自己肯定感が上がるとめんどくさいことが増える!?
このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。
この話の元記事はこちら!
「自己肯定感があがってきたら「めんどくさいこと」が増えてしまいましたー!~その行動にくっついてる感情に注目してみる~」
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どうもこんにちは。
カウンセラーの根本でございます。
いつもお聞きくださいましてありがとうございます。
ということで、今日は東京・神田、神保町にあります、ブックホテルというところにお邪魔させていただいております。
この部屋、ちょうど4月17日までコラボルームということで、僕の本をいろいろ並べていただいていたりとか、それからなんかいろんな癒しグッズがあったりとか。
で、ブックホテルなので、ロビーからいろんな本を持ってきて部屋で読んでもいいよっていう仕組みになってますし、各フロアのエレベーター前とか横にも本が並べられていました。
本好きの方には本当にすごいなと。
で、今ちょうど現在コラボルームというのは、寂しさ本の方を出させてもらった時の、清流出版さんが企画してくださいまして。
で、今日お邪魔させているというところでございます。
4月17日までやってますので、「じゃらん」の方で検索していただけるといいかなと思います。
で、こちらの配信はまた別の話をするんですけども、「自己肯定感が上がるとめんどくさいことが増えますよ」っていう話をさせていただきたいと思います。
よかったら最後までお聞きください。
また、フォローとかチャンネル登録もよろしくお願いします。
で、自己肯定感が上がるっていうことは、なんかすごくいいことばっかりが増えるような気がしますし、実際にはいいことがめっちゃ増えるんですけども、とある問題がそこにもやっぱり実は出てきまして。
「なんかめんどくさいな」っていう気持ちになることが増えるよと。
みんながみんなっていうよりも、そういうことがあるよっていうのは、これはぜひ押さえておかれるといいかなと思って、今日はネタにさせていただきました。
これは昨日のブログに基づいてお話をさせていただきますので、よかったらブログの方もチェックしてください。
で、自己肯定感が上がると、今まで人に気を使いすぎてたとか、それから人のためを思ってよかれと思って犠牲をしていたりとか、我慢してたりとか、自分に鞭を打って動いてたりとか、頑張らなきゃ!みたいな感じで自分を追い詰めてたような部分っていうのが、だんだんできなくなるんですよ。
だから、たとえばお部屋のお片付け・お掃除とかにしても、仕事の書類をなんかを作るみたいな作業にしても、今までだったら普通にできてたように感じるんだけども、実はだいぶ頑張って無理してやってましたみたいなね。
家族のためにやってたとか、誰かのために頑張ってたとか、そういったことって皆さん少なからずあると思うんですけども。
もちろんそれが悪いことじゃないですよ。
すごくいいことなんですけども、ちょっとキャパオーバーというか、しんどい時にも無理して頑張ってたりとか、やりたくないのに「やらなきゃいけない」と思い込んで無理してやっていたりとかっていうことが、少なからずあると思います。
とくにいい人をやってきたような方は、そんな傾向があるのかなっていうふうに思うんですけども。
これが実は我々の中の1つのトラップというか、問題になっているところでして。
で、自己肯定感が上がると、そういった「無理」っていうのができなくなるというか、したくなくなるんですね。
たとえば、「部屋の掃除をしなきゃいけないな」と思ってても、「いや、今日は疲れてるからな。もうちょっとゆっくり、もうちょっと休みたいな。ゴロゴロしておきたいな」みたいな気分の時ってありますよね。
で、自己肯定感っていうのは、その自分の気持ちを肯定してあげることを受け入れてあげることだから、別に掃除をしちゃいけないってわけでもないし、ゴロゴロしてなさいっていうわけでもないんですよ。
で、「あ、そっか。それだけ疲れてるんだな」って自分のことを受け入れた時に、「なんか掃除しなきゃいけないんだけど、難しい。無理。めんどくさいなぁ。ちょっと無理だなぁ」みたいな感じの思いが出てくるんですね。
要は、過去の自分の思考パターンっていうのがまだ残ってて、昔の自分、ちょっと前の自分だったら、ここで「よいしょ」って言って、自分に鞭をバーンって入れて、頑張れ!みたいな感じで部屋の掃除をしていましたと。
でもそれって自分いじめだよね、自分のことを大事にしてないよねっていうことに気づいたあなたは、「そこまでしなくてもいいじゃん」みたいなふうな気持ちになってくるんですね。
で、その時に感じる気持ちっていうのが、「めんどくせぇな」っていうことだったりするわけです。
つまり、今までできてて、頭ではやらなきゃいけないと思ってて、やった方がいいっていうふうに考えてるんだけど、自己肯定感が上がったために、「いやいや、しんどいやん。休もうよ」みたいな声が無視できなくなって、なんならそっちの方を尊重したくなった時に、「お掃除しなきゃいけない」っていうのと、「いやいやいやいや、ゴロゴロしたい」っていう気持ちのギャップっていうのが出てきて、それが「めんどくせぇ」っていう思いになるんですね。
で、これがお掃除だけではもちろんなく、それまで犠牲してた、我慢していた、人に合わせていた、人目を気にしていた、そういった無理してた部分っていうのが、自己肯定感が上がると無理が効かなくなるというのはちょっと違う表現なんですけど、無理するのが嫌になるんですね。
頑張るのが嫌になるんですよ。
頑張りたいときに頑張るのはいいんだけども、頑張りたくない時にはやっぱり頑張りたくないわけですよね。
っていうことが肯定できるようになるので、「めんどくさいこと」っていうのが実は増えていきます。
似たような変化って他にもあって、こちらでもちょこちょこご紹介してると思うんですけども、今まで好きだと思ってたことが好きじゃなくなったりとか、今までやりたいと思ってやってたことが実はそうじゃないかもしれないと思い直したりとか。
自分が本当に今まで犠牲的に無理して頑張ってきたほど、自己肯定感が上がれば上がるほど、なんのやる気もなくなっちゃったと。
なんか無気力になっちゃったみたいな方っていうのも、実はいらっしゃるんですよね。
そんなふうに、自己肯定感が上がるといいことばっかりだっていうふうなイメージをお持ちの方は、たとえばめんどくさいとか、やる気がなくなるとか、できなくなるとかみたいなことを知ると、すごく嫌な気分になると思うんですが、でもこれも、「まぁしゃあないことよね、そういうもんよね」っていうことで受け止めていただければいいかなっていうふうに思います。
で、自己肯定感っていうのが上がっていく段階では、このめんどくさいことっていうか、なんでもそうなんですけど、過渡期なんですね。
だから、このまま一生掃除ができなくなるわけではなく、今まで溜まってた疲れとかしんどさみたいなのが出てきてしまったんですね。
それが出てきてしまったことにより、なかなかうまくいかなくなってるっていう、めんどくさくなっちゃったっていうのが、今の現象だったりするわけですよ。
なので、そこはあまり気になさらずというか、心配せずに、自分と向き合っていただけたらいいんじゃないかなっていうふうに思う次第でございます。
ということで、いろんな自己肯定感が上がっていった時の変化ってたくさんあるんですけども、一見ネガティブな感情として出てくる時期がありますと。
で、これは過渡期なんだと。
自己肯定感が上がっていった時に、今まで無理して頑張ってたことができなくなっちゃった、やりたくなくなっちゃったけど、頭の中ではやらなきゃいけないと思ってる。
その「ギャップ」っていうのが、しんどいとか、めんどくさいっていうふうに出てきますよと。
で、たとえばそのめんどくさいっていうことに対して、そこで鞭を打って動かさなくても別にいいんですけども、そのめんどくさいと思ってる自分をさらに受容してあげるっていうことが、ここでのテーマでもございまして。
それだけ頑張ってきたんだよね。
それだけ無理してきたんだよね。
もしかして精神的にすごい疲れてるんのかもしれないよね。
本当に頑張ってきたよね。
っていうふうに、自己受容、自分を受容してあげるっていうことを、今はすごく大事にしてほしいんですね。
そうやって自分を受容していくことによって、自分がどんどん楽にもなっていくんですけども、自分自身がよりアクが抜けるというか、無理しなくなっていって、楽になっていって、そうすると本当にしたいこととか、あるいは本当にすべきタイミングで動けるようになるんですよ。
たとえば頭で考えてやらなきゃっていうふうに思ってる人は、ルーティーワーク化してしまってる場合もありますけど、したいのか・したくないのかわからずにやっちゃってるっていうことも多いんですね。
人に気を使ったりとか、我慢したり、犠牲するっていうことが当たり前の人は、「今から犠牲するぞ!おー!」ってやるわけじゃなくて、気が付けば犠牲してるし、気が付けば人に気を使っている、気が付けば無理をしているっていうような状態なわけですよね。
だから、自分自身がそうとは気づいてないところで無理してた部分が、自己肯定感が上がっていくことによって気づいてくるわけです。
で、そのサインっていうのが無気力だったりとか、やる気がなくなっちゃうってことだったりとか、めんどくせぇっていう気持ちなんですね。
だから、そのめんどくさい自分っていうのを受け入れてあげて、「今までよく頑張ってきたね」って言って自分で自分をハグしてあげて、そして自分を労っていくと、だんだん無理してた古い考えとかも変わっていきます。
それから人に気を使ってたみたいな、無意識にやってたことにも気づけるようになるし、やめられるようにもなっていくので、どんどんどんどん自分が自分らしくなっていくのかなと。
だから人間関係も楽になるし、仕事も楽になるし、生き方そのもの自体が楽になっていくんですよね。
で、そういった生き方を変えていく時っていうのは、やっぱりその過渡期っていうのがありますよね。
川から海になるときに汽水域って言って、塩水と真水が混ざった状態がありまして、そんな状態なんだなっていうふうに思っていただければ幸いでございます。
ということで、今日は最後まで聞いていただきまして、ありがとうございました。
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