平和主義な人ってほんとうは怒りんぼなの!?〜自分のことは自分が一番わからない〜

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「平和主義な人って実は怒りんぼ?相手の反応を気にし過ぎて考えすぎる人の裏にあるほんとうの自分とは?」

***

どうもこんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

ということで、今日は東京の家の方で撮影をしております。

めずらしいですよね。

初めて・・・初めてかな?もしかして。

ちょっと時間がありましたので、撮っておこうと思っておしゃべりしております。

外は暑いですね。

本当に真夏ですね。

熱中症とか、体調には気をつけてお過ごしいただきたいと思います。

今日は、「平和主義の人って、実は怒りんぼ?」っていうお話をさせていただきたいと思います。

よかったら最後までお聞きください。

僕たちは、自分のことが一番わからない、自分のことが一番見えないわけですよね、これはね。

でも、本当にすごく重要なので覚えておいた方がいいと思うんですけど、「自分のことは一番自分がわかっている」なんていうふうに思うと、とんでもない方向性を間違えちゃうことがありますね。

で、いろいろな経験とか、学んだり、それから人との関係の中で、「自分ってこういう人なんだろうなぁ」っていうことをなんとなく察知していくんですけども。

それも、やっぱりその接している人が、いろんなもう人種も違えば、価値観も違えばっていうところであれば、ある程度自分のことって、その中で見つけていくことができるんですけど。

たとえば、実際に昔こういう話があったんですけど。

大阪人のクライアントさんが来てくれて、話していると普通に面白いんですよ。

「大阪人やなぁ」みたいな感じになるんですけども、本人は「自分の周りが面白い人たちがいっぱいいるから、全然自分はおもんない」と。

「面白いこと、なに一つ言われへん。それで周りからちょっとバカにされたこともあるぐらいなんですよ」みたいなことを言ってるんだけど、やっぱり面白いんですよ。

「いやいや、めちゃくちゃ面白いと思いますけど」みたいな話をすると、「えぇ?そうですか?ほんまに?」みたいな反応なんですよ。

要は、自分が接しているコミュニティの中での基準になるわけですよね。

それくらい、僕らは「自分を知る」っていうことって難しいんですよ。

心理テストとかもいっぱいあるし、そういう性格診断みたいなツールっていうのがたくさんあって、信用できるものも多いと思うんですけども、やっぱりそのためにはやっぱり何十項目、何百項目っていうのが必要だし、やるタイミングが変わると、気分で結果が変わったりもするんですよね。

だから、やっぱり自分を知るって難しいです。

まぁカウンセリングを受けたらいいよっていう話に持っていこうとも思ったんですけども、それはあくまで、カウンセラーの目線から見た自分なんですよね。

だから、そういう意味では、本当に自分のことってわからないから、「一つの見方としては、こういう見方があるよね」「占いではこういうふうに言われるよね」とか。

「ストレングスファインダーでは、こういうふうな強みがあるってことがわかったよね」とか。

「根本さんはこういうふうに言ってたよね」っていうふうな中で、なんとなく自分というものを把握していく。

「こうだ!」って決めつけるのは危険だよと。

まぁちょっと本題から関係ないところを、最初に話しちゃったんですけども。

そういうような背景っていうのが、まずあった上でなんですけども。

成長していく上で、僕たちっていうのは、その環境に合わせて、自分というのを変えていきます。

で、その変えていくということは、適応能力だったり、順応性だったりして、すごく大切な能力なんですけども。

それによって、逆に抑えつけられてしまうというのもけっこうあったりするんですね。

今日は、ちょっとタイトルにも入れてますけど、平和主義っていうのは、元ネタがそうだったのでそういう話なんですけど。

だから、平和主義を例にお話させてもらうと、もともと本当に平和主義な人っていうのもいるんだろうと思うんですけども。

その人は、それが幸せなので、そこにあんまり問題っていうのは感じないんですね。

そこに、なにか人間関係の軋轢というか、いき違いとか、ストレスとかっていうのを感じるっていうことは、「平和主義って、もしかして後からつけられたものなんじゃない?」っていうふうな見方っていうのができるんですね。

で、ちょっとそのプロセスを簡単にお話すると、たとえばもともとめちゃくちゃ情熱的で、むしろ癇癪もちだったり、怒りんぼだったりするとするじゃないですか。

でもそうすると、親から怒られますよね。

「ダメよ、そんなことしちゃ」みたいな感じで、抑えますよね。

で、自分としても、それ自体もしんどいんだけど、周りの人に嫌われるとか、相手にしてもらえなくなっちゃう、怒られるっていうふうに思うと、その情熱的な部分っていうのを我慢しようとするっていうことになるんですね。

周りを見て抑え込んだりとか、「自分はもうそういうことはダメなんだ」っていうことで、情熱を消していこうということをしていくわけですね。

これも処世術って言えば、処世術なわけですよ。

で、そうやって育っていく中で、どんどんどんどん自分の怒りを抑圧していく、情熱を感じないように封印していく。

つまり、これは「麻痺させていく」っていうことなんですけど。

そうすると、怒りを感じなくなって、情熱を感じなくなったりっていうふうにしていくんですね。

でも、やっぱり周りを見て、自分の態度を決める「他人軸」な行為とか、人に嫌われないようにとか、あるいは怒られないようにっていうふうにする気遣いっていうのは、継続していく。

それがなくなったら出てきちゃうから、その怒りが。

だから、その習慣だけが残っていく。

そうすると、思春期を迎える頃には、自分がもともと情熱的であったことすら忘れちゃって、「もともと自分はおとなしくて、自分の意見があまりなくて、人目を気にして、いつもビクビクしてしまうキャラなんです。争い事が嫌いで、なにか揉めそうになったとしても、自分さえ我慢すればいいやって思うようになりました」っていうふうにして育っていくわけですね。

だから、そうすると、周りから見れば、普通に知っている人から見れば、「怒らないよね」とか「平和主義だよね」なんていうふうに言われたりするようになるわけですね。

僕のクライアントさんも、そういう方がいらっしゃいますし、友達から、たとえば「『そこは怒った方がいいんだよ』って、上司にしろ、彼氏にしろ、『ちゃんと怒りなよ!』っていうふうに言われるんですけど、怒り方がわからないんですよ」なんていうような方も実際いらっしゃいますし。

僕のブログでは、似たような話をいっぱい書いてて、youtubeとかVoicyでもしゃべっているので、「そっか、私は怒ってるんだ」と思って、お恨み帳を書いてみようと思って書いてみるんだけど、全然言葉が出てこなかったりとか、全然怒りが出てこないっていうことになるわけです。

まぁそりゃそうですよね。

昔々は「絶対ダメだ!」って言って、抑圧して麻痺させてきたわけですから、そう簡単にそこにアクセスするということは難しいわけですよ。

で、これは平和主義のお話なんですよ。

だから、平和主義の人は、もしかしたら怒りんぼかもしれないよ、情熱的な人かもしれないよっていうお話なんですけど。

ただ、これっていろんなものに対して言えて、とくに才能とか魅力っていうのは、そんなふうにして隠されているっていうことが多いんですよ。

だから、本当はすごく情熱的で、仮にガンガンガンガン前に出たり、目立ちたがり屋なのに、引きこもって大人しくて、「私はいいから」って言ってるふうにしてたら、絶対人生楽しくないと思うんですね。

だから、やっぱり「自分らしい人生を生きよう」と思ったら、「自分自身を知る、取り戻す」っていうことが、やっぱり課題として出てくるんですけど。

そのためには、やっぱり自分の知らない自分っていうのが、出てくることがいっぱいあるんですよね。

けっこう今の平和主義的な話っていうのは、事例としては非常に多いです。

今回のネタ元さんだけじゃなくて、本当によくあちこちで、そういう事例っていうのをいただきます。

それから、けっこう意外によくあるのが、「理想主義」とか「完璧主義者」、この人たちは実はもっと「自由人」なことが多いみたいなこともあります。

すっごい自由なんだけど、その自由にしてたら怒られたから、なんか理想とか答えとか完璧さっていうのを求めるようになったみたいな話ですね。

っていうふうに、これは一般論なので、みんながそうだとも言えないですし、またその程度も違うので、参考程度にして聞いておいて欲しいんですけども。

そういうふうに、本来の自分のまま好きに振る舞ってたら、なんか都合が悪いことがあって、それでそこを抑圧することによって、違う人格・真逆の人格っていうのを作り出してきて、それがいつしか板について、「自分っていうのがそういう存在なんだ」っていうふうに思うようになる。

これも、もちろん別に偽物っていうわけじゃないんですよ。

偽物じゃないんですけども、そうじゃない部分が本当はすごい強いんじゃないですか?と。

ここを取り戻す鍵っていうのは、いつも話してるんですけど、「自分軸」ってことなんです。

まず、「私は私。人は人」

ここで、自分と相手を切り分けるということが、やっぱりすごく大事で。

その上で、自分というものを見つめ直していく。

カウンセリングを利用されるっていうのも、大変おすすめなんですけども。

自分のことは自分がわからないから、自分の知らない自分がどっかにいると。

だから、たとえばパートナーシップでも、人間関係でも、仕事でも、親子でも、なにか問題があるとするならば、「本当の自分じゃないんだよね」っていうふうに考えてもらえるとありがたいんですけど。

そうやって自分じゃない自分っていうのを、自分じゃない自分というか、「本当の自分」というのを見つけていこうとすると、自分という意識がどんどん広がって、そして「自分らしさ」っていうのを見つけていって、どんどんどんど楽になって生きやすくなってくる、やりやすくなってくる。

もちろん、そうすると成功もしやすくなってくるということで、今日のお話が少しでも参考になれば幸いです。

最後まで聞いていただきまして、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?