さみしさを知る

近頃、さみしくって泣くことを子が覚えた。わがままとかイヤイヤとかうまくできなかった時とは声色が全く違う。さみしいという感情の芽生えがはっきりと聞こえた。

さみしさみたいなものは、赤ちゃんの時からあるのだろうがそれは本能的なものだったように思う。ある日、自分がひとりかもしれないということに気づいて泣いたのだった。

ひとはいつだって孤独だ。ただ、自分の味方がいることを忘れられなければ生きていけるし、自分の好きなことがあればさらに無敵だ。君は何が好きなのだろうか。何を好きになっていくのだろうか。