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【岸辺露伴 ルーヴルへ行く】の拙い感想文

ただ自分用記録

正気かってくらい見入ってしまった。
スケールの大きさはさることながら、超贅沢なルーヴル美術館の使い方してた。
感想溢れるほど出てくる

まず聴覚的にも視覚的にも超大満足すぎて、これもっといい映画館で見るべきでは?って感じ。そもそもドラマ版の岸辺露伴自体クオリティが凄かったから期待しすぎるほど期待してたけど想像を超える作品でしたわ。

聴覚的なことでいうとドラマ版岸辺露伴の劇伴がものすごく好きで、荒木飛呂彦の世界観を映像であらわすには音も大事なんだな、と常々思ってたけど映画もとんでもなく毎秒最高劇伴だった…
なにせ「ルーヴルへ行く」ので、いわゆる音楽だけで「フランス・パリ」の情景を感じさせてくれるわけ。行ったことないのに行ったことあるかも、みたいな錯覚を起こさせてくれるのすっげえ〜〜〜〜〜〜〜〜天才。

あと鉛筆で描く線画のシャッシャッシャッって音とか、Gペンで描く線の音が超緻密。
登場人物の息遣いまで緻密。

ほんでフランス語な。舞台はパリだから当たり前にフランス語出てくるけどやっぱり音が綺麗。そんな感じでいろんな音が散りばめられてて楽しかった。

視覚的なところでいうと黒。
今回のキーは黒。黒の色彩凄かった。
てかイカ墨を顔料として使うって言われたらさ、普通黒を想像するじゃん?違うんだって、セピア色なんだってイカ墨から生まれる色って。劇中の京香ちゃんと同じ反応しちゃった。
ほんで昔の人が絵を描くときに使用する道具が出てきたんだけど先人の知恵っていうか、あまりにも凄くて奥が深い。

そしてなにより圧巻のルーヴル美術館。
普通に豪華すぎてもっと映してくれと思うくらい贅沢に使ってたな。
世の中には未だに見つかってない名画があるわけだけどそれらが辿り着く先はやはりルーヴルなんだろうか。ロマン詰まりすぎ〜^_^
ルーヴルには日本画がないけど、フランスで一時期っていっても19世紀?くらいからジャポニズムつって日本の美術、芸術が流行したわけで、それなのにルーヴルには日本画がないって信じられんよな。見つかってないだけで絶対あるわ。

ちなみに今回のストーリーで重要になる露伴先生の青年期パートに関してだけど、日本の夏ってドラマや映画や本や漫画で湿度あるジメジメさが芸術的に描かれることあると思うんだけどまさにそれ。
てか前からなにわでは長尾がいちばん役者向きで化ける化けるって言ってたけどほんまに私って目の付け所天才って感じ^_^ワラ
今回の青年期岸辺露伴を長尾でキャスティングしてくれた人ありがとう。
熟しきれてないけど纏う雰囲気が独特で不安定な自立心と危うさを持つ青年期の岸辺露伴、好演すぎてこれだけで1本映画つくろや。

非常に良かった。どしゃぶり雨の中行った甲斐あった。入場特典のためにと行ったけどめちゃくちゃ良かった。ストーリーの作り込み天才。まぁそりゃそうよな脚本小林靖子神ゾ。

ただ映画の余韻と同時に過去にジョジョ展の抽選全部落ちたの思い出して普通に無理だった。
またやってください。おねがいします。なんでもします。床舐めます。靴舐めます。

聖地巡礼も込めてパリにも行きたい。
とりあえず会期末近いルーヴル美術展に行きます。

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