139.オダジョー夢
2018.9.22
おもちゃの見本市が開催され、盛況のうちに幕を閉じた。
オタク的な発想に満ちた画期的な玩具が多数展示され、商業的にも大成功だった。
とある大富豪一族の邸宅を借りきって会場としていたので、大急ぎで後片付けをして完璧に掃除しなければならない。
たくさんの機材や什器を分解して搬出する。
ライダーベルトみたいな?グッズがあって、いいなぁ欲しいなぁと思う。
邸宅の家主である老婦人たちが帰ってきた。
そろそろディナーの時間なのである。
メインダイニングでお話ししながらディナーを待つおば様たち。
大急ぎで掃除をし続ける下々。
オダギリジョーが現れて、おば様たちに我々の仕事の説明をする。
実はオダギリジョーの仲立ちでこの邸宅をお借りすることが出来たのだが、オダジョーはここの家主の親戚でも何でもないらしい。
オダジョーが良い声でおば様たちに雄弁を奮っている。
ほんまに、ええ声やなぁ。
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