誰かを嫌うことが怖い私の話

 こんにちは!今回は、私が前からずっと思っていた私の性格について、自分用に記録しておこうと思います。これがHSPの性質なのか、それとも私のただの人見知りな性格故なのかわかりませんが、もし共感してくださる方がいたら、嬉しいです。

 私は人から嫌われることが極端に怖いです。同時に、「人を嫌うこと」がすごく苦手な性格みたいです。

 その逆の「人を好きになること」もまあまあ苦手なのですが、今回は嫌いになることについてまとめていけたらなと思います。「嫌い」「好き」というよりは、「遠ざけること」「信頼すること」と言った方がしっくりくるかも。でもまあ、わかりやすいので嫌いと好きで書いていこうかな!

 なんで私は「人を嫌うことが怖い」のか、考えてみました。
 私はすごく新しいものが苦手で、固定観念が強くて、おまけにプライドも高いタイプだと自負しております。(生きづら〜〜!)だから昔教わったことは一番大事に思えるし、「こうでなければいけない」像が私の中に強く強く残ってるみたいで、そのせいで何度も苦しんでいる気がする。それで無意識のうちに私は「人を嫌ってはいけない」という枠にはまっていたみたいです。

 もちろん!親とか先生から直接そんなことを言って育てられたとか、そういうわけではないです。でも、義務教育の中で言われるような「仲間外れはいけない」って風潮は、私の性格に大きな影響があったらしい。誰かを嫌うことは誰かを傷つけることで、それは悪いこと!!そう思って、人を嫌うことを極端に怖がってしまいました。誰かを嫌いだと思う自分はダメな自分だ、なんて心が狭くて汚いんだ、、、と思う、自己嫌悪です。

 嫌いな人と接する時、逆にめちゃめちゃ優しくしちゃう人、いませんか。私それです。勘付かれてはいけない!と思っちゃうみたいで、スゲ〜〜〜気を遣って接して、ものすごくエネルギーを使って、疲れてしまいます。

 だから、「この人が嫌い!」って言うことがすごく苦手です。たとえ仲良い子同士だろうと、少し愚痴をこぼすことでさえめちゃめちゃ苦手です。女子特有の「〇〇ちゃんてさあ〜」ってやつ、ほんとにキツかったな〜

「この人のこういうところがちょっと気になるな〜、苦手かもな〜、でもきっといいところもあるし、この人のこと好きな人もいるだろうし…私が変な雰囲気出しちゃったらこの人傷つけるかもしれないな…」みたいなことを、ぐ〜るぐる考えます。
そういえばradwimpsの歌詞に「どんだけ頑張ってみたところで好きにはなれない人がいて けどその人もきっとどっかの誰かにとってかけがえのない人で」って歌詞あったなあ、そんな感じです。

 私には4つ離れた姉がいます。その姉と話していたとき、カルチャーショックというか、自分と姉の「人の好きになりかた」の違いに衝撃を受けました。その話を少し。
 私は「人を嫌ってはいけない」という固定観念が強い。だから、初対面の人を「好きにならなくては」と思ってしまうらしい。(もちろん、誰も初対面から人を嫌いはしないと思いますが)
そのうち、だんだんその人の「苦手かもしれないポイント」が見えてくると、そこが急に気になり出してしまう。この人、苦手かも!っていう要素が多くなるうちに、その人のことを「嫌い」になるのが私。
 姉は全く違って、好きな人ならばその人の嫌なところでも大好き!でも、嫌いな人なら、その人のいいところも全部嫌い!っていう簡潔な考え方でした。
 その話をしたとき、ほんとに目からウロコでした!そんな考え方の人いるんや!!?ってびっくりしました。  
 どっちの考え方が正しいとかそういう話では無いだろうけど、私は好きな人でさえ、心から全部好き!っていうのがあんまり無いんだなあと気付かされて、少し悲しくなった覚えがあります。

 少し話がそれました…そして、すごくとりとめのない文になってしまってすみません…。とりあえず私は嫌いな人を作ってはいけないと思うし、嫌いな人にめちゃめちゃ気を遣う性格らしい。でも、最近になって、苦手な人に無理に向き合わなくていいんじゃないかって、思えてきました。19年生きてやっと!(笑)たとえば、苦手な人から遊びに誘われても断るとか、あんまり会わないようにするとか、そういう小さなことです。少し距離をとることで、自分を守れるならば、無理に消費しないようにできるかも。
 もちろん、そんなんでうまくいくのが人間関係じゃないし、社会人になったら、会いたくなくても会わなきゃいけない場面がもっと増えるんだろうなあと思います。なんとかして人との上手な付き合いかたを模索していきたいです。長くなってしまいました!おわり!


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