72.小学校夢
2017.11.21
私は小学生でした。「知佐子」と言う名前でした。
『あ~そうだった、私は小学生の頃知佐子という名前だった』と、思い出していました。
給食の時間だと言うのに教室に誰もいない。
早く配膳の準備をしなければならないのに。
ひとつ下の階の低学年の教室までみんなを探しに行く。
が、誰もいない。
スピーカーからは給食の時間になると流れる音楽がもう始まっているのに。
教室に戻るとなんともうクラスメートはほとんど食べ終わって、次の時間が体育でプールだから着替えに行ってしまっていて、残っているのはいつも愚図で何をやってもいちばん最後になる男子のグループひと組だけ。
しょうがないので、彼らが食べているところにごとごとと机をくっつけて島にして、急いで給食を食べ始める。
食べるのの早さには自信がある。
でも水着に着替えるのがめんどくさいなぁ。
(ここら辺から、大人の頭になる。)
スクール水着って何年ぶりくらいやろ?
そういえば、私はなんで知佐子なん??