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OBSで使えるVSTプラグイン 高音質DJライブ配信! ☆☆☆

こちらの続きというか、
OBSで使える無料のVSTプラグインを2つ紹介しています。

参考にしたのは次のテキスト。

今日現在、OBSで使えるプラグインはVST2です。VST3やMacのAUなどには対応していません。
※いずれは対応するとは予想していますが……

また、すべてのプラグインが対応しているかどうかはかなり怪しいです。ぶっちゃけ試してみないとわからないものだとご理解ください。VSTってなに?などの説明は省きます。また、各プラグインのインストール方法などは割愛ということで。

Valhalla Super Massive

リバーブです。

プリセットは癖が強すぎるのでOBSには不向きだと思います。一例としてこのようなセッテングを考えてみました。

Valhalla Super Massive

MODEはいちばん無難なGemini。
WARPとDENSITYは100%。
MODのDepthは0%。
MIXは15%。

狙いとしては「薄い薄いルームリバーブ」です。カラオケっぽいエコー感はありません。ちょっとだけ箱鳴りしている、そんな漢字です。掛かっているかどうかわからないぐらいがちょうどいいんじゃないでしょうか。

D16 Group Frontier

リミッターです。

こちらはプリセットをそのまま利用できます。

D16 Group Frontier

プリセットのBricwall Clippingを選択。
SOFT CLIPのオン・オフはお好みで。
OUTPUT LEVELは-0.3db未満。
負荷はNormal(PC環境次第で適宜変更)。

こんな感じでいいんじゃないでしょうか。

出音のイメージとしては「クラブでスピーカーから音が流れ出ている」。リバーブで空間を演出して、リミッターで音量をぎりぎりまで上げている、そういう理解でOKです。

ここから先はおまけ。

DJソフトにリミッター付いているのにOBS上でもリミッター使うのん?

DJソフトは元の音源をそのままの音質で鳴らしてくれません。劣化とまでは言いませんが、まあ、結構な変化があります。DJソフトは安定性が第一ですから、そのあたりは仕方がないのが現状だと思います。

※最近のPCに特化すれば、音質を担保したまま安定してくれるはずなのですが、DJは古いPCを使っているユーザーが多そうなので難しいところなんでしょうね……

DJソフトでは原音を若干小さめの音量で再生しています。それが上に貼ったヘッドルームの設定です。DJソフト上で音量が上がりすぎて音割れするのは最悪ですからね。

DJソフトにもリミッターが付いていますが、あまり信用しないほうがいいでしょう(これはわたし個人の考え)。ならば、OBS上でレッドゾーンぎりぎりまで音量アップさせるために外部プラグインを使ったほうがいいよね、という流れです。また、SOFT CLIPでアナログっぽい味付けを加えています。

また、特にデジタル音源の場合、箱鳴り感は皆無です。クラブやライブハウスでどでかいスピーカーから音が飛び出てきてあちこちの壁などで反響している感じ。さすがにそこまでの再現は難しいです。が、せめて少しばかりの空間演出は施しておきたいところです。

なので、

DJソフトからの音→リバーブ(箱鳴り感の空間演出)→リミッター(音量アップ+アナログ味付け)

という狙いです。細かい設定はいろいろお試しください。最終的には自分の耳が心地よい!それがベストだと思います。

おまけのおまけ。

OBS StudioはmacOS 13で直接オーディオをキャプチャ、さらにOBS 29はエンコーダのサポートを強化。OBSがMacに少し優しくなったようですw

以上です。

投げ銭♥