居場所って?どうしたら居場所を作れるのか?

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「どこに行っても居場所を感じられず、ようやく見つけた場所もなくなりそう。もしかしてあたしってハカイダーなの???」

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どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、今日も東京のセミナールームの方に来ておりまして、「女性性とセクシャリティのグループセッション」、今日は2本立てでございます。

その合間に、こちらの方を収録しているところでございます。

YouTubeをご視聴の方は、いつもと画角が違うなと、ちょっと横向きでやっておりますけども。

Voicyの方は、いつも通りお届けしていきたいと思います。

ということで、今日は「居場所」について、ちょっと考えてみたいなということで、よかったら最後までお聞きください。

そして、チャンネル登録・フォローも、よかったらよろしくお願いします。

皆さんにとって、「居場所」ってどんなところでしょうか?

そして、いくつぐらい持っていらっしゃるでしょうか?っていうところでね。

「いやだなぁ、ないなぁ」って感じていらっしゃる方もいるかもしれません。

たとえば、居場所っていうことで、真っ先に浮かぶっていうのが「家」なんじゃないかなと思うんですけども。

一人暮らしの方は、けっこう家が居場所になっているなっていうふうに感じる方も多いと思いますけども。

家族と住んでいらっしゃって、その関係があんまりイマイチだなっていう時は、家が居場所じゃなくなっちゃうなんていうこともやっぱりありますよね。

それから、「人」。

たとえば、友達であったりとか、同じ趣味を持った仲間であったりとか、もちろんパートナーですね。

彼氏・彼女が居場所になるっていうことも、案外よくあることかなと思っておりますし。

それから、たとえば行きつけのお店とか、よく行くショップなんかっていうのが、居場所になっているっていうこともあると思います。

僕も、東京に来た時なんかはよく外食するんですけども、こじんまりとしたお店に多いですけども、けっこう常連さんが居ついていて、常連さんと仲良くおしゃべりしたりっていうこともあったりしますし。

僕も常連になっているお店がいくつかありますので、そうするとやっぱり、そこって居場所だなっていうふうに感じる。

しばらく行かなくなると、「ちょっと寂しいな」みたいな感じで、なんなら店のマスターから「最近来ないじゃない、寂しいよ」みたいなLINEが来て、「すんません」みたいな回答になったりもするんですけども。

この「居場所がない」っていう感覚をお持ちの方も、実はとても多いんですね。

職場が居場所になっているっていう人も、もちろんいるでしょうけども、逆に職場に居場所がないって感じる人もいて。

もちろん、ケースバイケースで、すべての場合にこう言えますっていうふうには言えないんですけども。

「あんまりこの人生の中で、居場所ってものを感じたことないな、どうやって作るんだろう」って感じる方の場合は、おそらく生まれ育った家が、全然居心地がよくなくて、居場所にならなかったか、逆に家が心地よすぎて、それ以上の場所っていうのが見つからないっていうふうな場合もあるでしょう。

だから、やっぱりこの辺りも僕たちが幼少期、そして思春期ぐらいまでを過ごした場所っていうのが、あなたにとってどうだったのか?

「自分にとって居場所だったのか?」っていうところが、この居場所問題っていうのを考える上で、すごく重要なことかなっていうふうに思います。

それから、人が居場所になるっていうふうにさっきお話しましたよね。

とくに、恋人とかが居場所になるっていうのは、悪いことじゃないし、良いことっちゃ良いことなんですけども。

やっぱりリスクもあって、その関係が変化していくと共に、居場所だったところが居場所でなくなっていくっていう寂しさっていうのが出てきちゃう場合も、やっぱりあるわけですよね。

じゃあ、そもそも居場所ってなんだろうな?って考えてみると、一般的にはすごく心が安らぐとか、安心できるとか、敵がいない、味方がいる場所、そして落ち着く、ホッとするとか、そういった感覚的なものを与えてくれるところが居場所なんだと思うんですよ。

「あぁ、ここに来ると本当に楽だなぁ。安心するなぁ。安全だなぁ」って感じるような場所ですね。

逆に言うと、どんな場所であっても、命の危機っていうのは、日本に暮らしている以上そんなにないかもしれませんけども、「誰かの言葉に傷つけられるかもしれない」とか。

必要とされてない、嫌われている、それからなんかすごく疎まれているというか、あんまり関係がうまくいかないような人がいる。

そういう場所っていうのは、居場所じゃなくなってしまうんですよね。

だから、たとえば仲間たちで遊んでて、そこが居場所だったんだけども、関係がこじれた途端、もう全然居場所じゃなくなっちゃうよっていうことも、経験されたこともあるかもしれませんと。

そんなふうに、「居場所」っていうのは、生まれたり消えたりしたりしますし、強い居場所もあれば、弱い居場所っていうことも言えるのですけども。

どうやったら居場所って作れると思いますか?っていうことで。

これは、本当にカウンセラーというか、心理学的な心の世界のお話をしていくのであれば、実は一番の居場所って、「自分自身」なんですね。

自分の心の中というか、「自分自身が居場所」っていうのが、目指すところで。

自分が居場所である、あればあるほど、それが投影されるので、外の社会というか、自分と関わる世界にも居場所ができていくっていうのが、実に心理学チックというか、カウンセラー的な回答ということになります。

だから、たとえば「自己肯定感」ということであったりとか、「自分のことをもっともっと好きになる」とか、「自分に自信をつける」っていうことが、実は居場所作りの王道と言いますか、本筋っていうふうに言えるわけです。

だから、自己肯定感が高い人ほど、居場所って感じる場所がたくさんあったりしますし、一つ一つもけっこう強い居場所感みたいな、居場所感っていう言葉があるかわからないんですけども、そういうところが感じられるっていうことになるんですよね。

じゃあ、自己肯定感をあげていきましょうっていう話になるんですけども。

もう少し、ちょっと今日は感覚的に「居場所だな」っていうふうに感じるところをどうやって見つけるのか。

これも、結局自分の感覚になるんですけども、僕がよくお話する、お伝えしていることっていうのは、「自分が心地良いなって、好きだなって感じる場所を探してみましょう」っていうふうにお伝えします。

たとえば、結局自分のエネルギー、自分の今のエネルギーの状態にマッチする場所って、必ずあると思ってるんですよ。

ただ、それが予想外とか、「まさか」という場合もありますし。

それから、僕たちって気づいてないけど、意外と行動範囲って狭いんですよね。

やっぱり、いろいろ新規開拓して、いろんなところに行きますっていう人もいるとは思いますけども。

たとえば、この1週間を振り返ってみたときに、移動範囲ってどの辺なのかな?

たとえば、家から職場を往復する、家の近所・職場の近所以外で、ちょこっと買い物に行った、友達に会いに行った、恋人とデートしたみたいなことはあるかもしれませんけども、基本的に行動範囲っていうのって、定まってることが多いと思うんですよ。

もちろん、それはお仕事が外回りのお仕事をして、東京都のあちこちを行きまくってますっていう方もいらっしゃると思いますけども。

それは言ってみれば、仕事っていうことになるので、居場所・安心する場所っていう感じではないと思うんですよ。

だから、自分によって「心地よい場所」っていうのは、意外と自分の行動エリアの外側にあるっていう場合もあって。

そうすると、「なんかこの公園好きだな」とか、「なんかこの神社落ち着くな」とか、「なんかこの森の中ってすごく気持ちいいよな」みたいなふうに感じるところがあれば、それが自分の居場所候補になるんじゃないかなと。

つまり、自分のエネルギー、自分の状態と波長の合うところ、波長の合う人っていうのが、自分にとっての居場所になるということになるんですね。

だから、その居場所っていうものを探そうっていう時に、やっぱりその感覚を研ぎ澄ます必要はなくて、ただ「気持ちいいな」とか、「ここ好きだな」とか、「ここイマイチだな」っていうふうに感じてみるっていうことが、居場所を見つけようと思った時に一番におすすめしたいところだし。

そして、そこで自分がなにを感じるのか?

たとえば、家の近所の公園が居場所になる場合もあるわけですよ。

その中でも、「この辺のこのベンチが好きだな」みたいなところだったら、たぶんそのベンチがあなたにとっての居場所っていうことになるでしょうし。

駅前の感じのいいカフェがあって、ちょっと入るのは勇気がいるんだけど、思い切って入ってみましたと。

やっぱりすごく素敵な場所で、「とくにこの窓側の席がすごく落ち着くな、ホッとするな」っていう場所っていうのを見つけることができたりします。

そうすると、自分の波長の合う土地・場所っていうところであると、そこにやっぱり出入りしている人たちも同じ波長を持っている方がやっぱり多いので、たとえばそのカフェで働いているお姉さんとか、マスターとすごく気が合ったり、言葉数は多く交わさないんだけども、向こうも自分を受け入れてくれているような気がするし、嫌われていないなというか。

どっちかというと「歓迎されているな」っていう感じがするとなっていくと、その場所が居場所になっていくっていうことなんですよね。

だから、そういった感覚的な、自分に合った、「自己肯定感をあげましょう」っていうのは本道なんですけども、それって時間がかかるじゃないですかということを見れば、その「感覚」っていうものを見ていくことで、新たな居場所っていうのが見つかるんじゃないかなと思っております。

ということで、今日も最後まで聞いていただきまして、ありがとうございました。

根本でした。


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