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夜 指 包丁 切った どうしよう

タイトルは、私が去年の12月に指を切ったとき、焦り散らかして検索したワードである。


経緯(起きたこと、私目線すべて)

あれは、夜の10時。
何をしようとしたんだか、バターをまるで豆腐のように手に乗せて切ろうとした。
冷蔵庫から出したてのバターはとても硬く、思いっきり力を入れた、そのとき、
力の大きさが、バターを切るのに必要な量を超えてしまった。
手に包丁が当たってしまった、と思った。

やれやれ、危ないなぁ、と思いながら指を見ると、
左手の薬指が、まるで米の胚芽の部分のようにえぐていた。

こういうのって気づくと痛み始めるもので、
ジンジン、頭は真っ白、真っ白になりながら、
無くした指のカケラを探す。ないし。
止まらない血、ひとり暮らしの哀愁、ここに極まれり。咳をしても1人。薬指をえぐっても1人だ。

ここで冒頭の検索ワード
「夜 指 包丁 切った どうしよう」
である。

一番上に出てきた病院のサイトを見ながら、止血を試みる。

清潔なガーゼを用いて止血します

んなものあるわけなかろう
キッチンペーパー(※だめです)をぐるぐる巻きに、頭の上に手を置いて、痛みを忘れるために歩き回りながら、血が止まるのを待つ。

止まるまで10分以上は抑え続けましょう。

とあったので、タイマーをかけて10分後開いてみるが、まだまだ止まらない血。
おびえた私がとった道は、
現実逃避💨
眠剤をいつもより少したくさん飲んで、
止血した状態で頭の上に手を置いて、眠りについた。

結果

朝になっても血は止まっておらず、指のかけらも見つからぬまま。町の小さな外科に行った。
おじいちゃんの先生は、
看護師さんたちに「大丈夫?先生こんなの縫える?」と言われながらも(不安だ。)、
指を縫ってくれた。
まだ私の指には傷があるし、
じゃっかん米の胚芽風のかたちをしている。

してよかったこと、しちゃいけなかったこと


→とにかく抑えて止血。指の根元を縛ってはいけない。傷を上から抑える。
→流水で洗う。
→夜間救急に行くほどでもない。朝イチで病院。

×
→ティッシュ、キッチンペーパーは毛が抜けるので、傷口を縫う前に歯ブラシで傷を洗わなきゃいけなくなる。擦られてとっても痛い。
→バターを手の上で切っちゃいけない(真理)

まとめ

しにたいくせに指を切ったら病院に行く、
次に指を切った時のためのメモでした。

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