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iPad、iPhoneの音楽つくりましょアプリがM1 Macでつかえるかもよって話。

タイトルそのままです。

先日、Abletonがこのような発表をしました。
Live 11.2 is Now in Public Beta

一部というかほぼ全文翻訳。

Live 11.2は、すべてのLiveエディションの標準デバイスであるReverbデバイスのアップデートを提供します。UIが現代的になり、使い勝手が向上し、サウンドも微妙に改善されました。

また、Macユーザー向けに2つのアップデートを提供します。macOSをお使いの方は、Liveのオーディオプリファレンスをシステムのサウンド設定に合わせることで、貴重なクリエイティブな時間を節約することができます。さらに、11.2はAUv3に対応し、M1チップを搭載したMacを使用する音楽制作者がより多くのプラグインを利用できるようになりました。

太字のところ。AUv3というのはiPad、iPhoneで音楽つくりましょアプリの規格です。それに正式対応するよ!というアナウンスです。以前のバージョンからも対応していたのですが、まあ、正式にってことですね。ただし、恩恵をあずかるのはM1チップのMacのみ。つまりは……

iPad、iPhoneで音楽つくりましょアプリ(AUv3対応)を買う

M1のMacでそのまま使えますよ

という幸せな流れなんです。でも、そんなに世界は優しくなくて、

BeepStreet Zeeon analog modeling Synthesizer now on macOS AUv3

一部を翻訳します。

iOSのアナログモデリングシンセサイザーの最高峰、BeepStreet ZeeonがAUv3プラグインとしてmacOSに対応

はい、私、持ってますよ。Zeeonくん、めちゃくちゃイイ音します。それがMacで使える、最高です。

今のところ、Appleのソフトウェア(Logic Pro...)だけでなく、ReaperやAbleton Liveなどのサードパーティ製品もAUv3サポートを提供しています。しかし、これはiOSのAUv3プラグインをmacOSで使えるようになることを直接意味するものではありません。多くのデベロッパーは、両方の世界からお金を得るのが好きなので、このステップをブロックしています。しかし、非常に歓迎すべき例外もある。

つまりはApp StoreでiPad、iPhone版を購入したとしても、Mac版は別で買ってよね(文中のブロック)ということなんですよ。でも、最後に救いの文章が書いてます。続けましょう。

MoogのModel 15やAnimoog Zのアプリ、そして今回、優れたZeeon SynthesizerをmacOS向けにアンロックしたBeepstreetも含まれます。そして、既存のiOSユーザーは無料で利用することができます。

神様のようなデベロッパーがあるってことです。

で、現在、Facebookの限定グループやAudiousのフォーラム内で人柱検証が行われています。ここには貼りませんが、数百にも及びiPad、iPhoneで音楽つくりましょアプリをM1 Macで動作するかどうか世界中の方々が確かめている最中です。

もう一度、話をまとめておきましょう。

iPad、iPhoneで音楽つくりましょアプリ(AUv3対応)を買う

優しいデベロッパーのアプリなら

M1のMacそのまま(無料)で使えますよ

ということです。MacのDAWがどれくらい対応しているのか、iPadやiPhoneのアプリがどれくらい対応してくれるのか、などなど詳細が分かり次第、情報を流していきます。

何がお得って、iPhoneやiPadで音楽つくりましょアプリの方がMac版プラグインより安い!

Zeeonで定価1220円。セール時なら1000円弱でしょうか。先の翻訳文にあったMoog純正シンセなんて、コロナ自粛の際に無料配布してましたからね。アプリだからと言ってバカにしちゃダメです。iPadやiPhoneにしかないシンセ、めちゃくちゃありますからね。

iPhone、iPadで音楽つくりましょアプリがMacで同じように使えると可能性の幅が一気に広がるんじゃないかと思っています。


以上、速報でした。

投げ銭♥