告白されて気付いた理想と現実

人って知らない内に、勝手に他人に期待してるところがある。

僕は他の人へのエゴの押し付けや、決めつけ等 される側になるのはめちゃくちゃ嫌だ。
「髪型はこうじゃなきゃ嫌だ」「服装もその系統は嫌だ」1意見とかではなく、自分の理想とする相手の理想像から少しでもズレるとそう言ってくる人がいる。

強制などされるのは嫌だ、だからこそ僕は他の人からのエゴの押し付けや、決めつけ等は嫌いだし、自分自身、他の人にも押し付けや勝手な期待などしないようにしてる。

期待すると それからズレた時、あーあ 残念。という相手に対して要らない感情が増えるだけだから。


そうやって生きてきたはずなのに、僕は他の人に勝手に期待していた。


今日ある夢を見た。仲のいい友人が夢に出てきて、夢の中で友人が僕にこう言った、


「好きなんだよね、付き合って欲しい。」


この言葉を聞いた時、もう全てが崩れ落ちてしまった。今までのその人との思い出やそれまで夢の中で遊んでいた記憶や出会った頃の思い出や 言葉や声や その人の 笑顔 や 疲れた顔までも 全てが嫌になった。

勇気を出して言ってくれたはずなのに、何だか苦しくなって涙が出かけた時に ハッと目が覚めた。
目が覚めて直ぐにその友人とのLINEやSNS等をみて 夢ですよね?と何度も心の中で確認して、凄く安堵した。

その瞬間、「あ、自分はこの人と友達になりたかったんだ。」と気付いて その友達枠から1ミリでもズレた事によって 友人の存在が勝手に苦手になってた。
僕自身 勝手に期待していました。嫌なはずなのに、

勝手に期待して 知らないうちに自分の理想像を当てはめて、自分の理想像からハズレたら嫌になる。

ほんとに自分自身、夢から覚めた後は虚無だった。
嫌だったはずが 自分もしていた。期待をするのが嫌ではない、きっと 理想像から相手がハズレた時に 「なんで?」となる気持ちや時間に 疲れるから嫌だっただけなんだ、と。

そして、自分自身 知らないうちに 他の人に 期待をしている。
いい言葉で言えば 期待、悪く言えば エゴの押し付け。

無償の愛 の心を持ってやってても どこかで1ミリの見返りを求めてるのが人なんだと思うと  生きるって難しい。


意識しすぎると 今度は期待をしたくない自分に期待して 期待してたんだと分かると自分が嫌いになりそうなので、諦めて程々に他の人には期待をすることにする。

ただ、絶対に相手には押し付けない、

自分を守るか、相手を守るか どちらかなんて無理なんだと思うと 全部溶かしたくなるけど これを読んでくれる人の中で 共感してくれた人へ ひとりじゃないからね、同じ気持ちの僕がいますよ、強く生きようね、と伝えたい。


ねむ


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