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#03 心に雨が降るような。

今日、突然叔母が訪ねてきて
すごく大きな白菜と

片手で持つのが難しいくらい
大きくて太い大根と

あなたが好きって言ってたカブを
持ってきたよ。と笑顔で立っていた

もしかしたら心配しているのかもなーと
思いながら、少し具合が悪い私は
うまく笑顔を返すこともできないけど
それでも精一杯のありがとうを伝えた。



今年の8月が終わる頃。
カレンダーでは、もうすぐ秋になる頃

56歳になって2週間たったばかりの父が
突然、空へと旅立った。

私の気持ちも 心も 時間も 全部が
その頃から進まない様なかんじで

ふとカレンダーを見たりすると
今年もあと2ヶ月になったのか。と
現実の時間の流れに驚いては

やっぱりそれでも8月の終わりから
まだ自分が動けそうにないなと実感するのです


元々職場での過労や不安定な環境からの
身体のSOSを見て見ぬふりして
無理やり働き続けた結果

数年前から心が風邪をひいているような
状態が続いているわたしは

気持ちが落ち込んで何も出来ない、
生きる気力がない。とかは少なくともないけど
(症状が酷かった当時にはあったのかもしれないけど、もうその頃の事がおもいだせない🪿)

身体がだるくて起き上がれない日があったり、
毎日のように38度近くの熱が出てどうにもならない。みたいな感じが続いてしまうから徐々に

もう頑張るの全部辞めちゃお〜!と自分をたっぷり甘やかす人間に進化しました。

そんな進化を遂げていても、
大切な父が居ないという事実をまだ
身体や心がうまく受け止められなくて

日によっては身体の具合が悪くなってしまうのですね。ここ最近は1日18時間くらい寝ているヨ。
名前の通りとっても ねむいね なのです。


恐らくそんな様子を聞き、私を見た叔母は
大根や白菜を抱えた私の背中を
身体や心がほぐれるようにと暫くさすって、
また笑顔で帰っていったのでした。

ぶっきらぼうで無愛想な私のありがとうが
ちゃんと叔母の心に届きますように。


きょうも ねむいね。

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