頭で考えて決めると後悔しやすい?不満や愚痴をこぼしがちになる?
このnoteは下のブログを元にvoicy / youtubeでお話しした内容を文字起こししているものです。
この話の元記事はこちら!
「なぜ男性は仕事の愚痴をよくこぼすのか?そして、なぜそんな自信のない男を好きになるのか?」
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どうもこんにちは。
カウンセラーの根本でございます。
いつもお聞きくださいましてありがとうございます。
ということで、今日も暑い東京でございますけどもね。
ちょっとジメッとしておりますけども、皆さまのお住まいの地域はいかがでしょうか。
今日は、男性に多い話、でも女性もけっこうありますよと。
「頭で考えて選んでみると、後から後悔しやすいんですよね」っていう話をお届けしたいと思います。
よかったら最後までお聞きください。
今日も、ブログでいただいたネタを元に、お話をさせていただいてるんですけども。
頭で考えることが悪いっていうことを言いたいわけじゃないことを、最初に言っておきたいなと。
頭で考えて選ぶことは、必ずしも悪いわけじゃないよっていうことでもあるんですけども。
ただ、頭で考えて選ぶと、心がついてきてないことっていうのが多いんですね。
たとえば、「ここはこうした方がいいだろう」って考える。
「ここはこうすべきだろう」って考える。
「ここはこうしない方がいいんじゃないか」っていうふうに考える。
それによって、もの・人・ことを選んでいくとするじゃないですか。
で、そうすると、「自分の心はそれに納得しているかどうか?」っていうのがわからないことがあるんですね。
で、心が納得している、心と頭が一致していれば、別に問題にはならないんですけども。
そこが不一致だと、後から不満を抱えたりとか、愚痴っぽくなったりとか、「やだなぁ」ってなったり、後悔したりっていうことになりやすいっていうのが、今日のお話でございます。
皆さん、心当たりありますでしょうか。
たとえば、服を買いに行って、「あ、これ可愛い」と思ったワンピースがあったとするじゃないですか。
でも、お値段を見て、「うわ、ちょっと高いな・・・。でもすごく良い・・・でも高いな。でも、今月厳しいからな」って考えてやめたとする。
家に帰ってから、「あぁ・・・ちょっと頑張って買っておけばよかったな」って後悔するとか。
あるいは、「高いからもっと安いのにしよう」と思って、「さっきのが良かったんだけど、こっちにしておこう」って妥協して買ったワンピース。
たしかに、悪くはないですよ。
悪くはないんですけども、それを着て幸せな気持ちになるか?っていうと、「あっちの方が本当に良かったんだけどな」っていう気持ちがあれば、やっぱり後悔しやすかったりとか。
「なんかこれアレが気にいらない」ってふうになったりする。
これは、今わかりやすい例で服の例を挙げたんですけど、これが仕事そのものを選ぶとか。
あるいは、恋人を頭で考えて選ぶ、最近ちょいちょいあるんですけども、ということだったりとか。
家もそうですよね。
で、あるクライアントさんが最近引っ越したんですけど、もう完全に利便性を重視して、結局仕事であんまり家にいないから、「もう寝るだけの場所でいいだろう」みたいなふうにして、家を決めちゃったと。
で、気持ちは?って言うと、正直そんなにテンション上がってないと。
でも、家賃も抑えられたし、悪くはないって言って、家を引っ越しましたと。
で、住み始めた初日から、やっぱりいろいろ不満が出てくるらしいんですよ。
日当たりがとか、あるいは設備がとか。
あるいは、その部屋の間取りというか、サイズというかだったりとか。
で、たしかに仕事に行って、家にいる時間はたしかにないんですけど、休日は家にいるよねみたいな状態だったりとかして、早速「もう引っ越したくなってます」みたいなことをおっしゃってる方が、たまたま最近もいたんですけど。
たしかに、頭で考えると、理性的なのでけっこう理屈が通ってたりとか、あるいは、すごく機能性というか、利便性だったりとかっていうのが、悪くないわけですよ。
納得できるわけですよ。
でも、「心はどうなのか?気持ちはどうなのか?」っていうふうに思うと、やっぱりついていってないんですよね。
パートナーシップでも、けっこうこういう問題ってあるんですよ。
そんなに彼のこと好きじゃなかったんだけど、好きじゃないってほどじゃないんだけども、そんな猛烈にエネルギーがあったわけじゃないんだけども、長いこと付き合ってるし、悪い人じゃないし、いいかなぁと思って結婚しましたと。
でも、全然盛り上がりはない。
ハッピーじゃないと言いたくはないけども、でもちょっとハッピーじゃないかもしれない、みたいなね。
っていうことで、どうしましょう?っていうカウンセリングがあったりとか。
で、とくに、理性的な人、男性も女性もそうです。
とくに男性のが多いんですけども、やっぱり頭で考えて選ぶことっていうのが多いと思うんですよ。
で、「こうすべきだ、こうした方がいい」って、たしかに間違いじゃないんですよ。
たしかその方がいいことはいいんですけども、やっぱり気持ちがついてきてないと、選択ミスっていう言い方は、ちょっと酷かもしれないんですけども、やっぱり心がついてきてないので、ちょっと自分が望む方向というか、思ったようにならないんですよね。
だから、愚痴が出てきたり、不満が漏れてきたり、後悔したりっていうことになっちゃうわけですよ。
だから、僕の提案っていうか、とくに大切な決断ほど、やっぱり「心に従おうよ」っていう。
「7日間で決められる人になる」という本を書いてるんですけども。
やっぱりそれは、「心で決めていきましょう」って。
「最終決断は気持ちですよ」っていうことを、訴えた本なんですね。
でも、やっぱり頭で考えると、なんか違うと思っちゃったりして葛藤するんですけども。
心で選んで、頭が違うっていう方が、その逆よりも、後悔はしないんですよ。
愚痴も不満も出てこないんですよ。
出てきづらいって言うほうがいいかな。
だから、やっぱり頭で決めるっていうことは、悪いことじゃないですけども、でも、重大な決断ほど心で決めた方がいいのかなと。
だから、ものによると思うんですよ。
自分にとって大切なものは、やっぱり心で決めた方が絶対いいと思います。
でも、そんなに重要度が高くないものに関しては、別に頭で決めても、そんなに重要度が高くないから後悔したりとか、愚痴を言ったりとかということはなくなるんですね。
だから、皆さんがどのように物事を決めるか、自分の気持ち、心で納得したところで決めましょうと。
本当に僕自身の話になりますけど、やっぱりそれをすごく大事にするようになりました。
昔はけっこう頭で選んでたんですけども、やっぱり気持ちで選ぶ、感覚で選ぶっていうことをすると、やっぱりいいんですよね。
今年、東京に家を借りたんですけども、その家もたしかに100点満点じゃないんですけども、やっぱり雰囲気とか、部屋に入った時の感覚・気持ちだったりとか、そういうものを考慮して、このセミナールームからの近さもそうですけど、そういうのを考えたというよりは、感じた。
「いいな。ここ好きだな」って思ったから借りて、やっぱり後悔は全くないんですよね。
問題点はないことないんですけども、でも十分だなっていう満足感っていうのが得られます。
そういう選択っていうのをすごく大事にしてるんですけど。
でも、時々やっぱり仕事なんかにしても、頭で選んじゃうこともあって。
そうすると、「やっぱり受けなかったらよかったか(苦笑)」みたいな、そういう仕事もけっこうあったりするんです、正直ね。
だから、まだ僕も十分できてないんですけども。
ただ、頭で考えて選ぶことも悪くないんだけどでも、大事な決断ほど、自分の気持ち・心を大事にした方がいいんじゃないの?っていうのが、今日のお話でございました。
参考になりましたら幸いでございます。
ということで、いつも本当に最後まで聞いていただきまして、ありがとうございました。
根本でした。
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