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気分変調症と休職

私は少し前「気分変調症」と診断され、休職することになった。
別名「持続性抑うつ障害」とも言うらしい。

発端

自分のツイートを遡ると、おそらく2022年に入ってから1年くらい遅刻を繰り返していた。
コロナ禍でフレックスタイム制やリモートワークとか柔軟に働くことが許され、なんとなく有耶無耶になっていたけど、コロナ禍が明けてきたタイミングで従来通り定時に出社することを強制されるようになってしまった。
自分のいた部署は割とゆるい人が多かったので、コロナの名残を引きずっている人が多かったが、ボスが痺れを切らしたのか、勤怠について部全体で厳しく取り締まるようになっていった。
そしてとうとう、自分も度重なる遅刻について指摘されてしまったのだった。

予兆

振り返れば、コロナの時期は特に一人の時間が増えて悶々と考えることが多かったように思う。

いつからか、生活がおかしくなっていった。

夜中ずっと涙が止まらなかったり、休日は1日ほぼベッドの中にいたり。
その一方で、ゲームにのめり込むようになった。
ひどい時は風呂に何日も入れない。
洗濯物も山のように積み重なっていく。
お腹の調子もあまり良くなくて、胃もたれと痔と下痢に悩むことになった。
部屋には食べ物や飲み物のゴミが散乱し、一時期虫が湧いて大変なことになっていた。

ストレスのせいで過食気味になり、5kgくらい太った。
太った自分を鏡で見るのも苦痛だった。
出前ばかりで金銭感覚もおかしくなっていた。

仕事が終わったら化粧も落とさず倒れ込むようにベッドに入り、翌朝風呂に入る生活が続いた。
体の疲れはどんどん溜まっていく一方だった。
朝起きれなくなっていった。時間通りに家を出ることができない。体が重い。
コンサートやライブはどれだけ好きなアーティストのものでも途中参加だった。
友達との約束も遅れてばかりで散々迷惑をかけた。

会社に行っても人に会いたくなくて、自席には寄り付かずオープンスペースでひっそり仕事をしていた。
妙に怒りっぽくなって、実際トラブルが増えたりした。

やっぱり色々と限界だった。

最終的に

体調を崩したり、遅刻が増えたことが直接的な問題となり、とうとう休職することになった。
休職する時は内心「こんなので休んでいいのか、ズルじゃないのかな」とか思っていた。
でも今思い返せばそれなりにヤバい点、つまり鬱的な症状が多々あったのだと納得した。

結局この職場は辞めてしまった。
迷惑をかけた方たち、本当にごめんなさい。
社会人になって1番長く勤めた場所だった。オフィスは綺麗だったし、優秀な人が多く、良い職場だった。たくさんのことを学んだ。
嫌いな人もいたけど、大抵みないい人たちだった。

メンタルを病んだ原因は色々あるけど、まあそれは追々別の記事で書こうと思う。

読む人が読んだら「これは自分だと分かってしまうんだろうなー」という懸念があるが、もう辞めた後だしいいや。

とにかく、文字に起こして頭の整理をしたかった。
自分が前に進むには必要なことだから。

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