人に言えない過去をオープンにできる2つのアプローチ。

このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。

この話の元記事はこちら!
「人に言えない過去を持つ私がもっとオープンになるにはどうしたらいい?~2つの意識で世界を変えてみる~」

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どうも、こんにちは。

カウンセラーの根本でございます。

いつもお聞きくださいましてありがとうございます。

引き続きお届けしております。

別々のネタでございますけども、よかったら今回も聞いていただけたらなと思うんですけど。

今日はというか、今回は「人には言えない過去とか、そういう恥ずかしいと思ってる恋愛っていうところをもっとオープンにするにはどうしたらいいのか?」っていうお話をしていきたいなと思います。

今日もブログのネタを元にお話させていただいてるんですが。

たとえばカウンセラーになりたいという気持ちがある、人の役に立ちたいっていう気持ちがある、その時に自分のそういう過去の傷というか、人にはちょっと言いたくないなと思う過去が誰かの役に立ったりとか、誰かの力になるということはわかってるわけですね。知ってるわけですね。

でもやっぱりそれをオープンにするっていうのが怖い、恥ずかしいし、かつての仲間とか友達に知られたらめちゃくちゃ嫌だっていう気持ちになってしまうと。

これはうちのお弟子さん制度はもうすぐ3年になるのかな、早いですね。

スタートして3年ぐらいになりますけども、めちゃくちゃよく出てくるお弟子さんからの相談ですし、悩みなんですね。

でも、なんかそれをみんなある程度の人は超えていってる。

で、自分のことを赤裸々にオープンにしゃべってたりする。

そしてそんな赤裸々に語ってる人ほど、なんか人気者になってたりするっていう現実っていうのがあります。

なので無理やりそういった話したくないとか、言いたくないとか、恥ずかしい過去をさらけ出すことっていうのが正しいわけじゃないので、そこは誤解していただきたくないんですけど。

なにが大事かっていうと、要は書いてもいい、オープンにしてもいいよ、人にしゃべっても大丈夫っていうぐらいの、自分の過去の恋愛っていうか過去に対する意識が変わったから、オープンにできるっていうことなんですよね。

じゃあどうやったらその恥ずかしい過去っていうもの、人に言いたくない、言えない過去をオープンにできるようになるのかっていうところで、今日はこの二つの意識っていうところをお話をさせてもらえればなと思っております。

カウンセラーを目指したいっていう方だけじゃなくて、たとえばパートナーとか、好きな人、気になる人ができた人に、自分の過去をオープンにするっていうことだったりとか、人間関係・友達関係の中で、「実は私昔こうだったんだ」みたいなことを言えると、すごく楽になってお互いの距離感が縮まりますよね。

なので別にカウンセラーとかコーチとかそういった仕事に就くという目的だけじゃなくて、人間関係を円滑するとか、あと話せないことがあるとやっぱり気持ちが悪いっていうような、そういった思いを感じの方には今日のお話は役に立つんじゃないかなと思っています。

で、その二つの方法っていうのはどういうことかと言うと、自分がそういった過去、自分の恥ずかしい過去とか、人に言いたくない過去っていう恋愛とかをオープンにするとなったら、やっぱりすごくハードルを感じてるわけですね。

今の自分ではちょっと飛べないなっていうハードルがあって、それを超えると人に言ってもいいかな、オープンにできるなっていうところなんですが。

なのでその二つのアプローチっていうのは、「ハードルを低くする」っていうアプローチと、もう一個は「ハードルを超える」っていう、ジャンプ力をつけるっていうことと、この二つの方向性がありますよね。

つまりハードルを下げて、自分のジャンプ力も上げて、それぞれがちょうどいいところを超えると飛べるようになるよねっていうお話なんですね。

そのためにまず一つ目、ハードルを下げるっていうお話をすると、これは一言で言うならば「過去の自分を許す」っていうテーマになります。

これは言うのは簡単、やるのはめっちゃ難しいみたいな感じなんですけども。

これは「手放し」とか「許し」っていうところのジャンルで、そういう本も書いておりますので、よかったら読んでいただけたら。

またセミナー動画も出してますので、よかったらそちらもチェックしていただければなと思うんですけど。

過去の自分を許せないとか、過去の自分を恥ずかしく思うっていうことは、少なからず皆さんも体験されたことがあると思うんですね。

で、客観的に見ればまぁまぁ許されるかなと思うことも、自分自身がどうも許せないっていうようなこともやっぱりあります。

で、この過去が許せないとか、過去の自分の出来事っていうのが恥ずかしくてちょっと言えないみたいな状態になってるっていうのは、専門的というか心理学的に見ると、それは「過去にまだなってないんだよね」っていう表現をします。

それはたとえば10年前の出来事であったとしても、今も生々しくその体験をし続けてるからこそ、それが過去の出来事ではなくて今起きている出来事のように心が捉えてしまってるからこそ、言えないっていうふうになるんですね。

ここがポイントでございます。

だから言えないんですよ。

なので、簡単に言えば「過去を過去としてちゃんと扱いましょうね」っていうことで。

これを僕は「過去のカプセル化」なんていうふうに言って、本の中でもそのように紹介してると思うんですが。

過去を過去として意識する。

現在とその出来事・その過去に線引きをするっていう意識で、その出来事を見つめ直していくっていうことなんですね。

で、そのためにどうやったらいいのか?っていうと、さきほど言いました、過去になってないということは現在進行形なので、過去と現在が連続してつながってしまってる状態なんですよね。

それを切り替える意識を持つためにおすすめしたいのが、「過去のその時の自分っていうのと今の自分を向き合う」っていうイメージをしてみるんですね。

タイムマシーンに乗って当時の自分に会いに行く、みたいなふうにイメージしてみたりとか。

今の自分から当時の自分にお手紙を書く、みたいな感じ。

そうすると当然そこは向かい合うっていう姿勢になりますよね。

これは連続しているとそのイメージってなかなかできないんですけども、実際過去の過ぎた出来事であれば、そういうふうに過去の自分っていうものを意識して向き合うことで、「あ、これはもう過ぎたことなんだ」って自分自身に教えてあげられるっていう効果があります。

だからその過去の自分と向き合って、そして過去の自分を乗り越えていくみたいなね。

まぁ乗り越えていくはちょっと高尚な表現だな。

向き合っていくだけで、「あ、これはもう過去のことなんだ」っていってカプセル化が完了していくようになります。

そうすると「いや、あの時まだ自分は若かったんだよね」とか、「あの時の自分は本当に無知だったよ」みたいな感じで客観的にその出来事を捉えることができるので、そうするとまだオープンにしやすくなっています。

つまり「当時の私と今の自分って違うんだよね」っていうことが自分で意識できてるので、そのことをオープンにするっていうことに抵抗が減っていく。

つまりハードルが下がっていくっていうところが、一つ目のお話なんですね。

で、二つ目のそのハードルを超えていくジャンプ力っていうのはどういうことかって言いますと、「なぜオープンにしたいのか、なぜ伝えたいのかっていうことの目的意識を持つ」。

つまりそれは与えるっていう意識っていうところにもつながります。

たとえばカウンセラーとして、自分の過去のちょっと人には言えないような恋愛っていうことをオープンにする・開示するっていうことで、同じような恋をしてつらい目に遭っている、そんな人たちの希望になりたい、救いになりたい、助けたいっていう、その与えたい気持ちですね。

その与えたい気持ちがあると、そのハードルを超えていくジャンプ力っていうことをつけさせてくれるわけですね。

心理学の世界、とくにヒーリングの世界ではこういう言葉があります。

「自分の痛みよりも相手への愛を優先しましょう」っていうね。

自分の痛みに足を引っ張られて自意識過剰というか、自分ばっかり見つめるのではなくて、相手に対する愛の気持ちを優先しませんか?っていう提案があるんですね。

そうすると、その痛みを超えて与えていくとか、痛みを超えて愛していくっていう表現になるんですけども、それだけ自分が自分のことをオープンにしたり、たとえばパートナーに過去の自分の恋をオープンにする。

それはなぜかって言うと、2人の関係をもっと良くしたいから、彼との関係をもっと幸せにしていきたいからこれをオープンにするっていう目的であり、与える意識っていうことになるわけですね。

そうやって与える意識っていうところを持つことができればできるほど、痛みを超えていくっていうことができるので、これがハードルを超えるジャンプ力をつけるっていうことになっていくわけでございます。

なのでハードルを下げる、そのハードルを超える力をつける、これがこの今日お話した二つの目的なんですが。

これがもちろんオープンにしなきゃいけないかどうかっていうのはちょっとまた別の問題だし、自分をオープンにしたいんだけどできないっていう場合は今日のお話を参考してもらえばと思うんですけど。

このハードルっていうのが、じゃあいろんなところにない?みたいなところが、次のテーマになってくるんですが。

たとえばカウンセラーになりたいとか、パートナーともっと親密になりたいっていうことで、過去の自分を許していく、オープンにしていくということなんですけども。

じゃあ職場とか、プライベートな友達の中でもどこか秘密主義になってしまって自分を隠したりとか、あとやっぱり恥ずかしいと思って隠してる過去って、自分いじめがめっちゃ起きてるんじゃないかなと思うんですよ。

だってあの時の自分が恥ずかしくて許せないってことは、相当自分で自分を罰してるっていうことにならないかな?と思うので、今日のお話っていうのはその関係性を良くするとかだけじゃなくて、自分自身との仲直りという意味でもすごく重要な視点になるんじゃないかなと思っております。

ということで、今日はこの辺で失礼したいと思います。

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