紹介先の病院へ

4月21日に稽留流産かもしれない、と言われてから4月23日に紹介先の病院を予約しようと電話をした。そしたらなんと、5月2日まで予約がとれないという。そうだ、世の中はGW直前なのであった。

GW中に瀬戸内海へ行こうと計画をしていたが、全部キャンセル。GW明けの5月12日には友人の結婚式もあったが、飛行機は妊娠が継続していても怪しい時期なため、理由を話してキャンセルにした。この時期で稽留流産ということを伝えたのは、夫とこの友人(看護師)と助産師時代の同期2人、親。まわりが医療職者だと言いやすく吐き出し口があったのは救いだった。 

「流産」というワードは口に出しにくい。10-15%もの確率で流産するのだから、意外と流産している人はいるのだ。けれどもこちら側から流産した、と発しないと「私も」と言いにくい空気があるようだ。なんとも不思議だ。

話は逸れたが、世の中はGWで盛り上がるなか、半ば気分が落ち込みながらGWを過ごし、5月2日に受診した。

結果は、願うも虚しく稽留流産。

胎芽も見えておらず、ブラックホールのような空虚な胎嚢だけ。この時点で7週くらいなはずではあったが、胎嚢は大きくなっていたけれども胎芽は見えなかった。この時点では流産のショックはあまりなかった。

医師から診断を伝えられ、今後どうするか選択肢は2択だった。

①このまま自然流産を待つ。
からだが胎嚢部分を異物と認識すると自然に出てくる。ただ、いつ何時大量出血するかもわからない。

②手術する。
麻酔をするためからだに負担はかかるが予定して手術日程を組み、胎嚢・胎芽部分をかきだすor吸引。(文章化すると悲しくなる…)

私は仕事をしている関係もあり、急に出血すると困るので②手術をすることにした。

日程はGW明けの5月7日月曜。GWはまるまる予定をなくし、体力もなかったので近場で過ごすことにした。気持ちの面ではこの時悲しさはあまりなく、ただ仕方ないなという気持ちだけだった。

#稽留流産  #多嚢胞卵巣