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匿名フォームでオススメしてもらったミステリ小説28冊を夢野オタクが読みます

事の発端

This note is わたし(夢野に魂抜かれたオタク)が2021年9月22日発売『side F.P & M+』1巻の限定版に収録された幻太郎&帝統のデュエット曲「奇術館の殺人」の雷に打たれたところから話は始まります。


TLの受動喫煙により、新曲「奇術館の殺人」には元ネタであろうミステリ小説があることを知りましたが、我にはミステリが分からぬ。
そこで「お好きなミステリー小説を教えてください」とツイートをしたところ、なんと28冊もの読書リストができました!!!(シリーズでご紹介いただいたものは一冊目として、1とカウントしています)


正直なところ取っ掛かりになるような本を1、2冊知ることができれば御の字…と思っていたのを恥じました。本当にありがとうございます。

しかもただ本のタイトルを送ってくださるのではなく、「なぜこの本が良いのか」と熱いプレゼンをかましてくださる方も多く、ミステリへの愛にあふれたメッセージをたくさんいただきました。
そしておそらく、日頃からわたしのツイートを見てくださっているからか「顔がいい探偵が出てきます」「美しく破天荒な探偵もでてきます」「夢野を感じます」などなどわたし専用の撒き餌をしてくださる方もいらっしゃってウヒヒとなりました。

熱いメッセージに動かされ読み始めた本たちはとてもとても面白く、そして不思議な感覚なのですが、読んでいる間、独りで読んでる気がしませんでした。おそらく「この本が好きだ!!」というメッセ主さんたちのパッションと共に本に臨めたというか、読了済の方々の想いをなぞりながら文字を追えたというか……、自分にとってただ夢中になれる本に出会えたというだけでなく、記憶に残る読書体験でした。
この奇妙だけれど、今まで感じたことのない高揚感を携えて本に向かう気持ち、文字にして残しておきたいな~~と思い、noteにしたためておくかと腰を上げた次第です。

上記ツイートのツリーにオススメ頂いた本と、メッセへの簡単なレスをぶら下げておりますのでよかったらご覧ください!

ミステリ小説28選

読書の順は、図書館の順番待ちなどもありランダムです。

1『姑獲鳥の夏』京極夏彦 ※百鬼夜行シリーズ【読了】
2『ハサミ男』殊能将之【読了】
3『告白』湊かなえ
4『失はれる物語』乙一
5『容疑者Xの献身』東野 圭吾
6『死者の学園祭』赤川次郎
7『青の炎』貴志 祐介
8『占星術殺人事件』島田荘司
9『翼ある闇―メルカトル鮎最後の事件』麻耶雄嵩 ※メルカトルシリーズ【読了】
10『二銭銅貨』江戸川乱歩【読了】
11『D坂の殺人事件』江戸川乱歩
12『氷菓』米澤穂信
13『王とサーカス』米澤穂信
14『葉桜の季節に君を想うということ』歌野晶午
15『密室殺人ゲーム王手飛車取り』歌野晶午
16『ヴァイオリン職人の探求と推理』 ※ヴァイオリン職人シリーズ
17『ミルク殺人と憂鬱な夏』 ※クルフティンガー警部シリーズ
18『十角館の殺人』綾辻行人 ※館シリーズ
  ↑おそらく「奇術館の殺人」のインスパイア元
19『魍魎の匣』京極夏彦 ※百鬼夜行シリーズ二作目
20『黒祠の島』小野不由美
21『月光ゲーム Yの悲劇'88』有栖川有栖
22「〇〇〇〇〇〇〇〇殺人事件」早坂吝
23『オルレアンの魔女』稲羽白菟
24『ステップファザー・ステップ』宮部みゆき
25『この闇と光』服部まゆみ
26『虎を追う』櫛木理宇
27『長い長い殺人』宮部みゆき
28『獄門島』横溝正史 ※金田一耕助シリーズ

本を読むということ

2021年6月11日放送のヒプナミで、夢野が「本を読むということ」について言及するシーンがあるのですが、マジで、我が推し、とっても味わい深いこと言っています。夢野先生のお言葉を引用させていただき、これにて締めとさせていただきます。

貴方のための本などありません。本のために、貴方がいるのです。
貴方自身がこれだと思う本に巡り合うまで、生涯を賭けて、旅をするべきなのです。それが本を読むということです。
数年起きに読み返している本が何冊かあります。以前読んだ時と感じ方が変わっていると、自分の変化を知ることができるんですよねえ。これは、味わってみないと分からない感覚です。
いま好きな本を20年後や50年後に読んだ時、どんな気持ちになるのか。怖いような気もしますが、とても楽しみです。そのためにも、今のうちにたくさんの本を読んで、将来に備えたいと思います。


ユッ……ユメノ~~~~ッ!ウッ(限界) 長生きせよ


Spotifyから聴けるので何度でもどうぞ!


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