨済島のミッフィーカフェに行ってみたい!と思った方の参考になるものであればいいなあ、と思って書いています。行くのは大変でしたが、静かな港町でミッフィーだらけの空間にめちゃめちゃ癒されたので、おすすめの場所です。ぜひ行ってみてください🐰
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